保育士としても、社会人としても 1年目 のうちは、ルールや常識もわからず自分に自信を持てなくなってしまう人も多いはず。実際にそんな辛い時期を経験した私が、大切にしていて良かったと思える3つのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください♪
1. 私が保育士 1年目 で悩んだこと
子どもが好きで必死に勉強して保育士になった私でしたが、その 1年目 は意外にも悩みがつきない日々が待っていました。
保育士の仕事も初めてで、子育て経験もなかった私。初めはオムツの前と後ろやオムツ替えサインの見方もわかりませんでした。
もちろん園児のオムツを替えるのに慣れていないので、うんちまみれになることも…!その園児にもとても申し訳ない気持ちになったこともありました。
更に私の初めての担当は、0歳児クラスの補佐でした。
0歳児って月齢によってできること・できないことが本当に大きく違います。
例えば、たった1ヶ月の違いで飲めるミルクの量も違えば、離乳食の給食が食べられたり、お座りができたり、ハイハイができたり…。
このような微妙な差を、他の先生は当たり前に常識としてわかっているのに対し、勉強はしたものの子育て経験もない私は全く理解できていませんでした。
いくら資格を持っていても、「これなら若くして子どもを2人産んでいる〇〇ちゃんの方が、私よりよっぽど保育士になれるんじゃないか…?」と本気で凹むこともしょっちゅうでした。
さらに、そういった自信のなさは子どもたちにも自然と伝わってしまうもの。
そのため、中には担任の先生の言うことは聞くけど、私の言うことは聞いてくれない園児もいて悩んでいました。
また社会人 1年目 だと、周りは上司ばかりで気を張って疲れてしまうのも悩みのタネになりがちですね。
今回はそんな悩みだらけの 1年目 の時に、私が大切していて良かったことや、今は母親となりあの時よりは少し大人になって思えることをご紹介します!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
2. 保育士 1年目 で大切にしたい3つのこと
保育士 1年目 は、まだまっさらで新品のスポンジのような状態。そのため、いくらでも先輩保育士の行動・言葉を真似して吸収することができるのは新人さんならではの強み!
私はこの「吸収力」だけは大切にしていました。そうすると、先週できなかったことが今週はできたと思える瞬間が!そうして自分の成長が感じられ、とても嬉しくなり仕事へのモチベーションにつながっていました♪
1年目 では自分の子どもを産んでない保育士さんも多いかもしれませんが、母親となって思うことは親も毎日探り探りの状態で「正解」ってわかりません。
保育士 1年目 は新人かもしれないけど、毎日保育士というプロ集団の中でたくさんのことを吸収しています。一人で育児をしているママにとっては貴重な意見となりますし、「この子のことを考えているのは私1人じゃないんだ」と思えると嬉しいものです。
未熟な経験値から難しい相談にはまだ答えられないこともありますが、上司に相談してできることを増やしていけば問題ありません◎
1年目 の保育士で自信はなくても、「親御さんと一緒にこの子の成長を見守りサポートしたい!」という気持ちが伝わってくれば保護者としてもとても安心です。
1年目 では、保育業界の知識はもちろんですが、社会人としての常識も身につけなければいけません。そのため覚えることも多いですし、注意されることも多くて、ストレスが溜まりやすい時期。
同じ職場に気の合う同期がいれば良いのですが、運良くそうはいかないことも多いはず。
そこで違う業界の友人でも良いので、たまには集まったり電話などで意識的に「ストレス発散」をすることが大切。
そうすると「悩んでいるのは皆んな同じなんだ!」と思えたり、「どんな業界でも変な常識やルールってあるんだな!」と笑えてまた頑張れたりするものですよ。
3.自信がないのは当たり前!
今だから言えることですが、 1年目 はなかなか保育士としても、社会人としても経験値が少ないのでルールや常識がわからず自信が持てないのは当たり前!
逆に 1年目 から自信満々の新人さんて、少し怖いですよね。
もちろん、明るく積極的な姿勢は重要ですが、何年目になっても「日々保育を通して学び、成長しよう!」という気持ちが大切です。
また、保育士 1年目では、他の先生にはできて自分にはできないことが気になり、凹みがち…。でも逆に言えば、それは自分ができないことを知られる貴重な機会です。
他の人から「この知識を入れておいてね。」と言われて勉強するよりも、「自分ができないからこれについて調べよう!」という動機の方が勉強に身がはいりませんか?
何事もそうやって少しずつ自分のできることを増やしていくことで、自然に自信がついてくるものではないでしょうか。
最初から器用に、完璧を目指す必要はないんです。
もし1年目で辛くなったら今回ご紹介した、新人ならではの「吸収力」や子どもの「成長を応援する気持ち」をいま一度思い出してみてください!そして、適度に「ストレス発散」をしながら、保育士の仕事を少しずつ好きになっていってくださいね♪
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