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保育園の 食事 の時間は大変?新人保育士が0歳児クラスで学んだこと

0歳児食事
食事 は保育園での生活で、毎日行う重要な時間の一つ。ですが保育園での食事事情がわからないと、どのように子どもに配慮すればいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は私が0歳児クラスの保育で学んだ食事中のポイントや、大変だったエピソードをご紹介します!
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1. 新人保育士にとって、 食事 の時間は大変?

保育士を目指している皆さんこんにちは!
子ども達との園生活は、今からとても楽しみですよね。
ですが初めての保育園生活では、園児の予想外の行動にビックリすることもあるかもしれません。
私の初めての担当は、0歳児クラスの補助でした。
私は初めて0歳児クラスで給食を一緒にとった時、あまりに大変でビックリしたことがあります。
でも大丈夫。毎日のことなので、慣れれば焦ることもビックリすることもなくなりますよ。
それでも、あらかじめ保育園の食事事情がわかっていれば心構えもできますし、少しは安心ですよね。
そこで今回は、私が体験した0歳児クラスでの 食事 の様子や、何が大変だったかなどのエピソードをご紹介しようと思います。
子ども達が 食事 をとる時に、保育士が気をつけたいポイントなどもあわせてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

2.  食事 の時間に大変だったエピソード

それでは食事中と食後の場面に分けてご紹介していきます。

①食事中

私の働いていた園は子ども達が自分で食べる自主性を大切にしていました。そのため0歳児クラスでも介助食べではなく、自分で手づかみ食べをしている子がほとんど。
これは食べ物の感触や形状を自分で触って確かめることができますし、手先を上手に使う発達につながるので素晴らしいことです。
ですがもちろん器用に食べられるわけではありません。
そのため園児の手や服はごはんつぶでベタベタですし、お茶やお味噌汁をそのままこぼしてしまうのも日常茶飯事。
お味噌汁に手を突っ込んで、ジャブジャブと遊び始めてしまう子もいて初日はビックリしたのを覚えています。
テーブルや床はもちろんベタベタですし、汁物はすぐに雑巾で保育士が拭きとります。
その間に保育士も給食を一緒に食べるのですが、とてもじっくり味わう余裕はありませんでした。
こんな話を聞くと「大変そうだな」と思ってしまうかもしれませんが、手づかみ食べも遊び食べも成長には必要なこと
最初は自分でうまく口に運べなかった子どもも、毎日手づかみ食べをするうちにいつの間にか上手に食べれるようになっています◎
遊び食べも大人から見るとお行儀が悪いように見えますが、食べ物自体や食べることへの好奇心からくる行動です。色々な食器の音や食べ物の感触を試したり、理解を深めている段階なのですね。
遊び食べの時に感情的に「ダメ!」と怒ると、その反応が楽しくて気をひくために遊び食べを繰り返すケースもあります。
なので「いけないことだよ」とシンプルに、冷静に伝えましょう。
また0歳児は言葉はわからなくても、保育士の表情や声のトーンで感情を読み取っているもの。
園児ができたことを保育士が一緒に喜んでくれると、食事の時間は楽しいと思ってくれます。
注意ポイントとして、0歳児は食べ物を丸のみしてしまう傾向が。喉に詰まらせると大変なので、「よく噛んで食べるんだよ」と保育士が声をかけたり、お手本を見せましょう
子どもは大人の真似っこが大好きです。
園児たちのお手本になれるよう普段から食事のマナーには気をつけたいですね。
食事中のポイント
・上手に食べられた時はしっかり褒めて成長を喜ぶ
・保育士が食べるお手本を見せつつ、一緒に 食事 を楽しむ
・食器や食べ物で遊んだら、シンプル且つ冷静に伝える

②食後

次に大変だと思ったのが、食後の時間です。
0歳児の子ども達は、ごはんつぶや麦茶などがついた洋服のまま遊び始めようとすることも。着替えも自分では出来ないので、追いかけて着替えさせ、ごはんつぶをとって洗濯にまわします。
床やテーブルも布巾で必ず掃除をして、天日干しなどで乾かします。
残念ながら、床や服についたごはんつぶはなかなか取りづらいので毎日大変でした。
その後は寝かしつけてお昼寝の時間になるのですが、慣れないうちはここまで本当にバタバタでした。
そこで少しでも保育を楽にするポイントをご紹介しておきます。
食後のポイント
・食事エプロンの使用や、あらかじめ新聞紙を下に敷くなどして掃除を楽にする
・(照明を暗くしたり、お布団スペースを区別するなど)環境を工夫して、スムーズにお昼寝へ誘導する

3.食事の時間は学びがいっぱい!

いかがでしたか?
今回は私が保育園で大変だった食事中のエピソードそこから学んだことをご紹介しました。
少しは心構えができたと思ってもらえると嬉しいです。
食事で0歳児の服や周りが汚れるのは当たり前!
家庭では後片付けが大変なので、保育園で食事の練習をしている子どもも多いものです。
0歳児は言葉も運動機能もまだまだ未発達ですが、その分毎日が成長の連続です。
手づかみ食べや遊び食べは、成長に必要なこと。その子にとって大切なステップだと温かく見守ることができると良いですね。
また保育中に大変と思う瞬間は、同時に保育士として学べることの多い瞬間でもあります。
毎日の大変な園生活も学びのチャンスだと思って、たくさんのことを吸収していけると良いですね!
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執筆者:ほいコレ 編集部

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