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1歳児との関わり方:保育実習で不安なことをスッキリ解消!

保育園実習は不安だけど、何を準備していいかわからない…という人はまずは年齢ごとの発達の特徴と保育者の関わり方について知っておきましょう!今回は1 歳児をご紹介。基本を知っておけば子どもの前に立った時、自身を持って落ち着いて関われますよ。
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1. 保育園実習で不安なこと…1歳児は難しい?!

保育学生のみなさん。
保育園での実習ではさまざまな年齢のクラスにはいりますよね。
どの年齢も違ったかわいさがあるものですが、関わり方の難しい年齢もあるかと思います。
特に、自我が芽生える1歳児クラスの子どもたちとの関わり方に、戸惑う実習生は多いようです。

そこで今回は、事前に1歳児の子どもの育ちと保育者の関わり方の基本を知って、実習の不安を解消して欲しいと思います。

基本がわかっていれば、ひとりひとりの子どもの特徴に目を向けられます。
そして実習録に書く内容も迷うことなく見えてきます。
学校の授業で詳しく勉強した人も、この記事を読んでサクッとポイントをおさらいしておきましょう!

2. 1歳児の育ちと保育者の関わり方

探索行動が盛んに!安全に配慮して遊ぼう

1歳を過ぎたころから歩くことができるようになり、探索行動が今まで以上に盛んになり時期です。
目に入るものすべて触ってみたい、やってみたいと思う時期なので保育者は大変ですが、発達上とても大切な過程です。
子どもの気持ちを尊重できるように環境設定をして存分に探索活動をさせてあげましょう。
また月齢によって発達の差が激しい時期なので、ひとりひとりに合わせた遊びを用意しましょう。
そして、動きが活発なため、転んだりぶつけたり、友達に手がでたり噛んだりしがちな時期でもあります。
安全面には充分配慮が必要です。

自我の芽生え、子どもの意思を尊重しよう

自分でなんでもやりたがる、要求が通らないと激しく怒って訴えるなど自我の芽生えが始まる時期です。

 

現場の先生のみならず、信頼関係の築けていない実習生にとってはなおさら対応が難しいかもしれません。
状況を見て子どもの気持ちを読み取ること、そして意思を尊重し見守ることが大切です。
どうしても子どもの動きを静止しなければいけない状況の時も「そうだよね、これがやりたかったのね」と気持ちが落ち着くよう共感してあげることが必要です。

自分で食事、スプーンの持ち方に気を付けて

自分でしたい!という気持ちが高まる時期なので食事の場面でも、スプーンを自分で持って食べる子も多くなります。
それに合わせ、正しいスプーンの持ち方を教える大切な時期でもあります。

 

食事の途中から指導するのではなく、渡すときに正しい持ち方で持たせるといいですね。
「自分で」という気持ちを大切にしつつ、最後の一口などできないところはサポートするなどひとりひとりに合った対応が必要です。
食べこぼしが多くなるので掃除は念入りにしましょう。子どもたちは食べ物で汚れた手でいろいろなところを触るので、テーブルの裏や椅子もしっかり拭きあげてくださいね!

言葉を覚える時期、使い方を示そう

保育者が話している言葉を聞き、使ってみることで生活用語を覚えていく大切な時期です。
のため保育者は普段からわかりやすい言葉で子どもたちに声掛けをしていきます。
また自我の芽生えの時期でもあるので、オモチャの取り合い、場所の取り合いなどにより友達とのケンカもおきがちです。
ケンカがおきないような環境設定も必要ですが、関わり合いの中で
「かして」
「いいよ」
「いっしょにやろう」
「ちょーだい」
など言葉の使い方を知らせていくことも大切です。

3. 難しい時期…でも最高にかわいい1歳児の子どもたち!

こうして1歳児の特徴を並べていくと、関わりの難しい年齢であることが分かりますね。
子どもたちの気持ちを尊重しながらも、安全面には細心の注意が必要です。
現場の担任の先生もそうですが、1日実習に入ると、気をはってどっと疲れてしまうかもしれません。
けれど、少ない語彙でも一生懸命に気持ちを伝えようとするところ、見るものすべてに好奇心旺盛に目を輝かせるところ、よちよち歩きや幼いしぐさは、大変さを上回る可愛さがあります。

 

実習生でも子どもたちの思いを汲み取れるよう努力すれば、心を開いてキラキラの笑顔を向けてくれるはずです。
ぜひ上記の成長過程、そして関わり方を意識して向き合ってみてくださいね。
かわいい子どもたちと心が通った実習になるよう応援しています!

 

 

執筆者:ほいコレ 編集部

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