【保育士 求人 大阪】託児所で働く場合の注意点とは？

対象児の年齢の幅が広いため臨機応変な対応力が必要

託児所は認可外保育施設に区分され、対象児の年齢に規定を設けていません。そのため保育園や幼稚園が未就学児までを対象とするのに対して、託児所は「保育を必要とする児」を預けることを目的とするため、就学児の保育を担当することもあります。

また保育園や幼稚園のように年齢別にクラスが分かれているわけではなく、ひとつの部屋で0歳から就学児までを見なければならないこともあります。このように対象児の年齢の幅が広く、同じ部屋に様々な年齢の子どもがいるという状況で保育をすることもあるのです。そのためそれぞれの子どもに合わせた、柔軟な対応力、臨機応変さが求められます。

24時間保育の施設もあり、自身の健康管理が必要

託児所では保育時間の規定もありません。そのため病院や介護施設併設の託児所、ベビーホテルなど、24時間保育を実施している託児所も多く見受けられます。保育園や幼稚園のように日勤のみではなく、夜勤もシフトに入ることになるため、保育士自身の体調管理も重要となります。

園庭がない場合は園外へ出る際の安全管理が必要

託児所に園庭がない所も多く、子どもたちを遊ばせるために近くの公園や広場まで歩いて連れていくことも少なくありません。園外へ出る場合は、危険を回避し子どもたちが安全に移動できるように、声かけや細心の注意を払うことが重要となります。

無資格のスタッフへの指導が必要

託児所は保育士資格を持っていなくても働くことができます。しかし、資格の有無に関わらず、子どもたちのケアや見守りを担うスタッフであることに変わりはないため、保育に当たっての注意点について指導やアドバイスを行う必要があるのです。

うつぶせ寝による事故や食べ物を喉に詰まらせる事故、鉄棒など遊具からの転倒など託児所でも様々な危険と常に隣り合わせです。スタッフ不足が要因となって起こる事故もあり、子どもたちの安全な託児所生活を支えるためにも、保育士資格を持つ人が周りのスタッフへの指導を徹底することも重要な役割だといえます。

一時預かり保育の場合は子どもが常に入れ替わる

大型の商業施設や歯科医院などに併設する託児所には、施設や医院を利用する保護者のための一時預かりという役割があります。そのため保育園や幼稚園のように毎日同じ子どもに接するということはほとんどなく、常に預かる子どもが異なります。

日々の情報収集やこれまで培ってきた保育力、コミュニケーション力をもとに子どもと接する力が求められる環境といえるでしょう。