保育士 に限らず、初めての仕事は失敗がつきものです。ですが新人でも、ミスは最小限にできたら嬉しいですよね。そこで今回は、私が新人保育士の時にした恥ずかしい失敗談をご紹介します。今だからわかる解決策などもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.新人の 保育士 は失敗だらけ?
子どもが大好きな人にとって、 保育士 は夢の職業ですよね。
私も初めて 保育士 になった時は、とてもワクワクしていたのを覚えています。
ですが実際に働いてみると、失敗だらけで「私、 保育士 に向いてないかも」と思ったことも多々ありました。
とても
理想の保育士さんとはほど遠い自分にがっかりすることも。
しかし今振り返って思うことは、 保育士 に限らず初めてのお仕事で失敗するのは当たり前。
そこで今回は皆さんに反面教師にしてもらうために、私の恥ずかしい失敗談と今だから言える対策やコツ、心構えなどをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.失敗談&今”あの時の私”に伝えたいこと
シーン①ミルクを作る&あげる
学生時代、親戚や自分に子どもがいない限りミルクの調乳をする機会はないですよね。
私も保育園で、生まれて初めて粉ミルクの調乳をしました。
(最近はキューブ型などの計量の手間が少ないものもありますが、保育園で扱うのは粉ミルクが主流だと思います。)
粉ミルクは、付属の軽量スプーンですり切りを量って哺乳瓶へ入れます。
(量は月齢や、離乳食の進み具合などでも違うので個人差があります。)
この時先輩保育士から「10杯入れてね」と言われたのですが、私は他にも気がかりな業務がありました。
そのため、「今何杯目?」とスプーン何杯を入れたのかわからなくなってしまいました。
忙しいママなどにはよくあることかもしれませんが、 保育士 としては大失敗です。
それ以降は必ず声に出して量るように。声が出せない時は集中して心の中で数えます。
その後に熱湯を入れ、水道水などで外側を冷やしてから赤ちゃんに与えます。(人肌が目安です。)
しかしここでも人肌がわからず、「それじゃ〇〇ちゃんがヤケドしちゃうよ」と言われました。
手首に垂らして熱くないくらいの温度が適温なのですが、確認のし過ぎでミルクの量が減ってしまう失敗もしました。
慣れれば簡単なのですが、初めてミルクあげるときはコツがわかっていると安心ですよね。
ミルクを作る&あげる時のポイント
・スプーンで量る時は必ず集中・声に出す
・最初は思っているよりも長く冷水で冷やす
・手首での確認は最低限にする
シーン②オムツ替え
オムツ替えもミルク同様、普段あまり経験できないことの一つですよね。
保育士 になったら毎日行うのですが、最初はワタワタして失敗してしまう人も多いかもしれません。
私も最初はオムツの前後もわからず、手間取ることがしばしば。
その間におしっこをされてしまったことや、うんちを替えている際に園児が暴れてしまって大変なことになった経験があります。
オムツ替えのポイント
・テキパキと替えること
・うんちの場合は、おもちゃやお歌で機嫌を良くしてから寝かせる!
・失敗しても自分を責めない
ここ一年ほど毎日娘のオムツ替えをしている私ですが、それでも替えている最中におしっこをかけられることも多々あります。
上手くできなくても誰が悪いわけではありません。
ポイントを意識してどんどん実践していきましょう。
また「うんちいっぱいしてる!どうしよう」と焦るとその気持ちが伝わり赤ちゃんが暴れてしまいます。なので、 保育士 が上機嫌でいることも大切です。
シーン③保護者対応
最後は保護者対応の場面です。
保育士 になったばかりの私は、保護者の方への配慮や声かけが不十分だったなと思います。
毎朝のお迎えを担当していた時期がありました。
そこで私は毎日同じように挨拶や「お変わりないですか?」と聞くだけでした。
朝真っ暗なうちに出勤する 保育士 って大変だなと思うことはあっても、保護者の大変さまで想像したことはありませんでした。
保護者は自分の身支度はもちろん、子どもの朝食の用意や保育園の準備をさせて家を出ます。
離乳食の準備は大変ですし、食に興味のない子に食べさせるのは更に時間がかかります。
夜泣きをする子もいるし、朝が弱い子はなかなか起きず、着替えがテキパキできない子もいます。
かと言って仕事に遅刻する訳にはいきませんから、朝はきっと時間との戦いですよね。
毎朝こんなに大変な思いをして、オムツなどの大きい荷物を持って保育園に来てくれていると思うと、もっと労いの言葉をかければ良かったと反省しました。
保育士 だって本当に大変です。ですが少しだけ想像力を持つと、毎日登園してくれている園児と保護者へ感謝の気持ちを持って対応することができそうですよね。
3. 保育士 は失敗した分だけ成長できる!
いかがでしたか?
今回は私の新人保育士としての失敗談と、今だから伝えたいポイントや心構えをご紹介しました。
どれも
恥ずかしい失敗ばかりですが、今では
たくさん失敗した人ほどたくさん成長できるのと信じています。
他人事とは思わず、ぜひ私の失敗談を踏まえて素敵な保育士を目指してくださいね。
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