みわ先生

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2026.7.15

みわ先生

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みわ先生

派遣保育士歴:1年
大阪府東大阪市 こども園勤務

#海外での挑戦
#Wワークが今の理想
#日本の保育の素晴らしさ

これまでと今の働き方を教えてください

保育の養成校で保育士資格を取得して、幼稚園教諭として働いたあと、ハワイや香港、シンガポールなど、海外でも保育の仕事をしてきました。

色んな国で子どもと関わるなかで、改めて日本の保育の良さを実感するようになり、今は早番の派遣保育士として働きながら、午後は療育施設で一対一で子どもと向き合っています。

自分が大切にしたいこと、これから深めていきたいことを考えたときに、今の働き方が一番しっくりきています。

褒められた一言が、原点

幼稚園の頃、近所のおばちゃんに褒められた記憶が、今でもクリアに残っています。

小さい子と遊ぶことが多かった私が、ある日、眠たそうな3歳くらいの子を「よしよし」していたら、すやすやと寝てくれたんです。それを見たその子のお母さんが「寝かせるの上手やね〜!」って、すごく褒めてくれて。

本当に小さな出来事ですが、その一言がすっごく嬉しかったんです。文集には、いつも迷わず「幼稚園か保育園の先生になりたい」と書いていましたね。

保育の答えを探しに、海外へ

新卒で幼稚園に就職し、年長クラスを任せてもらったり、憧れだったバスの添乗をしたり、毎日無我夢中で働いていました。

その中で、少しずつ自分なりの保育観が育っていきました。特に大切にしたいと感じていたのが、「遊び」の時間です。

「ここはこの色で塗ろうね」「目はここ描くんだよ」と教えるよりも、子どもの自由な発想を大切にしたい。想像もしなかった絵を描いたり、「どうしてアリってこんなに速いの?」と疑問を持ってじーっと観察する姿に、何度も驚かされました。

教えるのではなく、遊びや日常にあるもののなかから子どもが考える力を育むことの大切さ。

そんな保育を、もっと知りたい、もっと見てみたい。そう思うようになって、海外にも関心を持つようになりました。

父からよく言われていた言葉があります。
「百聞は一見に如かず。本物を見なさい」

この言葉も後押ししてくれましたね。

「保育士はこうあるべき」が崩れた日

最初に海外で働いたハワイのプレスクールでは、先生たちのキラキラしたネイルにまず衝撃で(笑)。
「保育士はこうあるべき」という自分の固定観念が、一気に崩れた瞬間でした。

いろんな国や地域を訪れるなかで、多民族国家では自己主張が強く求められ、幼稚園からディベートの時間があったり、白黒をはっきりさせる文化にも驚きました。

園の方針はすごく明確でそれをビシッと貫くスタイル。保護者もそれを受け入れる関係性で、日本とは大きく違うと感じましたね。

守破離に触れて、腑に落ちたこと

ある種、日本の教育や保育に疑問を持って海外に飛び出した私ですが、その結果、逆に日本の保育の魅力と奥深さを強く感じるようになりました。

決まりごとを大切にしながら、あえて白黒をつけない。その“グレー”の中で、子ども一人ひとりに向き合う姿勢。

海外に出たからこそ、日本の「守破離」の精神や、集団の中で育つ力の大切さを再発見しました。

挑戦を支えてくれる、今の環境

帰国後、子どもの発達についてもっと深く知りたいと思って、療育施設で働き始めました。
遊びを通して集中力を伸ばす、作業療法士さんのアプローチに出会い、毎日のように質問攻めをさせてもらいながら(笑)、今も学んでいます。

療育施設は午後からの勤務が中心です。
「朝の時間も活かせたら」と考えていたときに出会ったのが、ベルサンテさんでした。

担当のsaitouさんが働き方の希望を丁寧に聞いてくれて、今の幼稚園を紹介してくれました。流れるように決まって、「これは縁があるな」と感じましたね。

自分の挑戦を続けながら働けるこのスタイル。
すごく有難い環境を紹介してもらえて本当に良かったと思っています。

「生きる力」を育てるということ

私が大切にしているのは、どんな時代でも生き抜く力を育てること。

例えば、ご飯のときに左手を添えない子どもがいたとき。それは単なる行儀の問題ではなく、「脳の使い方や考え方の偏り」といった、生きる力に深く繋がっていると知りました。

単に叱るのではなく、その背景にある「生きる力」、そして体の使い方をどう育むかを考えることが大切だと痛感しています。

「やっぱり、保育っていいな」と思う瞬間は?

