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保育園の 連絡帳 を書くのが苦手な保育士さん!書き出しのポイント教えます!

連絡帳書き出し
できれば 連絡帳 を書きたくない! 連絡帳 って書くの苦手…そんな保育士さんはたくさんいます。でも大丈夫!毎日書かなければいけないものだから、ポイントを押さえて書き出しのコツをつかみましょう!文例とともにご紹介しますので、参考にしてみてくださいね!
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1. 連絡帳 を書くのが苦手な保育士さんへ

毎日欠かさず書かなければならない 連絡帳
保護者にとっても子どもにとっても大切なものなので、書く内容にとても気を使ってしまうというイメージがありますよね。
できれば、書きたくない
そんな保育士さん、たくさんいると思います。
私が働いていた保育園も 連絡帳 の書き方にはとてもこだわっていました。
保育士1年目の頃は、1人の園児の 連絡帳 を書くのに何十分と時間を費やしていただろうか…
でも大丈夫です!
こんなに時間がかかっていた私でも、 連絡帳 の書き出しのコツをつかむことができました。
まず、 連絡帳 は保護者が可愛い子どもの保育園での姿を知ることができる数少ない方法であり、保育士と保護者を繋ぐお手紙のようなものだと私は思っています。
いやいや、保護者に向けてのお手紙なんて、書きづらいに決まっている!
でも、当たり前ですが書かなくてはいけないものです。
そんな悩みを持っている保育士さんやこれから保育士になるみなさんに、私が保育士経験の中で培った 連絡帳 の書き出しのコツや役に立つ文例をご紹介いたします。

2. 覚えておきたい 連絡帳 の書き出しのポイントと文例

連絡帳を毎日書いていた私が、常に心がけていた2つのポイントをご紹介します!

 

ポイント!

①前向きな内容を書くこと。
②一人ひとりをきちんと見ているということがわかる内容を書くこと。

私が長年務めた園は、「 連絡帳 はお手紙と同じで、思い出としてずっと残るものだから楽しく前向きな内容をたくさん見つけて書こう」という考えでした。
その時、とても共感したのを覚えています。
メールや手紙では、書き方一つで相手のとらえ方が変わってしまうことがあります。
だからこそ、 連絡帳 でも同じことが言えるのではないかと感じていました。
自分の可愛い子どもを預けている保育士さんから、ネガティブなことばかり伝えられたらどう思いますか?
不信感しか湧きませんよね!
これでは、保護者の方との信頼関係は作れません。
信頼関係を作るには、子ども一人ひとりをきちんと見て保育をしていくことが大切なので、 連絡帳 ではそれをきちんと伝えていかなければなりません。

では、どのように書き出せばいいのか!

ポイント!
5W1H(いつ、だれが、どこで、なにを、なぜ、どのように)を意識する
5W1Hの書き方は文章の基本として使われており、保育園での様子が細かくわかりやすく伝えられます。
・メッセージには必ず返信し、「ご連絡ありがとうございます」などの一言から書き出す。
この2つは当たり前のようですが覚えておくことをおすすめします。
これを使えば保育園での今日の出来事をスムーズに書き出すことができるからです。
書き出しに使える文例
「今日、○○ちゃんは公園でお友達とかけっこを楽しんでいました。」
「今日の製作の時間では、○○くんは上手にはさみを使って小さく切って並べていました。」
「朝の体操では、元気よく踊っていた〇〇ちゃん!みんなのお手本になって踊ってニコニコ笑顔でした。」
 連絡帳 にはみんなに当てはまる内容ではなく、一人ひとりの具体的なエピソードを入れると喜ばれます。
保護者からの悩みの返信の場合には、まず保護者の気持ちを受け止め、保護者がどうしてほしいのか気持ちを読み解くことが大切です。
たとえば…
「家では少し気に入らないことが起こると泣きわめいてご飯も食べるのも一苦労です。園での様子はどうですか?」と保護者からメッセージ。
そんなメッセージに対して、このように伝えてみましょう!
返信文例

「ご連絡、ありがとうございます。園ではそのような行動はなく、自分のことは自分でやることをとても頑張っていますよ!園で頑張っているので、お家ではそれを受け止めてほしい気持ちの表れかもしれませんね。園でも様子を見て、無理なく穏やかに過ごせるよう配慮してまいります。」

園でも様子を見ながらどのように配慮していくかを共有して伝えていくと、保護者も安心して同じ方向を向いていくことができますよね!

3.保護者が読みたいと思う 連絡帳 を書いて信頼される保育士になろう

保育士の連絡帳業務は、慣れるまでは難しいです。
私も保護者との 連絡帳 のやり取りで何度も気まずくなりそうなことがありました。
でも保育士として働いてきてわかったことがあります!
保護者との信頼関係は日々の積み重ねでできるものです。
 連絡帳 は保護者との信頼関係を作る大切な手段です。
たくさんの子どもたちを見ている担任の先生が、しっかりと我が子を見てくれている…それが伝わる 連絡帳 を保護者は読みたいのです。
何ができるようになったのか、どんなお友達と遊んでいるのか、排泄、食事の様子はどうなのか。
信頼関係ができれば、トラブルが起きても事実をしっかり話すだけで気持ちが伝わるものです。
特に乳幼児期は自分で話すことができませんから、健康管理・帰宅後のスケジュールを決める重要な情報となります。
保護者の方々は、毎日子どもたちの成長を教えてもらうのを楽しみにしています。
保護者からのメッセージがなくても毎日の楽しい様子を伝えてあげて、信頼される保育士になりましょう!
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執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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