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【保育】 ひな人形 の豆知識♪種類や名前、並べ方…知るともっと楽しくなる!

ひな人形
保育に使える豆知識♪今回は、ひなまつりの『 ひな人形 』について取り上げます。 ひな人形 の種類や名前、並べ方などをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。知るともっと楽しくなること間違いなし!子ども達にも伝えていきましょう♪
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1.ひなまつりに飾る ひな人形

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回は、ひなまつりに飾る『 ひな人形 』をテーマに取り上げます。
ひなまつりには必ず飾るひな人形ですが、
 ひな人形 はもともと『形代(かたしろ)』と呼ばれる、身代わり人形の意味があり、
厄払いに用いられていました。
その後時代と共に形が変化し、
現在のような、健やかな成長を願って ひな人形 を飾るという形になっていったようです。
 ひな人形 は、飾り方の種類や、人形の意味・名前など、
知ると面白いことがたくさんあります。
子ども達にもわかりやすく伝えるために、
今回は ひな人形 の種類や意味、名前などをご紹介します。
ひな人形

2.知っておこう! ひな人形 の種類

 ひな人形 は、もともと紙で作られたものでしたが、
時代と共に変化し、
現在のような精巧に作られた人形が一般的となりました。
ひなまつりの意味や由来を知ると、 ひな人形 の成り立ちもわかりますよ。

【 ひな人形 作り方の種類】

 ひな人形 の作り方にはいくつか種類があります。
衣装着人形(いしょうぎにんぎょう)
人形(顔、胴、手足など)の部分に、衣装を着せて作られたもの。
衣装部分は布地をたくさん重ねられ、精巧でより立体的に表現されています。
伝統的な日本人形は、この作り方が一般的です。
木目込人形(きりこみにんぎょう)
木で作られた人形部分の切り込みに、布地を入れ込んで作られたもの。
衣装着人形に比べ、丸いフォルムをしていて温かみのある人形です。
吊るし雛
布で作られた様々な縁起物(毬、鯛、金魚、梅など)を吊るして飾ったもの
もともとは、高価な ひな人形 を手に入れるのが難しい庶民の間で親しまれた飾りでした。

【飾り方の種類】

 ひな人形 の飾り方にもいくつか種類があります。
親王飾り(しんのうかざり)
男雛と女雛のみが飾られる『親王飾り』
男雛は天皇陛下、女雛は皇后陛下を表しています。
現在では一般的に座った状態の人形が多いですが、
より歴史があるのは立った状態の『立雛(たちびな)』です。
段飾り
段飾りは、親王以外にも色々な人形や道具を飾った豪華なもので、
天皇の結婚式が表現されています。
三段飾り、五段飾りなどもありますが、
七段飾りは15体の人形が連なるより華やかな段飾りです。

3.全部知ってる? ひな人形 の名前と並べ方

 ひな人形 と言えば、男雛と女雛がメインですが、
その他にも色々な ひな人形 がありますよね。
今回は、七段飾りの15体それぞれの名前や意味をご紹介します。
親王
『内裏雛(だいりびな)』とも呼ばれ、男雛と女雛一対で『親王』です。
天皇陛下皇后陛下を表しています。
一般的に、向かって左が男雛、右が女雛という並び方ですが、
古式では左右が逆になります。
男雛は、冠に『纓(えい)』と呼ばれる細長い飾りがついたものを被り、手には『笏(しゃく)』を持つ格好。
女雛は、を被り、手にはヒノキで作られた扇『桧扇(ひおうぎ)』を持っています。
三人官女
親王のすぐ下二段目に並ぶのは『三人官女』
姫に仕える付き人として、身の回りのお世話をする女性達を表しています。
三人官女がそれぞれ持っているものは、
向かって左端が『提子(ひさげ)』という注ぎ口付の小鍋、
中央が『三方(さんぽう)』という盃を乗せる台、
右端が『長柄銚子(ながえちょうし)』というひしゃくの形のお酒を注ぐ道具です。
ちなみに、中央の官女は三方を持っているので一番位が高く、
眉を剃ってお歯黒をしていることから既婚者ということがわかります。
五人囃子
三段目は、能のお囃子を奏でる『五人囃子』
髪を結わずにおろしていることから、15歳前後の少年ということがわかります。
五人囃子の楽器や持ち物は向かって左から、
太鼓、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こづつみ)、笛、扇
一番右の扇を持っている少年は、謡(うたい)と呼ばれる歌い手の役割です。
随身(ずいじん)
俗に左大臣(老人)、右大臣(若者)とも言われるのが『随身』です。
随身は、親王の護衛役をしていました。
向かって左側に若者、右側に老人を並べます。
仕丁(しちょう)
表情豊かな三人組は、『仕丁』です。
仕丁は宮中の雑用係をしていて、もともとは庶民でした。
向かって左端は笑い顔の『笑い上戸(じょうご)』で、手には『立傘(たちがさ)』という雨傘を、
中央は泣き顔の『泣き上戸』で、靴を置く台である『沓台(くつだい)』を、
右端は怒り顔の『怒り上戸』で、『台笠(だいがさ)』という日傘を持っています。

4.保育の中でひなまつりを楽しもう♪

いかがでしたか?
今回は、ひなまつりに飾る『 ひな人形 』をテーマに取り上げました。
ひなまつりでは、必ず飾る ひな人形 ですから、
子ども達にとっても身近なものです。
ひなまつりがもっと楽しくなる豆知識
保育の中に上手く取り入れてみて下さいね♪
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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