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保育園で もちつき をしよう!楽しむための注意点とは?

餅つき
冬になると保育園や幼稚園で行われる もちつき 。 もちつき の由来や注意点を頭に入れて、子ども達と一緒に安全に楽しく もちつき を行いましょう。 冬ならではの伝統行事を子ども達に伝えていきたいですね。
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1.  もちつき の由来とは

12月に入るともちつき大会を行う保育園や幼稚園も多いですよね。
ではなぜ12月に もちつき を行うことが多いのでしょうか。
まずは、 もちつき の由来についてみてみましょう。
昔は、稲は神聖なものとされており、稲からとれる米は生命力を強めるものと考えられてきました。
そして、その米を原料に作られるもちは、さらにその力が強いとされ、お祝い事や特別な日には もちつき をし、もちを食べるようになりました。
そのため、1年でめでたい日とされるお正月にもおもちを用意することからお正月を迎える準備として もちつき を行います。
お正月準備としておこなう もちつき は、29日を避け、25~28日までの間に行うといいでしょう。
29日は二重に苦しむと考えられお祝い事の準備にはむきません。

2. 保育園で もちつき を行うねらいと保育への取り入れ方

保育園や幼稚園で もちつき を行うねらいには次のようなものがあります。
ねらい
・戸外活動をするきっかけになる
・五感をやしなう
・日本の伝統行事を知る
・戸外活動をするきっかけになる
多くの園が もちつき を行う12月は、外が寒く、なかなか戸外遊びへのモチベーションが上がりません。
しかし、外で行う もちつき は、子ども達を外に誘い出す絶好のチャンスです。
杵(きね)を握ってもちをついたり、もちをついているお友達を応援しているうちに寒さなんて吹き飛んでしまいます。
・五感をやしなう
普段の生活では体験することができない杵や臼(うす)の音、もちをつく感触、もちを丸める感触などを味わうことができます。
保育園や幼稚園で もちつき だからこそ感じられることを経験してもらいたいですよね。
・日本の伝統行事について知る
クリスマスやハロウィンなどをする家庭は多くても、日本独自の伝統文化を生活に取り入れている家庭は減ってきていますよね。
そんな中、保育園や幼稚園での行事は、日本の伝統文化を伝える絶好のチャンスです。
 もちつき までに、絵本やエプロンシアター、歌などを使って もちつき について伝えていきましょう。
もちつき について興味や関心を持ってもらいワクワクした気持ちで当日を迎えたいですね。

3.保育園で もちつき を行う時の注意点

もちつき は日ごろの保育と違い、 もちつき ならではの注意点もいくつかあります。
・ケガに注意する
杵や臼は重く、子ども用の杵も重さがあるので振り回してけがをするということは考えにくいですが、手が滑って足の上に杵が落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。
また、つきたてのもちは熱いので、子ども達が丸める際に火傷などがないよう気をつけましょう。
・もちをのどに詰まらせないように注意する
お正月になると毎年のようにもちを喉につまらせたというニュースが流れますよね。
保育園の もちつき でも同じことが起きる可能性があります。
乳児クラスはできれば保育園で食べずに家庭に持ち帰るほうがよいでしょう。
幼児クラスには、しっかり噛んで食べることを十分に伝え、大きいもちをそのまま口につめないなど、食べる前にもう一度注意を促しましょう。
・食中毒に注意
冬はノロウイルスも流行る時期です。 もちつき では、素手で直接食べ物に触る機会が多くあります。
そのため、手洗いをしっかりと行い、 もちつき に参加するようにしましょう。
注意点などをしっかりと頭にいれて安全に もちつき を楽しみましょう♪
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執筆者:ほいコレ 編集部

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