保育に役立つ 絵本 をご紹介するシリーズ♪今回のテーマは、『探し遊び 絵本 』です。子ども達に人気の定番ものから、ちょっとひねったおもしろ 絵本 など、おすすめの10冊を取り上げています。ぜひ、保育室の本棚に取り入れてみて下さいね♪
1.集中力が育つおすすめ 絵本 って⁉
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回は、保育に使えるおすすめ 絵本 のご紹介です。
テーマは、『集中力が育つ絵本』について。
そもそも絵本を見ること自体、集中力を付けるのに効果的なものですが、
その中でも、今回は特におすすめの『探し遊び絵本』をご紹介します!
『探し遊び絵本』とは、絵本 のページの中から、指定された絵を見つけ出して遊ぶものや、
間違い探しをするものなどがあります。
子ども達に人気のキャラクターが出てくるシリーズもたくさんあり、
中には乳児さん向けの 絵本 もあるので、
幅広い年齢で楽しむことができます。
そして何より、探し遊びの 絵本 は、じっくりと見たり考えたりする時間が作れるので、
遊びながら集中力が育つメリットがあるんです。
集中力は、幼児期に基礎が出来ると言われていて、
生活や遊びの中で色々な体験を通して培われていきます。
日頃の保育の中で、
子ども達が気軽に、また繰り返し楽しみながら集中力を付けていけると良いですね。
2.おすすめの絵本はコレ!『探し遊び絵本』10選
それでは、集中力が育つおすすめの 絵本 『探し遊び絵本』10選をご紹介します。
おすすめ①
『きんぎょが にげた』
五味 太郎 作 福音館書店
ストーリー性がある 絵本 ですが、
ページごとに逃げたきんぎょが隠れています。
1~2歳の乳児さんにぴったりの、
探し遊びの導入となる 絵本 といっても良いかもしれません♪
おすすめ②
『どこどこどこ いってきまーす』
長谷川義史/作・絵 ひかりのくに
カラフルでユーモアいっぱいのイラスト♪
探していくのが楽しくなりますね。
日本の暮らしに溶け込んだ“さがしもの”を見つけよう!
おすすめ③
『NEWウォーリーをさがせ!』
マーティン・ハンドフォード/著・文 フレーベル館
昔から親しまれている『ウォーリー』シリーズ!
細かく描かれたイラストは、じっくり見ていると色々な発見が♪
シーンも様々で、シリーズで楽しみたい 絵本 です。
おすすめ④
『ミッケ!』
写真/ウォルター・ウィック 文/ジーン・マルゾーロ 訳/糸井重里 小学館
探し遊び絵本の定番である『ミッケ!』。
写真を取り入れた探し遊び絵本という特徴もあります。
シリーズもたくさん出ているので、
全シリーズ制覇したい!という方も多いはず♪
おすすめ⑤
『さがして!みつけて!ABC ゆかいなアルファベットだいずかん』
作:アラン・サンダース 訳:高津由紀子 監修:外山節子 偕成社
アルファベットに親しみながら楽しめる探し遊び絵本。
繰り返し読んでいるうちに、
自然とアルファベットを覚えられると思いますよ♪
おすすめ⑥
『もりのかくれんぼ どこかなどこかな、どうぶつ100ぴき』
作/フィリップ・ジャルベール 訳/ふしみみさを 小学館
とても繊細なイラストをよ~く見ていると、
どうぶつがそっと隠れています。
シンプルな色彩だからこそ、難易度はちょっと高め。
大人もじっくり楽しめる 絵本 です。
おすすめ⑦
『おばけ!まちがいさがし』
大河原一樹(作・絵) 幸池重季(作・絵) 青木健太郎(作・絵) 高橋書店
おばけがたくさん出てくるまちがいさがしの 絵本 。
ページ数が多く、ボリュームたっぷり!
毎日1問ずつ挑戦していくのもおすすめです♪
おすすめ⑧
『時の迷路』
香川元太郎作・絵 PHP
迷路をたどりながら、かくし絵を見つけて遊ぶ 絵本 。
ページごとに色々な時代を楽しむことができます。
時代ごとに雰囲気が変わるので、
歴史に興味を持つきっかけにもなるかもしれません♪
おすすめ⑨
『海の生きもののなかま』
文・写真:小林安雅 偕成社
写真で見る『海の生きもののなかま』。
たくさん並んだ生きものの中から、『○○のなかま』探しを楽しみましょう。
海の生きものに詳しくなれるかも⁉
おすすめ⑩
『さがそう!マイゴノサウルス』
著:やましたこうへい 監修:真鍋真 偕成社
恐竜好きな子ども達にピッタリ!
トリケラトプスやティラノサウルスなど、
人気の恐竜がたくさん出てきます♪
探し遊びだけでなく、恐竜の種類や特徴なども載っているので、
図鑑のような要素もある 絵本 です。
3.保育に上手く取り入れるには
いかがでしたか?
今回は、集中力が育つおすすめ 絵本 『探し遊び絵本』10選をご紹介しました。
この『探し遊び絵本』は、全体に向けて読み聞かせるというよりも、
一人や少人数でじっくりと楽しむような 絵本 。
そもそもこういったジャンルの 絵本 は、保育にはあまり向いていないんじゃない…?
と思う方もいるかもしれませんが、
私自身、保育の中でたくさん活用してきました。
保育室の本棚に置いておくと、いつも誰かが読んでいる…
といったように、子ども達に人気の 絵本 でしたよ。
一人でじっくり見たいという子だけでなく、
お友達と一緒に探して楽しみたいという子も。
探し遊び絵本に集中できるよう、
パーテーションなどで区切った 絵本 のコーナーを設けたり、
テーブルとイスを用意して落ち着いて見られる環境を作ったりする配慮も大切です。
また、時々 絵本 のシリーズを入れ替えたりすることで、
以前見たことがあるものでも、新鮮な気持ちで楽しむことができるでしょう。
ぜひ、保育の参考にしてみて下さい♪
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