秋分の日 について、わかりやすく子ども達に説明したい保育士さんや実習生さん必見!そのまま保育に使える言葉がけやポイント、絵本・紙芝居のご紹介をします。 秋分の日 には、日本の風習を保育園や幼稚園で園児達に伝えていきましょう。
1.日本の休日『 秋分の日 』とは?
夏もあっという間に終わり、秋がもうすぐそこですね。
日本には『 秋分の日 』という休日がありますが、そこから秋が始まるといわれています。
毎年、9月23日頃にあり、2021年も同日です。
日本には旧暦で季節を表す、二十四節気というものがあります。
一年を春夏秋冬の4つに分けて、さらにそれぞれを6つに分けたものを言います。
「 秋分の日 」はその中の一つです。
昼の明るい時間が長かった夏が終わり、この日には昼と夜の長さが同じになります。
夏の暑さも和らいできて、ちょうど過ごしやすくなる季節ですね。
次の目次では、保育にそのまま使える子ども達への言葉がけを紹介します。
いざ、子ども達にどうやって 秋分の日 を説明すればいいのかわからない人は多いのではないでしょうか?
そんな方はぜひご活用くださいね。
季節の変化を子ども達と感じられるような一日にしましょう!
2. 秋分の日 を子ども達に説明しよう
・年長児向け言葉がけとポイント
年長児 言葉がけ例
『みんなは 秋分の日 って聞いたことがありますか?
今まで長かった昼の明るい時間がどんどん短くなって、反対に暗い夜が長くなっていきます。
暑かった夏が終わって、少しずつ涼しくなって、秋がやってきます。
みんなの周りでは、秋がやってきていますか?
虫や葉っぱ、お花や空の様子はどうだろう?
今までの暑かった夏と比べて、何か変わったことがないか調べてみてね!
何かわかったら先生に教えてね。』
ポイント!
・これからの昼と夜の時間の変化を理解させる言葉がけをします。
・自然環境の変化にも目を向けさせるよう促しましょう。
・年少児~年中児向け言葉がけとポイント
年少児~年中児 言葉がけ例
『暑かった夏が終わって、プール遊びも終わっちゃったね。
これからお外は少しずつ涼しくなってきます。
葉っぱの色も緑から赤や黄色に変わったり、ひまわりの次にはコスモスが咲きます。
夕方には、鈴虫やコオロギが鳴き始めるんだよ。
それは、秋がやってきたお知らせなんです。
そのほかにもどんな秋のお知らせがあるのか見つけてみてね!
何か見つけたら、先生にも教えてね。』
ポイント
・自然に目を向けさせ、虫や花などの自然の変化に気づけるよう促します。
・自分の身近にある変化を見つけられるようにお話しましょう。
3. 秋分の日 に読みたい可愛い絵本 ”おはぎシリーズ”
秋分の日 はお彼岸の中日として知られています。
日本の教育の一つとして、ご先祖を敬いお墓参りをする習慣があることを教えましょう。
お彼岸にお供えするものとして、”おはぎ”がありますね。
おはぎにまつわる、可愛い絵本をご紹介します。
おはぎ3姉妹
作:兒玉 季世 出版社:みらいパブリッシング
おはぎの3しまい、あん子、きな子、のり子はいつも仲良し!
妹のきな子とのり子はお姉ちゃんについている『あん』がうらやましいのです。
そんな可愛いおはぎ3しまいによるユーモアで楽しい絵本です。
老夫婦の庭でコロコロと落ちてしまったおはぎちゃん。
庭の虫や動物たちに育てられて人間のように成長していく、おはぎちゃんのお話です。
小さな生き物たちの視点がとてもユーモアたっぷりのお話です。
紙芝居 『おはぎぺたぺた』
脚本・絵: 土田 義春 出版社:童心社
くまのおばあちゃんと孫がおはぎを作る紙芝居です。
小豆を洗うところから始まって、最後にはおいしそうなおはぎが出来上がりますよ!
日本の食文化を伝える、大人も勉強になる紙芝居です。
ぜひ、 秋分の日 には参考にしてみてくださいね。
子ども達に日本の風習を伝えていきましょう!
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