1.実習で 絵本 を読もう!
絵本 は好きですか?
保育を学んでいる学生のみなさんは、
日頃から 絵本 に触れる機会が多いのではないでしょうか。
保育園・幼稚園では、
子ども達に 絵本 を読む機会がたくさんあります。
実習では、ぜひ 絵本 の読み聞かせにチャレンジしましょう!
今回は、『年末・お正月』シーズンにぴったりの 絵本 をご紹介します。
季節に合ったテーマを選ぶことで、
子ども達も、行事や習慣などに興味・関心が広がります。
一見難しそうなテーマでも、
わかりやすい言葉やストーリーで描かれているので、
子ども達も、きっと惹きこまれるはず♪
『年末・お正月』ならではの 絵本 を、タイムリーに子ども達と楽しみましょう。
また、『ほいコレ』ではおすすめの 絵本 だけでなく、
実習生がすぐに使える、 絵本 を活用した実践例もご紹介します。
ぜひ、保育実習の参考にしてみて下さい♪
2.実習におすすめ『年末・お正月』の 絵本 10選
おすすめ①
『おもちさんがね・・』
作・絵: とよた かずひこ 童心社
参考対象:2歳から
人気の 絵本 シリーズ「おいしいともだち」のひとつ。
白いお餅がプク~っと膨らんで、お醤油のお風呂に入ったり、のりのタオルを巻いたり…
乳児さんにもわかりやすい表現でかわいく描かれています。
お決まりのフレーズ「しんぱいごむよう!」は子ども達もすぐにマネしますよ♪
おすすめ②
『すいすいたこたこ』
とよた かずひこ/作・絵 鈴木出版
参考対象:2~3歳
お正月に、しろくまさん一家と、あざらしさん一家が仲良く凧あげ。
凧あげのたこが本物のタコだったり、最後の方にはライオンさんの獅子舞が登場したり…
かわいい雰囲気でユーモアたっぷりのお正月が描かれています♪
おすすめ③
『おもちのきもち』
文・絵:加岳井 広 講談社
お正月のお餅といえば、『かがみもち』!
ある日『かがみもち』が何かを決心して、思い切った行動に…
まさかの展開に、子ども達も笑顔になるお話です♪
おすすめ④
『おもち!』
石津ちひろ 文/村上康成 絵 小峰書店
参考対象:3,4歳から
楽しいおもちつきのお話。
お餅をつく「ぺったん、ぺったん、ぺたぺったん」というリズミカルな言葉にウキウキします♪
ついたお餅は、色々な形に変身!
次はどんな形のお餅になるかな…!?と子ども達もワクワクするお話ですよ。
おすすめ⑤
『14ひきのもちつき』
いわむらかずお さく 童心社
参考対象:3歳から
子どもに人気の『14ひきのシリーズ』から、おもちつきのお話。
年末のおもちつきの様子が、丁寧に描かれています。
おもちつきって、こんな風に準備して進めていくんだ…!
と、子ども達もきっと興味が広がりますよ。
おすすめ⑥
『十二支のはじまり』
岩崎京子・文 二俣英五郎・画 教育画劇
参考対象:3,4歳から
お正月の朝、色々な動物たちが神様の元を目指して出発!
十二支の由来を描いたお話です。
干支に興味を持つきっかけにもなるので、
幼児クラスではぜひ読みたい、おすすめのお話ですよ。
おすすめ⑦
『あけましておめでとう』
中川 ひろたか 文/村上 康成 絵 童心社
参考対象:3歳から
お正月『一年の始まりの日』は、「あけましておめでとう」がいっぱい!
おせちに、年賀状、お年玉に、たこあげ、初詣‥
誰かと「あけましておめでとう!」と言いたくなるようなお話です♪
おすすめ⑧
『おしょうがつバス』
藤本ともひこ/作・絵 鈴木出版
参考対象:3~4歳
『いただきバス』シリーズのひとつ。
変幻自在のバスが、お正月に起きた動物たちのピンチを救います!
乗り物好きの子ども達にもおすすめの一冊です♪
おすすめ⑨
『10ぴきのかえるのおしょうがつ』
間所ひさこ 作/仲川道子 絵 PHP研究所
参考対象:4~5歳から
大人気『10ぴきのかえる』シリーズのひとつ。
ねずみのもちつきの音で、冬眠から目覚めたかえるたち。
お正月とはなんだろう?みんなで調べて、かえるのお正月を満喫します。
ハラハラする展開に、子ども達もくぎづけ♪
おすすめ⑩
『おせちいっかのおしょうがつ』
わたなべ あや 作絵 佼成出版社
参考対象:3歳から
お正月ならではの『おせち』料理。
重箱の中では、おせちいっかもお正月の準備を進めます。
かわいいおせちがいっぱい登場するので、子ども達も親しみやすいですよ♪
表紙の裏側には、おせちの名前や由来も載っているので、
大人も勉強になります!
3. 絵本 を使った簡単実践例をご紹介♪
それでは最後に、 絵本 を使った簡単実践例をご紹介します♪
実習生の声掛けの例を、★印で載せていますので参考にしてみて下さい。
粘土遊び『おもちつきごっこ』
対象:3歳
【導入】
・手遊び『グーチョキパーでなにつくろう』
・絵本 『おもち!』 石津ちひろ 文/村上康成 絵 小峰書店
活動前の導入で『おもち!』を読み聞かせする。
読み聞かせ後に 絵本 の振り返りをし、
子ども達にどんな形のおもちがいいかを聞いてみる。
★「色々な形のおもちが出てきたね。みんなだったらどんな形のおもちがいい?」
子ども達の反応を見る。
★「じゃあ、今日はみんなも粘土でおもちつきごっこしてみよう!」
【粘土遊び『おもちつきごっこ』】
・最初はお餅つきのように粘土をこねて遊ぶ。
絵本 に出てきたように、「ぺったん、ぺったん、ぺたぺったん」などと掛け声をかけながら楽しい雰囲気を作る。
★「まずは、みんなでおもちつきをしてみよう!ぺったんぺったん…」
・それぞれ好きな形のおもちを作る。
★「おもちができてきたかな?じゃあ今度は好きな形のおもちにしてみよう!」
実習生は自分も一緒に粘土でおもちを作ったり、子ども達の様子を見て回ったりする。
ポイント
・実習生自身が、楽しい雰囲気で活動に取り組むことで、遊びが盛り上がります。
・完成したら、みんなに発表したり、紙に作品名を書いて展示したりするのもおすすめ!
いかがでしたか?
今回は、実習におすすめ『年末・お正月』の 絵本 10選と、絵本 を使った簡単実践例をご紹介しました!
年末・お正月だからこそ楽しめる 絵本 を実習でも取り入れて、
保育や活動につなげていけると良いですね。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい♪
未来の保育士さんを応援しています!
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