子どものポテンシャルを見た時ですね。
この瞬間を見る度に、「だからこの仕事はやめられない!」と思いますね。

以前、年少さんが整列するときに「僕が一番!」と先頭を巡って喧嘩をしていたことがありました。

「一番」というワードが気になる子どもたちに、あえてその言葉を使わずに「あなたは、はじめの1の○○くん、はじめの2の○○ちゃん」のように伝えました。でもそれでも納得してくれず…。

でも、翌日にびっくり!子どもたちが横並びになって、「ぼくら、”はじめ”やもんなー!」って仲良く手を繋いでキレイに並んでいたんです。

大人が介入せずに、自分たちで答えを見つけたことに、とっても驚きました。

その時に改めて、子どものポテンシャルを信じて「種を撒き続けたい」と強く思いましたね。

人生一度きり、挑戦を楽しみたい

“フットワークが軽いですね!”とよく言っていただくんですけど、それは「人生一回きり、本当にこれで後悔しない?」と常に自分に問いかけているからかも。

人生に失敗なんてないんじゃないですかね。ダメだったら、やり直すだけ。

子どもたちに「やってみよう」と伝えるなら、先生自身が挑戦を楽しんでいないといけませんよね。

私の理想の先生像は、時代とともに変わっています。
だからこそ、学び続けながら、その時代の子どもたちに必要な関わりを考え続けていきたいですね。

そのためにも、何より健康でいること。そうでなければ、心に余裕が持てず、子どもに優しく声をかけられませんからね。

大切にしている言葉

百聞は一見に如かず

実はこの言葉、父から教えてもらった当初は、正直なところ「どういうこと?」とさっぱりで…(苦笑)

私はもともと、通信簿に「積極性に欠ける」と書かれるような、どちらかというと大人しい子どもでした。

でも振り返ってみると、この言葉を無意識のうちに大切にしてきたからこそ、自分の目で見て、確かめて、行動することを選べるようになったのかもしれません。

人は、きっかけやタイミングで変わることができる。
だから私は、保護者の方にも「今だけを見ないであげてくださいね」と、実体験をもとにお話しています。

これからもこの言葉と一緒に、子どもたちにも、自分自身にも、挑戦することの大切さを伝え続けていきたいと思います。

編集後記 fromみわ先生担当の保育コンシェルジュより

みわ先生、いつもありがとうございます!
初めて面談でお話しした時のことは、今でもはっきり覚えています。海外での経験や、日本の保育の魅力について熱く語ってくださり、時間を忘れて二人で話し込んだのが、とても印象に残っています。

なかでも「体を動かすことが脳の働きにつながり、生きる力の土台になる」というお話には、みわ先生のプロとしての芯の強さを感じ、思わず引き込まれてしまいました。
その真っ直ぐな想いに触れて、「みわ先生の新しい挑戦を、全力でお手伝いしたい」と心から思いました。

園との顔合わせの場でも、ご自身の保育観を大切にしながら、納得のいく働き方を一歩ずつ形にしていかれる姿が、強く心に残っています。

「子どもに『やってみよう』と言うなら、まずは先生が楽しまなきゃ」
そんなふうに、どんな環境でも軽やかに種をまき続けるみわ先生の姿勢は、本当に素敵だなと感じます。

これからも、その素晴らしいフットワークで、たくさんの笑顔の種をまいていってくださいね。
ずっと応援しています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

保育コンシェルジュsaitou

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