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【保育】 朝ごはん の効果知ってますか？子どもの成長発達に欠かせない食習慣
保育に役立つ豆知識！今回は『 朝ごはん 』がテーマ。皆さんは毎日 朝ごはん を食べていますか？ 朝ごはん を食べることでどのような効果があるか、子どもの喫食状況や保育の中でできる食育活動などをまとめてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい♪
1. 朝ごはん にはどんな効果がある？
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中！
今回のテーマは、子ども達にとって大切な食習慣『 朝ごはん 』について。
みなさんは、 朝ごはん を毎日食べていますか？
忙しい朝は、大人でもゆっくり 朝ごはん を食べられないという方も多いと思います。
朝ごはん は大切とよく聞くけれど、
ついつい抜いてしまう…という方は必見！
子どもにとっては特に重要な 朝ごはん 。
まず 朝ごはん の効果について解説します。
朝ごはん を食べることの効果
・からだを目覚めさせる
・頭を目覚めさせる
・からだのリズムが整う
眠っている間は体内の活動が抑えられ、体温も下がります。
朝起きてから 朝ごはん を食べることで、
体温が上昇し、体内の活動も再始動するのです。
からだがしっかりと目覚めると、
朝からたくさんからだを動かして遊ぶことができますね。
また、 朝ごはん は脳にも大きな影響があります。
朝ごはん を食べることで、エネルギー源であるブドウ糖が補われ、
脳の働きも活性化されるのです。
そして、 朝ごはん にはからだのリズム（体内時計）を整える効果も。
毎日 朝ごはん をしっかり食べることで、
活動の時間、休息の時間をからだが覚えていきます。
一日の生活リズムとからだのリズムがしっかり合うと、
心もからだも健康に過ごすことができるのです。
2. 子どもの 朝ごはん に関する現状は？
良い効果がたくさんある 朝ごはん ですが、
子どもの 朝ごはん の喫食状況を知っていますか？
政府の統計によると、乳幼児（１～６歳）の4.7％が 朝ごはん を食べていないということがわかっています。
単純に計算すると、20人クラスであればその中の1人は 朝ごはん を食べていないということ。
共働き家庭が基本である保育園の子ども達は、
早朝から保育園を利用している場合もあり、
朝ごはん を抜いてしまうと、活動に必要なエネルギーが全く足りません。
成長発達に大切な子どもの時期は特に、
朝からしっかりと食べる習慣が必要。
また、親が 朝ごはん を食べる習慣がないと、
子どもも 朝ごはん をあまり食べないという場合があるようです。
3. 子どもへの食育としてどう伝える？
朝ごはん の大切さを子どもや家庭に伝えていくことは、
食育の一つでもあります。
子どもの食生活に必要なサポートとしては、
どのような方法があるでしょうか？
◆ 朝ごはん の効果を伝える
朝ごはん には良い効果がたくさんあるということ、
また食べないとどうなる恐れがあるのかということを、
子どもにも家庭にも伝えていきましょう。
子ども達には、イラストなどを使ってわかりやすく伝えていくのがおすすめ。
家庭に対しては、掲示物やおたより、懇談会などの機会を使って伝えていきましょう。
朝ごはん の内容についても、
炭水化物、タンパク質を中心として、ビタミンやミネラルなどをバランスよく取れると理想的です。
しかし、バランス良い食事を勧める前に、
まず 朝ごはん を食べる習慣作りを働きかけていきましょう。
朝ごはん の大切さについては、
政府のホームページにも掲載されていて、リーフレットなども出されています。
政府から出されている資料や公的なデータなども交えながら伝えていくと、
より効果的に伝えられるのでおすすめです。
◆ 朝ごはん に興味を持つ活動
子ども達には、 朝ごはん の効果を伝えると共に、
朝ごはん 自体に興味を持つ活動も取り入れていくと良いでしょう。
【 朝ごはん クイズ】
先生や子ども達のその日の 朝ごはん をクイズ形式にして楽しみます。
お友達の 朝ごはん を知れたり、
明日は何を食べようかな…と考えたりするきっかけにもなる活動。
朝の会の日課の一つに組み込んでも良いですね。
【 朝ごはん がテーマの絵本】
朝ごはん がテーマの絵本を読むのもおすすめ！
『あ・さ・ご・は・ん！』
武田美穂 作 ほるぷ出版
『14ひきのあさごはん』
いわむらかずお さく 童心社
いかがでしたか？
今回は、子ども達にとって大切な食習慣『 朝ごはん 』についてご紹介しました。
朝ごはん は子どもだけでなく、もちろん大人にとっても大切です。
毎日 朝ごはん をしっかりと食べて、健康に過ごせるよう意識していきましょう。
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執筆者：たか 先生(保育教諭1)
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