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【2歳児保育】 イヤイヤ期 のNGな叱り方とは?「具体的」に伝えよう

2歳児イヤイヤ
2歳頃の イヤイヤ期 には、大人の思うように動いてくれないことも増えていきます。そんな時に間違った叱り方をすると、かえって逆効果になってしまうことも…。そこで今回は、 イヤイヤ期 のNGな叱り方例や、効果的な伝え方のポイントをご紹介します!
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1. イヤイヤ期 にNGな叱り方がある?

保育士を目指している皆さん、こんにちは!
 イヤイヤ期 というのを知っていますか?
子どもは2歳頃になると言葉が話せるようになる一方で、自己主張が増えて大人がして欲しいことに「イヤイヤ!」と反発する場面も増えてきます。
保育園でも、集団行動が予定通り進まずに保育者が困ってしまう場面もしばしば…。
そんな時に大人も余裕がなくなると、逆効果になるような叱り方をしてしまう可能性があります。
間違った叱り方で子どもも保育者も困ってしまわないためにも、
今回は イヤイヤ期 にNGな叱り方や伝え方のポイントをご紹介します!
ぜひ2〜3歳児の保育に役立ててみてくださいね♪
2歳頃になり、自分の感情を表現できるようになることは嬉しい成長の証です。
ですが、なかなか大人の思うように動いてくれないことも多くなります。
例えば、お散歩に行くのにクラスのお友だちと手を繋げず、走り回ってしまう。
お友だちの使っているおもちゃを取ってしまう。
着替えをせずに遊んでしまう。
危ない所に登ろうとする。などなど…。
そんな時についつい言ってしまうNGな叱り方があります。
NGな叱り方
・ちゃんとしてよ
・いい子にしてね
・〇〇しないよ
・早く
・はいはい
・ダメ!
などといった抽象的な叱り方です。
このように言われると子どもはどうしたらいいのかわからず、さらに泣いたり大人のしてほしいことの反対をしたりと逆効果になってしまうことがあります。
ただ慌てていたり、とっさにNG例のような叱り方をしてしまうことももちろんあると思います。
そんな時「私は保育士失格…」なんて落ち込む必要はありません!
正直なところ、私もついつい我が子にNG例のような言い方をしてしまうこともあります(汗)
でも大丈夫。次に保育者がどうしたら効果的に子どもに伝わるのか?をご紹介していきます!
そのポイントを意識するだけでもかなり保育が楽になるはずですよ。
頭の片すみに置いて保育に入ってみてくださいね♪

2. イヤイヤ期 には「具体的」に伝えよう

ずばり イヤイヤ期 におすすめの伝え方のポイントは「具体的」です。
先ほどご紹介した漠然としたNGな叱り方ではなく、より「具体的」にどうすればいいのかを伝えてあげましょう。
「お車が来ると危ないから、お友だちと手を繋いで隣を歩こうね。」
「おもちゃを使いたかったんだね。お友だちに貸してって一緒に言ってみよう!」
「どっちの服がいいかな?〇〇ちゃんが自分でお着替えするところ先生見たいな!」
「そこは危ないから登らないで、下の広い道を歩こうね。」
などと、保育者がより「具体的」にどうしたらいいのか伝えることがポイントです。
言葉だけではわからない場合は、大人がお手本を見せたり、一緒にやったりするのも効果的です。
すぐにできないことは、何回か一緒に練習に付き合ってあげましょう!
何回もすることで確実に上手になっていきますよ。
また、最初に子どもの気持ちを代弁してあげることも大切です。
「はいはい」「ダメ!」とあしらわずにまず「〇〇したかったんだね。」と言ってあげると、子どもは自分の気持ちをわかってもらえたと安心できます。
そのあとに「具体的」に正しい行動を提案してみてくださいね!

3.最後にほめることも大切♡

保育者が「具体的」に伝えることができたら、最後にほめてあげることも大切です!
「ちゃんとお友だちと手を繋いで歩けて偉いね!」
「貸してって言えたね!すごいね!」
「一人でお着替えできたね!すごいね!」
「ちゃんと広い道を歩けて偉いね!」
などとほめるときも、より「具体的」に伝えるのがポイントです。
ハイタッチなどのスキンシップや、「できたー!」と一緒に大人が喜ぶのもいいですよ。
また小さなご褒美を用意するのも効果的です。
できた時にシールを貼ったり、メダルをプレゼントしたり、大好きな遊びを一緒にするなども喜んでくれますよ。
子どもは日々成長していきます。
頑張ったあとに嬉しいことがあるとわかると、次ももっと頑張ろう!と思ってくれます。
ただ最初から完璧に、大人の望むかたちでできるのは難しいかもしれません。
それでも保育者は少しでもできたり、成長した部分を見つけてほめてあげてくださいね。
それを続けることで子どもの「頑張りたい気持ち」が育っていきますよ。
いかがでしたか?
今回は2歳児保育に役立つ イヤイヤ期 の伝え方のポイントやNG例をご紹介しました。
保育者だけでなく、家庭で イヤイヤ期 に悩んでいる保護者も少なくありません。
そんな時にはぜひ、今回ご紹介したポイントを共有してみてくださいね。
 イヤイヤ期 は子どもの急成長期でもあります。
言葉でのコミュニケーションがさらに上手くなると、次第に落ち着いていきますよ。
子どもと保護者、保育者と一丸となって乗り越えていきましょう♡
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執筆者:ほいコレ 編集部

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