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「お盆ってなあに?」と聞かれたら?保育園で伝えたい言葉がけや過ごし方

お盆
お盆って子どもたちにどう伝える?年齢別の言葉がけや、精霊馬づくり・盆踊り・絵本など、楽しみながら日本の伝統行事に親しめる保育アイデアをご紹介します!
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1. 「お盆ってなあに?」と聞かれたら

先生、お盆ってなあに?
子どもから聞かれると、一瞬どう説明したらいいか迷いますよね。
お盆は、ご先祖様に「ありがとう」の気持ちを伝える日本の伝統行事です。
地域によって過ごし方はさまざまですが、お墓参りや盆踊り、迎え火・送り火などの風習があります。
保育では、難しい由来よりも「ありがとう」の気持ちを伝える日であることを、子どもの年齢に合わせて伝えることが大切です。 ほいコレナビイベント一覧

2. そのまま使える!年齢別「お盆」の言葉がけ

子どもたちには、年齢に合わせたやさしい言葉で伝えることが大切。
朝の会などですぐに使える言葉がけを年齢別にご紹介します!

【年長児向け】「お盆」の言葉がけ例

今は何月かわかりますか?(子ども達の声を聞く)そう!8月ですね。
8月には「お盆」という、日本に昔から伝わる行事があります。
お盆は、ご先祖様という、おじいちゃんやおばあちゃん、そのまたおじいちゃんやおばあちゃんに「ありがとう」の気持ちを伝える日です。
ご先祖様はずっと昔から命をつないできてくれた人たちです。
みんなが今ここにいるのも、ご先祖様が命をつないでくれたから。
お花を飾ったり、食べ物をお供えしたりして、「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えます。
あとで作る「精霊馬(しょうりょううま)」にも、「ご先祖様をお迎えしたい」という願いが込められているんですよ。
みんなも、おうちでお盆のお話を聞いたり、「ありがとう」の気持ちを伝えたりできるといいですね。

 

POINT!
  • 「ご先祖様が命をつないできてくれたから、ありがとうを伝える日なんだよ」と、年長児には理由も添えて話してみましょう。
  • 精霊馬や盆踊りなど、お盆ならではの風習を紹介すると、日本の伝統文化への興味につながります。

【年少・年中児向け】「お盆」の言葉がけ例

もうすぐ「お盆」という日がやってきます。
お盆は、おじいちゃんやおばあちゃん、そのまたおじいちゃんやおばあちゃんに「ありがとう」の気持ちを伝える日なんだよ。
お花を飾ったり、おいしい食べ物をお供えしたりして、「命をつないでくれてありがとう」と伝えるんだ。
おうちでお墓参りに行ったり、おじいちゃんやおばあちゃんのお家に遊びに行ったりするお友だちもいるかもしれないね。
みんなも、おうちの人とお盆のお話をしてみてね。

 

POINT!
  • 「お盆は、ご先祖様に『ありがとう』を伝える日なんだよ」と、分かりやすい言葉で伝えましょう。
  • 家庭や地域によってお盆の過ごし方はさまざまです。「こんな過ごし方をするお家もあるんだね」と、子どもたちの話にも耳を傾けてみましょう。

3. お盆をもっと身近に!おすすめの活動アイデア

お盆は、子どもたちが日本の伝統行事に親しむ良い機会です。
次に紹介する活動を通して、「ありがとう」の気持ちや家族とのつながりを感じられるといいですね。

・精霊馬(しょうりょううま)を作ってみよう

精霊馬をつくろう

お盆の風習の一つに「精霊馬(しょうりょううま)」があります。
きゅうりを馬、なすを牛に見立てて作る飾りで、ご先祖様をお迎えしたり、お見送りしたりする願いが込められています。
保育では実際に野菜に触れながら、「どうして馬と牛なんだろう?」と子どもたちと話してみるのも楽しいですよ。
精霊馬の作り方

