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保育士・幼稚園教諭・保育教諭のための、求人表の気になるポイント解説 vol.2

求人票の気になるポイント解説
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保育士・幼稚園教諭・保育教諭を目指す皆さんのための求人票の見方、第2段です。今回は休日やシフト制について説明しているので、じっくり読んでみてください。

↓vol.1はこちら↓

保育士・幼稚園教諭・保育教諭の求人票の見方② ~休日・休暇~

保育士・幼稚園教諭・保育教諭の求人票の見方 休日・休暇

しっかり働くためには、しっかり休みたいですよね。今回は求人票の休みを見ていきましょう。ほいコレナビ的には求人票の中で一番大切にしている項目となります。
まず、完全週休2日と週休2日は違うのか?について説明します。

完全週休2日と週休2日

似ているようで、実は全く違います。完全週休2日は、毎週2日の休みが必ずあります。週休2日は、週2日の休みが1ヶ月のうち1回以上あります。週によっては休みが1日になることがあります。
他にも「4週8休」と求人票に書かかれていれば、「4週間で合計8日の休みがある」ということです。1週間ごとに休みの日数が決まっていないので、休みが週1日や2日、3日などさまざまです。

年間休日

年間休日とは、園ごとに決めている1年間の休日の日数です。「休みはいっぱい欲しい!でも1年間で休みが何日あると多い?少ない?」と聞かれることがあります。
もし、毎週2日必ず休みがあれば、年間休日は104日になります。104日を1つの目安に年間休日を見てみるといいでしょう。

有給休暇

有給休暇とは、給与がもらえる休みのこと。年間休日とは別の日に休みを取れます。「有給」や「有休」と略されます。
有給休暇が1年間で何日もらえるかは法律で決まっています。正職員であれば、働き始めて6ヶ月経つと10日間は必ずもらえます。確認したいのが、「有給休暇の取得率」です。せっかくもらった有給休暇を実際に取れているのか、気になりますよね。

有給休暇の取得率とは?

もらった有給休暇の日数のうち、1年間で何日休めたのかを表しています。例えば、有給休暇を10日もらったとして、半分の5日取れば、取得率50%です。
10日すべて取れば、取得率100%です。

保育士・幼稚園教諭・保育教諭の求人票の見方③ ~勤務時間~

勤務時間

幼稚園教諭の勤務時間は8:00~17:00のように固定になることが多いです。
保育士の勤務時間でよく見る「シフト制」や「変形労働時間制」とは、どういう勤務になるのでしょうか?見ていきましょう。

シフト制とは?

シフト制とは、例えば、7時~19時まで開園していると、全員が7時~19時まで勤務するのではなく、何人かずつで時間をずらして勤務することです。早出、通常、遅出のように勤務時間を分けます。 早出や遅出が、週や月のうちどれくらいのペースで回ってくるのか、確認しておきましょう。

変形労働時間制とは?

基本の労働時間と変形労働制

変形労働時間制を説明する前に、まず基本の労働時間について説明しておきます。
基本の労働時間は「1日8時間、1週間40時間」と決められており、「1日ごと」に労働時間が8時間を超えていないか、計算する必要があります。8時間を超える時間は残業時間となります。
一方で、変形労働時間制では、「1ヵ月や1年ごと」に労働時間の「1週間の平均が40時間」かを計算します。
1日8時間を超えたり、1週間40時間を超えたりすることがあっても、1ヶ月や1年のトータルで平均が1週間40時間であればOKということです。
例えば、1ヵ月ごとの変形労働時間制であれば、あらかじめ下記AやBのように勤務を決めることができます。もちろん、決めた分を超えた時間は、残業時間となります。
変形労働時間制A

1日の労働時間は8時間 かつ 忙しくなりそうな2週間は週6日、代わりに次の2週間は週4日の出勤

変形労働時間制B

週5日の出勤 かつ 忙しくなりそうな月の前半は1日10時間、代わりに月の後半は1日6時間の労働時間

行事などで忙しい時期(繁忙期)はたくさん働いて、そうでない時期(閑散期)に休む、といった労働時間の調整ができます。

保育士・幼稚園教諭・保育教諭の求人票の見方④ ~住宅手当と宿舎借り上げ~

住宅手当と宿舎借り上げ

社会人になって一人暮らしを考えているなら、確認しておきたい内容になっています。

住宅手当

住宅手当は、住居に関わる費用の一部や全額が手当としてもらえます。住宅手当がもらえるか、いくらもらえるのかは、園によって条件が決まっていますので、確認しましょう。

宿舎借り上げ

住宅手当と宿舎借り上げ

宿舎借り上げは、園が契約したアパートやマンションなどに住むことになります。住まいは、「園が指定したところ」になることが多いですが、「自分で住みたいところを選べる」園もあります。いずれも不動産屋さんと契約するのは園になります。
園が住まいを指定した場合には、同僚が近くに住んでいる可能性があるので、一人で不安な方は安心かもしれません。
園が家賃を支払いますので、住宅手当のように自分のところにお金は入ってきません。宿舎借り上げの家賃の上限は、園によって決まっていますが、住宅手当より高いことが多いです。
一部家賃の自己負担や、初期費用(敷金、礼金、引っ越し費用)の自己負担が発生することもあるので、どこまで園が負担してくれるかは、確認しましょう。

↓一人暮らしを考えている学生さんはこちらもチェック!↓

最後に

求人票の休日やシフト制、在宅手当の見方が、少しでもわかっていただけたでしょうか?「やっぱり、よくわからない。」「これってどういうこと?」など、質問や不安があれば、就活相談会やLINEで相談してみてください。

執筆者:ほいコレコンシェルジュ上田

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