感染対策の基本である手洗い。保育園で感染拡大を防ぐために一人ひとりがていねいに行うことが大切です。今回の記事では看護師のナスパープルが、正しい手洗い方法を動画で解説。この動画を観れば手洗いのタイミングや子どもたちへの具体的な伝え方がわかりますよ。
毎日子どもたちの安全に奮闘している保育士さん、本当にお疲れ様です。
感染予防の基本となる手洗いですが、慌ただしい保育の中で、つい「なんとなくの自己流」でパパっと済ませてしまうこともありますよね。
しかし保育園の感染予防のために手洗いはかかせない習慣です。
正しい手洗い方法を身に付けることが、子どもたちや保育士さん自身の健康を守ることにつながります。
動画と一緒にチェックできる内容になっているので、保育園で子どもたちと一緒に実践してみてくださいね。
1. 保育園で「手洗い」をするタイミングは?
保育園はたくさんの子ども達が集まる場所。
保育士さんは、季節を問わず感染症予防に気を付けていると思います。
保育園の衛生管理や、保育士さん自身の体調管理もとても大事ですが、子ども達にも協力をしてもらうことが大事!
手洗い ・うがいは感染症予防の基本中の基本です。
保育士さんだけでなく、子ども達にも正しい手洗いの方法を教えていきましょうね。
まずは、保育園で手洗いをするタイミングを復習しておきましょう!
子どもの場合
・登園時や、外遊びのあとの保育室に入る前
・食事(おやつ)の前
・トイレのあと
・動物や虫を触ったあと
保育士の場合
※上記のタイミングに加えて
・調乳や料理の前
・おむつ交換や、トイレ介助のあと
・排泄物や吐物の処理をしたあと
・掃除のあと
感染予防をするためには、できるだけ保育室内に菌やウイルスを持ち込まないことが大切です。
ご紹介した手洗いのタイミングを参考に、保育園で実践してみてくださいね。
2. 手洗い前の子どもたちへの声掛け
手洗いをなぜするのか、手洗いをすることでどんな良いことがあるのかを子どもたちに伝えることが大事です。
「手をしっかり洗うと、気持ちが良いよね」
「バイキンがいなくなって、風邪もひきづらくなるよ」
など、前向きな声掛けをしてあげると、子ども達も積極的に手洗いをしてくれるようになると思います。
また、子どもの年齢に応じて分かりやすい言葉をつかいましょう。
例えば、「親指」を「お父さん指」と言い換えたり、
指先を洗う時は「片手はパーにして、逆の手はライオンさんの手にしてみよう!」と伝えると手の形がイメージしやすく、小さな子どもでも覚えやすいですよ。
手洗いを教える時には、伝え方も工夫してみましょうね。
3. 正しい手洗いの方法
つぎに具体的な手洗いの方法の手順をお伝えします。
子ども達と一緒に保育園でやってみてくださいね。
手洗いの手順
①長袖の洋服の場合は腕まくりをする
②流水で手をしっかりとぬらす
③せっけんを手に取る(固形せっけんの場合はしっかりと泡立てる)
④手のひら、指の腹を洗う
⑤手の甲、指の背を洗う
⑥両手の指をそれぞれ逆側の指の間に挟みながら、指の間と側面を洗う
⑦親指の付け根を逆側の手でクルクルと洗う
⑧片手をパーにして、逆の手の指先をパーの手の上でこするように洗う
⑨手首を逆側の手でクルクルと洗う
⑩流水でしっかりとせっけんを洗い流す
⑪キレイなタオルで手を拭き乾燥させる
ポイント!
・泡タイプの方が衛生的で使いやすい
・タオルは使い回しをせず、個人のものを使う
・子ども達に合わせて、分かりやすい言葉を選ぶ
せっけんの泡に洗浄力があるので、しっかりと泡を立てて洗うことが大事。
泡タイプの方が子ども達は使いやすいと思います。
固形せっけんを使う場合には、固形せっけんを中に入れられる泡立てネットを使うと泡立てやすいですよ。
手拭きタオルは、毎日キレイなものを個人で持ってきてもらいましょう。
手を拭いたあとのタオルは湿っているので、タオル掛けに掛けて乾燥させるようにしましょうね。
タオルの使い回しはあまり衛生的ではないので、避けるようにしましょうね。
4.保育園での感染症予防に役立てよう!
いかがでしたか?
今回は、保育園での「正しい手洗いの方法」について看護師の私から簡単に解説をしました。
子ども達に、正しい手洗いを教えるのはとても大変だと思います。
子どもの年齢に合わせて、分かりやすい言葉をつかったり、保育士さんと一緒に行うことでしっかりと身に付いていくと思います。
洗面台の子ども達が見えやすい場所に、写真付きの手洗いの手順を貼っておくと、子ども達も分かりやすくておすすめですよ。
正しい手洗いを身に付けることで、子ども達はもちろん、保育士さんの身を守ることにもつながります。
今回の動画をぜひ保育園での感染症予防に役立ててくださいね。
少しでも保育士さんの参考になればうれしいです。