

- 栗東市はどのような教育・保育の歴史を歩んできましたか?
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初の公立園の開園は、昭和29年(1954年)にまで遡ります。現在では法人立・公立併せて29ヵ園あります。また、栗東市ならではの特徴として「幼児園」の歴史があります。平成15年度(2003年)より、同じ小学校へ行く子どもに同じ保育を行うことを目的に、幼保総合化を実施しました。市内公立園幼稚園、保育園17ヵ園のうち10ヵ園が5ヵ園の幼児園として運営しています。
3、4、5歳を同じカリキュラムで保育する
「こども園」の先駆けとしていわゆる、「こども園」の先駆けですね。3、4、5歳児を同じ保育カリキュラムで保育したり、保育園・幼稚園の垣根を越えた混合クラスにすることで、人数格差の解消となり、子どもたちにとってはいろいろな友だちとの出会いが広がります。もちろん、保護者にとっても、知っている人が多いことは安心感にもつながりますから。実施当初は「人数が増えて大丈夫かな…」など、戸惑いの声も聞かれましたが。2、3年経過して、「やはり実施して良かった」との声が増えてきたのを実感しました。