保育に役立つ 絵本 のご紹介♪今回は1月・2月・3月の行事におすすめの 絵本 を集めました!行事の導入として、行事に親しみを持ってもらうために 絵本 を活用してみませんか?実習にも使える簡単な実践例も載せていますので参考にしてみてください。
1.行事がテーマの 絵本 は導入におすすめ♪
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今回は、保育に役立つ 絵本 のご紹介です♪
テーマは、『1月・2月・3月行事におすすめの 絵本 10選』。
保育園・幼稚園では、年間を通して様々な園行事があります。
行事一つ一つには、色々な意味や由来があり、
口頭で説明するには難しいものもありますよね。
そんな時は、 絵本 を保育に取り入れましょう♪
今回は、1月・2月・3月の行事として、
お正月、節分、ひなまつり、卒園・進級を取り上げます。
行事の前の導入として、
また、行事に親しむためのアイテムの一つとして 絵本 を活用してみましょう。
おすすめの 絵本 の他に、
保育に使える簡単な実践例もあわせてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください♪
2.1月・2月・3月行事におすすめの 絵本 10選
それでは、1月・2月・3月の行事におすすめの 絵本 を、
行事別にご紹介します♪
【お正月】
おすすめ①
『20ぴきの おしょうがつ』
たしろ ちさと/作・絵 ひかりのくに
床下で暮らす20匹のねずみの大家族。
お父さん、お母さんと、18匹の兄弟です。
そんな可愛いねずみの家族が、お正月を迎えるため、
大掃除やお餅つき、お正月飾りなどの準備で大忙し!
お正月を迎えるための風習が、丁寧にやさしいタッチで描かれている 絵本 で、
子ども達にもわかりやすく伝えられます。
おすすめ②
『十二支のしんねんかい』
みき つきみ 文 , 柳原良平 画 こぐま社
対象:4歳~
十二支の動物たちが元日に集まって新年会を開催。
一つ一つの干支に合わせ、テンポの良い言葉を歌のように並べて紹介していきます。
十二支を覚えるのにもぴったりな 絵本 ♪
自分の干支は?先生の干支は?と興味が広がっていきそうです。
【節分】
おすすめ③
『おにはそと』
せなけいこ 作・絵 金の星社
対象:幼児~
「おにはそと~!ふくはうち~!」節分といえば、鬼と豆まき。
鬼に対して怖いイメージを持っている子が多くいますが、
この 絵本 を読んだら、鬼にも親しみが湧いてくるかも!?
乳児さんでも、豆まきのイメージを持ってもらうのに丁度良いお話だと思います♪
おすすめ④
『まめまきバス』
藤本ともひこ/作・絵 鈴木出版
対象:3~4歳
行事がテーマの『バスシリーズ』。
ちょっと変わったバスくんと、バスくんに乗るねずみ達のお話。
バスくんとねずみ達が町へ行くと、町中が大変なことに!
大暴れしている『かいじゅうおに』を豆まきで退治します。
乗り物好きな子ども達には特におすすめの 絵本 です♪
おすすめ⑤
『せつぶんのおに』
常光徹 文/伊藤秀男 絵 童心社
対象:4,5歳~
昔、『ふく』という娘にお婿さんを選ぶため、
お父さんがある条件を書いた札を立てました。
しかし、それを聞きつけた山奥の鬼がやってきて、
娘をさらっていってしまいます。
両親から助けを求められたとなりの家の若者は、
娘を助けるために山奥へ…。
節分の由来がわかるお話です。
【ひなまつり】
おすすめ⑥
『もりのひなまつり』
こいで やすこ 作 福音館書店
対象:3歳~
森ののねずみ達が、おひなさまを招いて『もりのひなまつり』を開きます。
森の動物たちとおひなさまは、一緒に歌ったり踊ったりして楽しみますが、
帰り道に雪が降り出してしまって…。
生き生きとしたおひなさまが描かれていて、
絵本 を読んだ後、子ども達も身近にあるおひなさまに親しみを持てると思いますよ♪
おすすめ⑦
『おひなまつりのちらしずし』
平野 恵理子 作 福音館書店
対象:4歳~
ひなまつり定番のちらし寿司。
今年は、ノブ君のお母さんとお姉ちゃんが一緒に作ります。
ちらし寿司を楽しみにしているノブ君は、
ちゃんとできるのか心配でたまりません…。
絵本 の中に作り方がわかりやすく載っているので、
子ども達もお家で挑戦できるかもしれません♪
【卒園・進級】
おすすめ⑧
『おおきくなるっていうことは』
中川ひろたか 文/村上康成 絵 童心社
対象:3歳~
卒園・進級シーズンにピッタリの定番絵本!
大きくなるってどういうこと?
そんな子ども達の疑問に、わかりやすく答えてくれるお話です。
おすすめ⑨
『きょうは たんじょうび』
中川ひろたか 文/村上康成 絵 童心社
対象:3歳~
1年経つとはどんなことか、
子ども達がイメージしやすいように、桜の成長に合わせて紹介してくれます。
1年経つと、一つ年をとる、一つ大きくなる…
進級や桜の時期にピッタリの 絵本 です♪
おすすめ⑩
『かぶとむしランドセル』
ふくべあきひろ作 おおのこうへい絵 PHP研究所
おじいちゃんがくれた入学祝のランドセル。
でも、なんだか様子がおかしい!?
なんと、もらったのは『かぶとむしランドセル』だったのです!
勝手に動くかぶとむしランドセル…。
小学校でも色々と困ったことが起こります。…いったいどうなる!?
虫好きな子ども達に読んであげたい面白いお話です♪
3.保育に役立つ! 絵本 を使った簡単実践例
最後に、保育に役立つ 絵本 を使った簡単な実践例をご紹介します。
実践例:描画『おおきくなったら何になる!?』
対象:5歳
≪導入≫
絵本 『おおきくなるっていうことは』
中川ひろたか 文/村上康成 絵 童心社
≪準備≫
・画用紙
・クレヨン
≪進め方≫
絵本 『おおきくなるっていうことは』を読んだ後、
「これからもっともっと大きくなったらみんなは何になりたい?」
などと声をかけて、将来の夢にイメージをつなげていく。
子ども達は、将来なりたい自分の姿をイメージして絵を描く。
ポイント
・イメージが膨らむように、初めに色々な職業を挙げてみましょう。
・先生自身は子どもの頃何になりたいと思っていたかを、絵の見本で見せるなどしてもOK!
いかがでしたか?
今回は、『1月・2月・3月行事におすすめの 絵本 10選』と、
保育に役立つ簡単な実践例をご紹介しました。
実践例は保育実習の活動としてもおすすめです♪
保育の中で 絵本 は身近なものですが、
ただ読み聞かせをするのではなく、
何か目的を持って取り入れることで、
絵本 がより活きてくることもあります。
今回ご紹介した 絵本 の他にも、
行事につながるテーマの 絵本 はたくさんあるので、
色々な 絵本 に触れながらお気に入りの一冊を見つけてみましょう♪
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