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ここで差がつく!保育園で役立つ子どもの 鼻のかみ方 を看護師が簡単解説 

鼻かみ
子どもの 鼻のかみ方 を知っていますか?保育園では子どもの鼻水を拭いたり、鼻をかんだりするのが日常茶飯事。今回は新卒保育士さんにもわかりやすいように、看護師の私から子どもの 鼻のかみ方 のポイントをお伝えします。保育園で役に立ててくださいね。
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1. 保育園でも鼻水の放置はNG!

保育園で集団生活をしていると、子どもが風邪をひくのは日常茶飯事
さらに今のような寒い時期、鼻水を垂らしながら登園する子どもも多いのではないでしょうか。
「鼻水ぐらい大丈夫でしょ…」と鼻水をずっと放置してしまうと、副鼻腔炎や中耳炎などの感染症を引き起こす原因や、皮膚トラブルになることも…
保育園でも、鼻水が垂れていたり、すすっている子どもがいたら、こまめに鼻をかんで外に出してあげることが必要です。
 鼻のかみ方 には個人差があり、自分でうまくかめない子どももいますよね
そんな子ども達には、保育士さんのフォローが必要です。
新卒保育士さんは、まだ経験が浅く、子どもの 鼻のかみ方 がわからない方も多いと思います。
でも大丈夫!
子どもの 鼻のかみ方 のポイントを理解すれば、すぐに身につきますよ
新卒保育士さんの参考になればうれしいです。

2. 子どもの 鼻のかみ方 のポイント

つぎに具体的な 鼻のかみ方 のポイントを解説します。
子どもの鼻はデリケートなので、しっかりとポイントをおさえましょう!

【強く鼻をかまないように注意!】

子どもが強く鼻をかんでしまうと、鼻血が出てしまったり、耳が痛くなる原因になります。
ポイント!
・ティッシュを持って、やさしく片方の鼻の穴を閉じ、左右交互に鼻をかむ
・「フン、フン」と小刻みに鼻から息を出すようにする
子どもには「お口をとじて、お鼻からフン、フンとゆっくり息を出してみようね」と声をかけてあげましょう。
まだ 鼻のかみ方 が分からない、小さな子どもには保育士さんがお手本をみせてあげると分かりやすいですよ

【皮膚をこすり過ぎない】

子どもの皮膚はとてもデリケート
鼻水での刺激や、強く鼻の下を強くこすることで鼻の下の皮膚を傷つけてしまいます
子どもも鼻の下が痛くなってしまうと、つぎから鼻をかむのがイヤになってしまうことも…
ポイント!
・やわらかいティッシュで鼻を拭く
・力任せに鼻を拭かない
あまりにも鼻の下が赤かったり、かぶれている場合は、保護者に受診をお願いしましょう。

【鼻の中にティッシュを詰めない】

鼻の中にティッシュを詰めて、無理に鼻水をかき出そうとすると、鼻の中の粘膜や血管を傷つけてしまい鼻血が出てしまうこともあります。
かならず、鼻水は鼻をかんで出すか、拭き取るようにしましょうね。

【0~1歳の赤ちゃんの場合】

0~1歳の赤ちゃんは、自分で意思表示をすることが難しいです。
保育士さんは、子どもが鼻水で苦しそうにしていないかを観察して、鼻水を拭いてあげましょう。
赤ちゃんの鼻の穴は小さいので、綿棒でクルクルと拭ってあげるとスッキリしますよ。
ポイント!
・やわらかいティッシュで、やさしく拭き取る
・綿棒をつかうときは、鼻の奥に綿棒が入らないように短く持つ
・赤ちゃんの鼻が「ブヒブヒ」「フガフガ」言っていたら鼻詰まりの合図

3. 正しい 鼻のかみ方 を身につけよう

今回は、新卒保育士さんに向けて子どもの 鼻のかみ方 のポイントをお伝えしました。
意外とむずかしいかも…と感じた新人保育士さんもいるのではないでしょうか。
子どもは、大人と比べて、鼻も皮膚もデリケートです。
力任せに鼻をかまないということを覚えておきましょうね。
保育園で、しっかり鼻水を出してあげることで、中耳炎や副鼻腔炎などの感染症予防にもなります。
正しい 鼻のかみ方 を身につけて、周りに差をつけましょう!!!

執筆者:瀬川知子(看護師)

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