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【保育３歳児】 体幹 を強くするには？保育に使えるおすすめ運動遊び♪
今回は、子どもの『 体幹 』がテーマ！ 体幹 とはどんなもの？強くすることのメリットは？３歳児のからだの発達を踏まえながら、３歳児向けのおすすめ 体幹 運動遊びもご紹介します。保育にすぐ取り入れたられるので、ぜひ参考にしてみて下さい♪
index
1.子どもの健康につながる『 体幹 』とは？
2.３歳児からだの発達について
3.３歳児向け♪ 体幹 を強くするおすすめの運動遊び
【ジャンプ遊び】
【なりきりポーズ遊び】
4.色々な運動遊びを取り入れて 体幹 を強く！
1.子どもの健康につながる『 体幹 』とは？
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中！
今回のテーマは、子どもの健康につながる『 体幹 』について。
「 体幹 」という言葉は世間でも一般的になっていますが、
子どもにとっての 体幹 をつけるメリットや、
実際にどんな運動をすれば良いのかなど、
疑問に感じることがあると思います。
そこで今回は、
保育の中で簡単に取り入れられる運動遊びなどを、年齢別でシリーズにしてご紹介♪
今回は、【３歳児向け】の内容です。
まず初めに、 体幹 について簡単に解説します。
体幹 とは
『 体幹 』とは、その文字通り「体の幹となる部分」で、
頭と手足以外の胴体部分である、
胸、お腹、背中、腰、お尻などが含まれます。
体幹 は、体の軸となる部分なので、
姿勢の安定やバランス感覚の向上が期待出来たり、
運動能力の向上により、子ども達の「できる！」という体験の積み重ねが自己肯定感の高まりにつながったりします。
もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
2.３歳児からだの発達について
子どもの 体幹 を強くする方法としては、もちろん遊びを通して行います。
今回は、３歳児向けの運動遊びについてご紹介しますが、
その前に、３歳児のからだの発達について簡単に確認しましょう。
３歳児からだの発達・できる動き
・走りが安定する
・投げる
・連続でジャンプする
・蹴る
・足でこぐ
・ぶら下がる
・片足で立つ
・片足でジャンプする（ケンケン）
・平均台を渡る
・線や円を描く
・紙を折る
・ハサミやのり付けなど手先を使う
など
３歳児は、からだの基礎がほぼ出来上がり、
基本的な運動機能がそなわる時期。
全身を使ってからだを動かすことを楽しんだり、
遊具を使って遊んだりと、動きがダイナミックになっていきます。
体幹 が安定してくることで、
連続ジャンプ、片足立ちや平均台などのバランス感覚が必要な動きや遊びも楽しめるようになるでしょう。
一方で、指先の動きもスムーズになり、
手先を使った作業も上手になっていきます。
3.３歳児向け♪ 体幹 を強くするおすすめの運動遊び
３歳児は、物事に対する興味関心が広がり、
「自分でやりたい！」という主体性も高まってきます。
友達の存在を意識するようになり、お互いの遊びを見て真似したり、
楽しそうな雰囲気を感じて、遊びに加わったりする姿も見られるでしょう。
発達には個人差があるため、
無理せず、子ども達が楽しくからだを動かせるような雰囲気作りが大切です。
【ジャンプ遊び】
ジャンプは、腹筋や下半身の筋肉を使うので、
体幹 を強くする動きと言われています。
また、ジャンプから着地する時にバランス感覚も必要となるので、
遊びの中でたくさん取り入れていきたい動きです。
✿線をジャンプ！
線を引いて（室内であればテープなどを貼る）ジャンプして飛び越えましょう。「川を飛び越えよう！」など、イメージが広がる声掛けも大切です。
✿縄跳びでジャンプ！
縄跳びをにょろにょろヘビのようにくねらせ、その上をジャンプ！縦にくねらせ波に見立ててジャンプしても楽しいですよ。
✿トランポリンでジャンプ！
トランポリンがある場合は、ぜひ取り入れましょう♪
足場が不安定なトランポリンでのジャンプは、より体幹に効果的です。
【なりきりポーズ遊び】
３歳児は、イメージして真似することが上手になり、
自らの動きのコントロールもできるようになってきます。
そんな３歳児さんには『なりきりポーズ遊び』がおすすめ！
✿ゴロゴロおいも
両手両足を伸ばした状態で横になり、『おいも』のポーズ。そのままゴロゴロと転がって進みます。
✿かかしさん
両手を横に広げて伸ばし、片足で立って『かかし』ポーズ。どれくらい立っていられるか競争しても楽しいですね。
慣れてきたら、片足立ちの『かかし』のポーズから、ぴょんぴょんとジャンプ！ケンケンの動きを楽しみましょう。
✿ブンブンひこうき
腹ばいで横になり、両手を横に伸ばして背中を反るような形で胸と足を同時に持ち上げます。『飛行機』のポーズを決めましょう。
✿かめさん
腹ばいになり、両手で両足をつかみます。背中を反らせながら、両手両足を持ち上げ『かめ』のポーズ。慣れてきたら、そのポーズのまま前後に少し揺れてみましょう。
このように、腹ばい、腹筋背筋周りを使うような動きは、
体幹 を強くするのに良い運動と言われています。
4.色々な運動遊びを取り入れて 体幹 を強く！
いかがでしたか？
今回は、『 体幹 』を強くすることのメリットや、
３歳児向けのおすすめ運動遊びなどをご紹介しました。
子どもは発達ともに少しずつ 体幹 がそなわっていきます。
年齢や発達に応じて、無理せず色々な運動遊びを取り入れながら、
体幹 を強くしていきましょう。
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執筆者：たか 先生(保育教諭1)
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