お散歩の活動をもっと楽しくするために、 絵本 を活用しませんか?今回は、保育実習を控えている学生さんにもおすすめの、お散歩が楽しみになる 絵本 10選をご紹介します♪ 絵本 を活用した活動例も載せていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1.保育実習でお散歩を経験できるかも!
外で過ごすのが心地いい時期は、
保育園でも園外へお散歩に出掛ける機会が多くなります。
お散歩の頻度は、
保育園の保育環境や考え方により違いますが、
保育実習でもお散歩を経験出来るかもしれません♪
もしもお散歩に引率する機会があれば、
色々なことを学べるチャンス!
園外に出た時に子ども達をどのようにまとめ、引率しているか、
保育士さんはどのようなことに気を配っているかなど、
しっかりと学びましょう。
そこで今回は、活動の導入に使える、
そして、子ども達がもっとお散歩を楽しみに感じるような 絵本 をご紹介したいと思います。
保育実習の部分実習にも、ぜひ参考にしてみて下さい♪
2.お散歩が楽しみになる 絵本 10選
おすすめ①
『くつくつあるけ』
林 明子 作 福音館書店
対象参考:0歳~
0~1歳児クラスの子ども達にぜひ読んであげたい 絵本 。
歩き始め、歩くのが楽しくなってきた頃にはぴったり!
かわいい靴が、ぱたぱた…とんとん…ぴょんぴょん…と色々な動きを見せてくれます。
靴を履くのが苦手な子も、靴を履くことに興味がわくようなお話です。
優しい雰囲気の中、ゆったりとしたテンポで読み聞かせをしましょう。
おすすめ②
『ももんちゃん のっしのっし』
とよた かずひこ さく・え 童心社
参考対象:0、1歳~
大人気のももんちゃんシリーズ!
ももんちゃんは、うしさんとお散歩。
そのうちに、きんぎょさんや、さぼてんさん、おばけさん…とお友達が増えていきます。
優しい雰囲気のお話は、0歳児クラスにもおすすめ♪
おすすめ③
『おさんぽ』
まえだまゆみ・作・絵 主婦の友社
0~1歳児クラスにピッタリの 絵本 ♪
靴を履いて、さあ出発!お花や動物…
お散歩に出ると色々な出会いがあることを感じられるような“体験型お散歩絵本”です。
おすすめ④
『とっとこ とっとこ』
まつい のりこ さく 童心社
対象参考:2歳~
とっとことっとこ…ねこさんが靴を履いてお散歩♪
ぶたさん、かえるさん…と他にも色々なお友達が登場します。
繰り返しのお話でわかりやすく、温かみのある切り絵のようなイラスト。
それぞれの靴にも注目すると、さらに楽しめますよ♪
おすすめ⑤
『ぞうくんのさんぽ』
なかの ひろたか 作・絵 / なかの まさたか レタリング 福音館書店
対象参考:2歳~
子ども達に大人気のシリーズ1作目。
ぞうくん、かばくん、わにくん、かめくんのお散歩風景がとてもかわいらしいお話です。
繰り返しでわかりやすい話の流れなので、乳児さんにぴったり♪
ゆったりとしたテンポで読むことで、
登場する動物たちの雰囲気が伝わりやすいと思います。
おすすめ⑥
『はるかぜさんぽ』
作:江頭 路子 講談社
○○さんぽシリーズのひとつで、春の季節を感じられるお話。
たんぽぽ、ちょうちょう…
お散歩に出掛けたら何に出会えるかな!?とワクワクします。
それぞれの季節に合ったシリーズを選んで楽しんでみましょう♪
おすすめ⑦
『さんぽのしるし』
五味 太郎 作 福音館書店
対象参考:2歳~
「しるし(標識)」がテーマのお話。
うさぎさんがお出掛けに行く途中で、道にある色々なしるしを発見します。
自分の身近なところには、どんなしるしがあるんだろう…?
道路標識について興味を持つきっかけになったり、
交通ルールを学ぶ機会にもなる 絵本 です。
おすすめ⑧
『へびくんの おさんぽ』
いとう ひろし/作・絵 鈴木出版
対象参考:2、3歳~
へびくんがニョロニョロとお散歩に出掛けます。
途中からお散歩が思わぬ展開に…
面白さや優しさが感じられるお話ですが、
乳児さんでもわかりやすい内容なのでおすすめです♪
おすすめ⑨
『おさんぽのおやくそくだもの』
きだにやすのり 作/わたなべあや 絵 あかね書房
参考対象:幼児
くだものたちが公園までお散歩♪
公園までの道中で、色々な交通ルールが出てきます。
かわいらしいくだものたちが、交通ルールを教えてくれるので、
子ども達にもわかりやすいお話。
お散歩の前の読み聞かせにおすすめです♪
おすすめ⑩
『くもとそらのえほん』
五十嵐美和子作・絵 武田康男監修 PHP研究所
空と雲をテーマにした 絵本 。
入道雲、わた雲、ひこうき雲…と様々な表情の空が描かれています。
雲には色々な形、色々な名前があることを知るきっかけにもなりますよ。
お天気の良い日はお散歩に出て、子ども達と雲の観察をして楽しむのもおすすめ!
工夫次第で色々な活動に展開できそうな 絵本 です。
3. 絵本 を活用した活動例のご紹介♪
最後に、 絵本 を活用した活動例をひとつご紹介したいと思います。
声掛けの例を★印で載せていますので、参考にしてみて下さい。
『身近な標識を見つけよう!』
対象:4~5歳児クラス
【導入】
絵本 『さんぽのしるし』
出てきた標識について振り返る。
★「色々なしるしが出てきたね。どんなものがあったかな?」
身の回りにも色々な標識があることを伝え、散歩の活動につなげる。
★「道路に色々なしるしがあるの、見たことあるかな?」
「どんなしるしがあるか、お散歩に行って見つけてみよう!」
【活動】
① 散歩
散歩中に見つけた標識を覚えておくよう伝える。
★「お散歩で見つけたしるしは覚えておいてね。」
② 標識を描く
お散歩で見つけた標識をひとつ選んで描く。
★「みんなが見つけたしるしはどんなものだった?一つ選んで紙に描いてみよう!」
それぞれ描いた標識を見せ、どんな意味があると思うのかも発表する。
★「描いたしるしを発表してもらいます。どんな意味があると思うのかも教えてね。」
③ 標識の意味について
標識が載っている 絵本 『マークのずかん』を見せながら、標識の意味を紹介する。
★「道路には色々なしるしがあったね。どんな意味があるのか、少し紹介するね。」
いかがでしたか?
今回は、保育におすすめのお散歩が楽しみになる 絵本 10選をご紹介しました。
春や秋はお散歩を存分に楽しめる季節!
お散歩は保育園の中だけでは出会えないモノや人と触れ合ったり、
気分がリフレッシュされたりする良い機会です。
そんなお散歩の活動にも 絵本 を上手く活用して、
子ども達がより楽しめる環境作りをしていきましょう♪
楽しい活動となりますように…
未来の保育士さんを応援しています!
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