保育参観で行う活動は決まっていますか?何をしようか迷っている方、何をすればよいのかわからない方は必見♪今回は、保育参観のねらいや活動内容のアイデアを年齢別にご紹介します!準備や注意点もまとめて載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 保育参観の目的は保護者に園生活を見てもらうこと
保育参観の大きな目的は、保護者に日頃の園生活を見てもらうことです。
集団生活における子どもの姿を知ってもらったり、
子どもの新たな一面に気づいてもらったりするよい機会となります。
保育参観を通して園での子どもの姿を家庭と共有できれば、
その後も連携を深めやすく、信頼関係を築く足がかりにもなるでしょう。
2. 保育参観のねらいと内容アイデアを年齢別に紹介!
【0歳児】ねらいと活動内容
◆ねらい
・園生活での様子、援助の方法を保護者に見てもらう
・遊びを通して親子でふれあいを楽しむ
◆活動内容
自由遊び、ふれあい遊び、絵本読み聞かせ など
0歳児は変化の大きい時期なので、保護者に普段の様子を直接見てもらうことが子どもの成長を実感してもらうことにつながります。
保育参観ではあまり特別なことをせず、
ゆったりとした雰囲気の中で普段の生活・遊びを見てもらう方がよいでしょう。
保育者の援助については、意図や理由の説明も付け加えることで保護者にも理解してもらいやすいと思います。
また、家庭でも遊んでもらえるよう簡単なふれあい遊びなどを紹介するのもおすすめです。
↓活動内容はこちらを参考にどうぞ!
【1歳児】ねらいと活動内容
◆ねらい
・園生活での様子、援助の方法を保護者に見てもらう
・遊びを通して親子でふれあいを楽しむ
・遊びを通してからだを動かす大切さを保護者に知ってもらう
◆活動内容
自由遊び、ふれあい遊び、運動遊び、ペープサート など
1歳児はできることが少しずつ増える時期。
0歳児同様、保護者に普段の園生活を直接見てもらうことで子どもの成長を実感してもらえるでしょう。
1歳児は発達の個人差が大きい時期ですが、
他の子を見てわが子の発達を心配する保護者もいます。
1歳児は発達の個人差が大きい時期であることや、
援助する上で大切にしていることなども説明できるとよいでしょう。
また、保育参観は普段と違う雰囲気のため子どもが落ち着かなくなる可能性もあります。
できるだけ普段の生活・遊びを取り入れるのがおすすめです。
からだを動かす大切さや簡単な運動遊びも紹介し、家庭での遊びの参考にしてもらいましょう。
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【2歳児】ねらいと活動内容
◆ねらい
・園生活での様子、援助の方法を保護者に見てもらう
・遊びを通して親子でふれあいを楽しむ
・友達と関わる姿やさまざまな遊びを通して子どもの成長を感じてもらう
◆活動内容
コーナー遊び、体操、布遊び、新聞紙遊び、パネルシアター など
2歳児は自己主張が強くなる時期で、対応に悩んでいる保護者も多くいます。
保育者の声かけや援助方法を知ってもらい、
家庭での参考にしてもらえるとよいでしょう。
言葉が増え、興味関心も広がる時期なので、
友達と関わる姿や親子でも楽しめる表現遊びを取り入れるのがおすすめです。
また、イヤイヤ期で気持ちがのらない場合もあるので、
参加したくなるような楽しい雰囲気作りを心掛けましょう。
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【3歳児】ねらいと活動内容
◆ねらい
・友達と関わる姿やさまざまな遊びを通して子どもの成長を感じてもらう
・表現遊びを親子で楽しむ
◆活動内容
体操、製作、粘土遊び、親子劇遊び など
3歳児は基本的な生活習慣が身につき自分で取り組む姿が多くなります。
成長した姿が見られる一方で、まだ甘えたい気持ちも大きいこの時期。
乳児から幼児に成長するこの時期だからこそ見られる可愛らしい姿を伝え、
家庭での関わり方の参考にしてもらえるとよいでしょう。
活動は、ふれあいながら親子で表現遊びを楽しめるよう、
簡単な劇遊びや体操などを取り入れるのがおすすめです。
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【4歳児】ねらいと活動内容
◆ねらい
・友達と関わる姿やさまざまな遊びを通して子どもの成長を感じてもらう
・保護者にできるようになったことを見てもらい、子どもの自信につなげる
◆活動内容
製作、運動遊び、集団遊び など
4歳児は友達との関わりが広がっていく時期です。
友達と関わる姿を見てもらえるような活動を取り入れるのがおすすめ。
運動機能の発達も大きい時期なので、
さまざまな運動遊びを通して成長を感じてもらえるとよいと思います。
また、保護者に見てもらうことが子どもの自信につながるような声かけ、関わりを心掛けましょう。
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【5歳児】ねらいと活動内容
◆ねらい
・友達と関わる姿やさまざまな遊びを通して子どもの成長を感じてもらう
・保護者にできるようになったことを見てもらい、子どもの自信につなげる
◆活動内容
製作、集団遊び、楽器遊び、歌 など
5歳児は活動に意欲的に取り組み、自主的に考えたり発想豊かに遊んだりできるようになります。
子どもたちの意欲的な姿や、仲間と協力する姿などが見られる活動を取り入れるのがおすすめ。
また、保護者に見てもらうことが子どもの自信につながるような声かけ、関わりを心掛けましょう。
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3. 保育参観の前にやるべき準備
保育参観の前には、必要な準備がいくつかあります。
まず、保育参観で行うクラスの活動内容を決めること。
活動内容が決まると流れや細かい動きが見えてくるので、
複数担任の場合は役割なども割り振っておきましょう。
つぎに、保護者向けの挨拶で話す内容も事前に準備しておくと安心です。
当日は保護者向けに挨拶する場面があると思うので、
緊張しやすい方は挨拶の内容を紙に書いて持っておくとよいでしょう。
そして、流れが決まったらシミュレーションを繰り返し行い、
当日のイメージをしっかりと持っておくことが大切です。
↓詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ!
4. 保育参観ではいつも以上に配慮や注意が必要
保育参観では、いつも以上に配慮すべきことや注意したいポイントがいくつかあります。
なぜかというと、保育参観は「保育の中に保護者がいる」という普段とはまったく違った状況であるからです。
常に見られていると保育者も緊張すると思いますし、
もちろん子どもも普段とは少し違った姿のはず。
保育者自身の身だしなみや保育室を意識して整えたり、
普段と違う子どもの姿を予測して対応方法を準備しておきましょう。
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いかがでしたか?
今回は、「保育参観」の内容を主なテーマとして年齢別にご紹介しました。
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