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保育学生さんは保育園・幼稚園で アルバイト をしよう!経験者が語る アルバイト のススメ

アルバイト
保育学生の皆さんへ、今日は園での アルバイト のおすすめです。 アルバイト は責任のあるお仕事。そこで経験することは実習だけでは経験することができないことばかりです。あなたが就職したときに「 アルバイト をしておいてよかった!」と必ず思うはずですよ。
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1. 園での アルバイト をおすすめするのはなぜ?

保育士を続けてきた私は、学生の皆さんに園で アルバイト をおすすめします。
その理由は大きくわけて2つ。
一つ目は、就職したときの「こんなはずじゃなかった…」をなくすため
新卒で就職した園を1年以内で辞める割合は3人に1人もいます。
3年以内で辞める割合は全体の60%にもなるそうです。
その中には研修期間中で辞めた人数がカウントされていません。
それは就職内定後の園内研修で辞める新卒学生さんが以上に多いということ。
その理由は「こんなはずじゃなかった…」
最近の問題は、内定後にすぐやめてしまう割合が以上に多くなってきているそうです。
大手就活サイトの調査では表に出ていませんが、それは学生さんにも園にとっても大問題ですよね。

新卒で就職した園を1年以内で辞める割合は3人に1人、3年以内で辞める割合は全体の60%

園で アルバイ トをおすすめする二つ目の理由は、
保育の仕事は経験が何よりも自信になるから
保育士の仕事を続けていると、経験が何よりも自分の自信につながることがわかります。
毎日、子ども達の成長と変化とともに過ごしている保育士さんですから、大変なこともたくさんあります。
 アルバイト も正規職員もそれは同じ。
必ずその経験は自分の自信につながるので、私はどんどん アルバイト をした方がいいと思うのです。

2. 実際に アルバイト をしていてよかったと思った経験談

私は学生の頃、託児所でアルバイトを始めました。
そのころは資格を取って保育士になることを夢見ていたので、週に2日だけのアルバイトが楽しくて仕方がありませんでした。
でも最初に「保育士のカベ」にぶち当たります。
何も知らない私には、子どもの視点にたった保育ができないのです。
「なんでいつまでたってもお昼寝しないの?」
「なんで泣き止まないの?」
気が付いたら、イライラしてしまうこともたくさんありました。
でも、先輩保育士さんはいつもニコニコ。
「そこがかわいいのよ」と全然動じない様子でした。
私は、そんな先輩保育士さんを尊敬すると同時に「なんでイライラしないの?」と不思議に思うばかりでした。
ある日、自分のやりたいことができなくてずっと泣いているSちゃんがいました。
未熟な私は、何をしても泣き止まないSちゃんをじっと見守ることしかできず途方に暮れていました
その時、ふっと「私の気持ちを押し付けているからSちゃんは泣き止まないんだ」と気が付いたのです。
そのあと「嫌だったね」とSちゃんを抱きしめ、落ち着かせました。
それからは子どもの視点に立って行動するように努力しました。
その子が何をしたいのか、子どもの気持ちに共感できるようになってからは、自分の保育の仕方ががらりと変わりました。
先輩保育士さんのようにはまだまだいかないけれど、子どもがなおさらに可愛く思えるようになった出来事でした。
これは就職してからでも気が付くことはできたかもしれません。
でも、私は アルバイト という段階で経験できたので、就職してからのスタートが一歩リード出来ていたように思えます。
就職してからの怒涛の日々も、その時を思い出して子どもの気持ちを考えることができたからです。
また、 アルバイト を2年間していたおかげで、その年代ではほとんど経験のないミルクのあげ方や、おむつの替え方、寝かしつけの抱っこの仕方まで教えてもらっていました。
”新人よりはちょっと経験あり”として扱ってもらえるのも、とても自信につながりました。
それが”園での アルバイト の経験あり”という大きなステータスです。
 アルバイト をしていたおかげで、「保育士の仕事は、こんなはずじゃなかった~」と思うことは一度もありませんでしたよ。

3、保育は経験すればするほど成長できる仕事

今日は、私の経験談から アルバイト をおすすめする理由をお話させていただきました。
保育の勉強というのは、学生の頃の授業も大切ですが、やはりなんといっても現場で学ぶことが一番です。
その時に出会った保育士さんからは、いいところも悪いところもたくさん学べます。

保育園,アルバイト

毎日成長して、毎日同じ時間がない子どもたちからは、何よりも多くのことをまなべます。
迷っている学生さん、未経験の方はぜひ、 アルバイト をしてみてくださいね。
ステキな出会いがありますように。

執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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