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保育園でできる 花粉症 の対策とは?看護師がかんたん解説します!

花粉症
保育士のみなさん、年々子どもの 花粉症 が増えていることを知っていますか?3月の暖かくなる時期から、症状が出ることが多いです。今回の記事では、看護師の私から、 花粉症 の原因や症状、保育園でできる 花粉症 の対策についてお伝えします。保育中に役立ててください!
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1.  花粉症 の原因と症状

3月頃から始まる 花粉症 …
大人だけでなく子どもの 花粉症 も年々増えてきているのを知っていますか?
保育園でも鼻水がたれていたり、くしゃみが止まらない子どもが多いのではないでしょうか。
そして、子ども達だけでなく、保育士さんも 花粉症 に悩んでいませんか?
保育園でもできるだけ 花粉症 の対策をして、子ども達と楽しく遊びたいですよね。
まずは簡単に、 花粉症 とは何か。
原因と症状について解説します。
 花粉症 とは
花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応のこと。
体の免疫反応が、花粉に過剰に反応して 花粉症 の症状がでます。
体が 花粉 を外に出そうとするため、くしゃみで吹き飛ばしたり、鼻水や涙で花粉を洗い流そうとしています。
 花粉症 の主な症状
・目のかゆみ、充血
・くしゃみ
・水のような鼻水
・鼻づまり
・皮膚のかゆみ
 花粉症 で目をこすってしまったり、鼻水を放置してしまうと、さらに感染症や皮膚とトラブルを引き起こしてしまいます。
保育士さんは、子どもに花粉症の症状が見られたら対応をしましょう。
対応法!
・目のかゆみ、充血…保冷剤などで目を冷やす
・くしゃみ、鼻水…子どもに鼻をかんでもらう。やさしく鼻水を拭く
子どもの鼻のかみ方は、こちらの記事を参考にしてくださいね♪
主な症状以外にも、咳や頭痛、だるさなど人によって症状はさまざま。
一見、風邪の症状と似ているので、保育士さんも悩むと思います。
そんな時は、一度体温測定をしてみましょう!
 花粉症 の場合は、37.5℃以下の微熱のことが多く、
風邪の場合は37.6℃以上の熱が出ることが多いです。
判断に迷った時は、体温をひとつの目安にしてみてくださいね。

2. 保育園でできる 花粉症 の対策

つぎに保育園でできる、 花粉症 の対策をご紹介します。
保育中の参考にしてくださいね。

【手洗い・うがいをする】

登園時や外遊びのあとは、保育室に入る前に手洗い・うがいをしましょう!
手に付いた花粉や、のどに入った花粉をキレイにすることで症状をやわらげることができます。
保育室に花粉を持ち込まないためにも、しっかりと手洗い・うがいをしましょうね。

【保育室内の衛生管理】

保育室内に入ってしまった花粉を除去するためにも、保育室内の衛生管理をしっかりと行いましょう!
基本的な掃除を1日1回は行いましょう。
感染対策のために換気は必要ですが、花粉が保育室内に入るのではないかと心配になりますよね。
その場合は少し工夫をすると、保育室内に入る花粉を減らすことができますよ。
花粉対策
・花粉の飛散が少ない時間(10時頃、17~19時頃)に換気をする
・網戸を使用する
・レースカーテンをしたまま換気をする
・24時間換気システムを使用する時は、花粉を除去できるフィルターを使用する

【マスクやメガネの着用】

外遊びをする時、必要であればマスクや花粉症用のメガネを着用しましょう。
100%花粉を防ぐことはできませんが、症状がやわらぐことがあります。
あまりにも症状が強く出ている場合には、保護者に小児科の受診をすすめましょう。

【午前中に外遊びをする】

花粉の飛散量は、時間によって違います。
朝10時頃までは比較的少なく、11~15時頃がピークになります。
天気や、気温によって変わりますが、午前中に外遊びをすることをおすすめします。
天気予報などで花粉の飛散量を確認しておくといいですね。
また風が強い日は花粉がたくさん飛ぶので、無理して外遊びをせずに室内遊びをして楽しみましょう!

3.  花粉症 の対策をして楽しく遊ぼう!

今回は、保育園でできる 花粉症 の対策をお伝えしました。
ご紹介した対策は、子ども達はもちろんですが、 花粉症 の保育士さんにも役立つと思います。
保育士さん自身の体調管理もしっかりとしていきましょう!
これからさらに暖かくなって、外遊びが楽しくなってきますね。
保育園でできる対策をしながら、子ども達と楽しく遊びましょうね!

執筆者:瀬川知子(看護師)

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