子ども達が大好きな クイズ !でも毎回クイズ を考えるのは大変。そこで今回は「 クイズ の問題が思いつかない!」という保育士さんたちのお悩みを解決させる3つの方法をご紹介します。これを読んで、子どもが喜ぶ クイズ をすらすら出題しましょう。
1. 保育のスキマ時間には クイズ がおすすめ
実習生の皆さん。実習に向けて、子ども達とたくさん遊ぶ準備はできていますか?
今日は活動と活動の間のスキマ時間にぴったりな クイズ をご紹介します。
クイズ は子ども達が大好きで、「長くて黄色いおいしい果物なんだ?」というような簡単な問題であれば、2歳児クラスの子でも楽しめる遊びです。
正解した時の高揚感を求めて「もっと クイズ 出して~!」と夢中になる子ども達の集中力は、 クイズ ならではですよ。
とはいえ、幼児クラスにもなると「それ、前もやった!答え知ってる!」「違う クイズ 出して!」などというリクエストが出るようになり、 クイズ が思いつかなくなって出題者がギブアップしてしまうことが多々あります。
今回はこうした「 クイズ が思いつかない」という事態を回避する3つの方法をお伝えします。
これを読めば、頭を使わずに様々な クイズ がすらすらと出題できるようになり、子ども達とより楽しく遊べるようになりますよ。
2. 保育士必見! クイズ をすらすらと出題する3つの方法
例として
「今日は何があったでしょうか?(今日は何の日でしょうか?)」
「今日の給食のおかずは何だったでしょうか?」
「今日、お休みの人はだれでしょうか?」
というような クイズ です。
みんなが答えを知っているので全員が楽しめます。
日常的にこのような クイズ を出題すると、子ども達も「これ、 クイズ に出るかも」といろいろな場面を鋭く観察するようになるので、子ども達の観察力アップも期待できますよ。
もし簡単すぎるようでしたら、「今日、〇〇をおかわりしたのは誰でしょうか?」など、少し細かい内容にすると、難易度が上がります。
それでも「かんたーん!」と不満を言ってくる年長さんたちにおすすめなのは、「お誕生日会まであと何日でしょうか?」というような「行事まであと何日か」 クイズ です。
年長さんくらいの年齢では、数や時間の感覚を育てることも保育で大切になってきます。
クイズ を通して楽しみながら、こうした感覚を身につけさせてあげられるといいですね。
例えば
「先生のポケットには何本ペンが入っているでしょうか?」
というような問題を出してみましょう。
自分のポケットが一つあればすぐに クイズ が出せるので、とっさに子ども達の注意を引きたいときなどにもおすすめです。
子ども達の持ち物を クイズ にしても楽しめますが、その際は「僕のも クイズ にして!」「私のも!」と収集がつかなくなりやすいので、実習生のみなさんはあらかじめ配慮や工夫をするとよいでしょう。
やり方としては
①子ども達に変化の前(ビフォー)の状態をよく見せます。
②子ども達に目をつぶってもらい、その間に何か一つ変えます。
(髪型を変えたり、靴を脱いだり、名札を外したり…)
③目を開けてもらって何が変わったか(アフター)を当ててもらいます。
子ども達が観察力を全開にして挑んできて、とても盛り上がりますよ。
人物を対象にしなくても、黒板やお部屋などでも出題できますのでいろいろと試してみてくださいね。
3. クイズ で子どもを楽しませよう!
以上、子どもが喜ぶ クイズ をすらすらと出題する3つの方法をご紹介しました。
ところで クイズ の醍醐味は簡単すぎず、難しすぎない問題を答えることにあります。
小さい子には〇×形式や三択問題で出題すると答えやすく、 クイズ に参加する楽しさを感じてくれますよ。
反対に簡単な クイズ でも問題の前置きを長くすると、集中力と推察力と記憶力をフル活用して答えることになるので、年長児も クイズ に満足してくれるようになります。
(例えば「目が二つ、鼻が一つ、口も一つ、背が高くて、かわいいけれど、先生のことではなくて、足が四本あって、葉っぱが好きで、茶色くて、黄色い、首の長い動物なんだ?」など。)
みなさんもぜひ、いろいろと試して クイズ を楽しんでみてくださいね。
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