用意するもの

  • きゅうり…1本
  • なす…1本
  • 割りばし(またはつまようじ)

作り方

  1. 割りばしを野菜の大きさに合わせて切ります。
  2. きゅうりには少し長め、なすには少し短めに4本ずつ差し込みます。
  3. 四本足になったら完成です。
※割りばしは思ったより固くて入りにくいことも。先生があらかじめ穴を開けておくと、子どもたちも「できた!」を感じやすくなりますよ。
精霊馬はどうして牛と馬なの?
お馬さんって走るのが速いよね。だから「早く来てね!」の気持ちを込めて馬を作ります。
牛さんは歩くのがゆっくりだから、「ゆっくり帰ってね」の気持ちを込めて牛を作るんだよ。

盆踊りを踊ってみよう

盆踊りは、お盆の時期に親しまれている日本の伝統文化ですね。
みんなで輪になって踊ることで、一体感を味わえたり、夏ならではの雰囲気を楽しめたりするのも魅力の一つ。
夏祭りごっこや季節の行事に取り入れて、お盆に親しんでみましょう。

 

おすすめの盆踊り曲
  • 炭坑節「♪月がでたでた~」(昔ながらの定番)
  • すみっコぐらし音頭(子ども達に人気)
  • おばけの花火音頭(年少児から楽しめる)

 

POINT!
  • 地域によって盆踊りの曲や踊りはさまざま。「地域によって踊りが違うんだね」と話しながら、日本の文化に興味を持つきっかけにもなります。
  • 難しく説明するよりも、「みんなで踊ると楽しいね!」という気持ちを大切にしましょう。

お盆をもっと身近に!絵本を読んでみよう

お盆について言葉だけで説明するのが難しいときは、絵本を取り入れてみましょう!
子どもたちは、絵本を通して日本の伝統行事や家族への思いに自然と触れることができます。
絵本を読み終えたあとは、
「お盆にはどんなことをするのかな?」
「おじいちゃんやおばあちゃんのお家に行く予定はある?」
「お盆にしたことを教えてくれる人いるかな?」
など、子どもたちと会話を楽しんでみましょう。
一人ひとりの経験を大切にしながら話を広げることで、お盆をより身近な行事として感じられます。

お盆の導入におすすめの絵本

『ぼんちゃんのぼんやすみ』(講談社)

作: あおき ひろえ

ぼんちゃんが田舎で過ごす夏休みを通して、お盆の風習に触れられる絵本です。
家族との時間やご先祖様を思う気持ちを、子どもにも親しみやすく伝えられます。

季節を知る・遊ぶ・感じる8月のえほん(PHP研究所)

著者:長谷川康男監修

8月の行事や自然、旬の食べ物などを、親しみやすいイラストで紹介する絵本。
お盆をはじめ、夏ならではの日本の文化や季節に興味を広げるきっかけづくりにピッタリです。

 

POINT!
  • 「こんなお盆の過ごし方もあるんだね」と、多様な文化や習慣を大切にしながら読み進めましょう。
  • 読み終えたあとは、子どもたちの「知りたい!」「話したい!」を大切にして会話を楽しみましょう。

4. 子どもたちと一緒に日本の行事に親しもう

みなさんも、子どもの頃のお盆や夏の行事を覚えていますか?
お墓参りに行ったことや、盆踊りを踊ったこと、親戚で集まって過ごした時間など、それぞれに夏の思い出があるのではないでしょうか。
子どもの頃に経験した季節の行事は、大人になっても心に残るものです。
保育園や幼稚園でのお盆の活動も、子どもたちにとって大切な夏の思い出の一つになることでしょう。盆踊り 夏の思い出
言葉がけや絵本、精霊馬づくり、盆踊りなどを通して、お盆ならではの文化や風習に楽しく触れられる時間になるといいですね。
今年のお盆も、子どもたちと一緒に素敵な夏の思い出をつくってみてくださいね。

執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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