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保育士は 中卒 でもなれる?資格取得までの2つのルートを紹介

資格取得
保育士は 中卒 でも資格を取得して、正規の職員として働くことができます。ここでは保育士として働くために 中卒 の人はどのような流れで資格を取得すればよいかご紹介します。

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1. 保育士は 中卒 でもなることができる

保育士になりたいけれど、 中卒 だと無理だとあきらめていませんか?
実は 中卒 でも保育士を目指すことは可能です。
子どもが好きな人、教育の仕事に就きたい人にとって保育士はとても魅力のある仕事の一つです。
一生続けることのできる仕事ですし、やりがいもある仕事です。
ぜひ、この機会に保育士の仕事に挑戦してみませんか?

保育士になるためには保育士資格の取得が必要ですが、中卒者も資格取得が可能です。
資格を取得するにあたり、 中卒 の人の場合には2つのルートがあります。
自分に合っている方法で保育士資格を取得して、保育園で働くことを目指しましょう!

2.  中卒 の人が保育士になるための2つのルート

中卒 で保育士になるには以下の2つの方法があります。
1. 保育士養成学校を卒業する
2. 児童福祉施設で5年以上、7200時間の実務経験ののちに保育士試験を受験する
どちらの方法でも資格取得することは可能です。
では、詳しく説明していきます!

・保育士養成学校を卒業する

保育士養成学校というのは、名前の通り保育士を養成するための学校です。
短期大学と専門学校がありますが、どちらでも保育士になるために必要な科目の授業を受け、実習を経験します。
定時制の場合には3年以上かかることもありますが、全日制の場合には2年で卒業ができます。
保育士養成学校の場合には、卒業と共に保育士資格を取得することができます。
保育士養成学校に通うためには高校卒業の資格が必要です。
そこで、中卒者の場合には高卒認定試験と呼ばれる高校卒業程度認定試験に合格しておかなければなりません。
高卒認定試験と並行して、保育士養成学校に合格するための勉強をしなくてはならない点では大変ですが、
卒業と同時に資格取得ができてすぐに働くことができること、保育について専門的なことを学ぶことができたり、実習で実際の保育現場を経験することができたりする点はメリットです。

・保育士試験に合格する

保育士養成学校に通わなくても、保育士試験を受けて合格すれば保育士になることができます。
保育士試験は年に2回、各都道府県にて実施されている試験です。
試験は一次試験が筆記試験で9科目、二次試験が実技試験で3つの分野から2分野を選択して受験します。
中卒の場合、児童福祉法に基づき設立されている認可施設で正社員として5年間、7200時間以上の実務経験がないと保育士試験を受験することができません。
そのため保育士として働くためには、1回で試験に合格したとしても5年間かかることになります。
そこで少しでも受験資格の条件を短縮させるために、高卒認定試験を受ける方法があります。
高卒認定試験に合格すれば高卒扱いとなるため、実務経験が2年以上2880時間に短縮されます。
実務経験を経て保育士資格を取得するのは、資格取得までには時間がかかりますし、試験勉強を仕事と並行して行う点は大変です。
しかし資格がないうちから実務経験ができること、保育士養成学校に通うよりもコストをかけずに資格取得ができる点がメリットです。
※認可施設であるかは事前にしっかり確認を
保育園をはじめとする保育の施設での実務経験があったとしても、都道府県が認可している施設でなければ保育士試験の受験資格となる実務経験に含むことができません。

そこで、保育士試験を受験したいと思っている中卒者の人は、事前に自分が働いている施設が認可施設であるか確認しておくようにしましょう。
確認方法としては働いている施設に確認するだけでなく、都道府県への問い合わせをすることが大切です。
もしも対象施設ではなかった場合には、保育士試験の勉強や高卒認定の勉強と並行して、認可施設への就活も必要になるので気を付けましょう!

3. 今からでも間に合う! 中卒 から資格取得して保育士になろう

無資格であったとしても、保育補助としては保育園で働くことはできます。
しかし、保育士資格があると正社員として保育園で働くことができたり、できる仕事の幅が広がったりと、メリットがあります。
資格を取得するまでは大変ですが、選択肢を広げるためにも保育士資格に挑戦してみませんか?

保育士資格は国家資格です。
取得すれば一生仕事が続けられますし、キャリアアップもできます。
とくに 中卒 の人は、資格取得までに取り組むべきことも多くて大変です。
しかし、高卒認定試験を活用すれば取得までの時間を短くすることができますし、高卒扱いになるので待遇面でも条件が良くなります。
子どもが好きな人、保育の現場に興味のある人は、この機会にぜひ保育士試験に挑戦してみませんか?

執筆者:ほいコレ 編集部

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