保育園でどんなシーンでも使える 手遊び 。 手遊び には子どもたちの成長をはぐくむ効果がたくさんあるんです! 保育園実習の前に、 手遊び をマスターしてみてはいかがですか? 保育士経験から、子ども達が喜んで遊んでくれた 手遊び を5つご紹介します。
1. 乳児向けの 手遊び にはこんな効果がある!
保育士になったら、必ず覚えておきたい 手遊び 。
誰でも「げんこつ山のたぬきさん」や「トントントントンひげじいさん」など、子どもの頃に口ずさんで遊んだことがあるのではないでしょうか?
この 手遊び 、ただ歌って遊ぶだけのようではありますが、乳幼児期に大切な想像力や記憶力を養う遊びなんです。
子ども達になじみのある物や興味のあるものが手遊びの歌詞に出てくると、想像力を掻き立てて興味も出てきます。
また 手遊び は歌いやすいフレーズばかりなので、歌詞を覚えたり物の名前を覚えたりして記憶力も高める効果もあるんですよ。
楽しくお友達や先生と一緒に手遊びをすることで、目を合わせて笑ったり、たまにはこちょこちょしたり、コミュニケーション力もはぐくみます。
このように、いい効果がいっぱいの 手遊び 。シーン別の使える手遊びを覚えて、一緒に笑顔で楽しみましょうね!
2.おもしろい 手遊び 5曲
それでは子どもたちが大好きな、おもしろい 手遊び 5曲ご紹介します!
・王道!「アンパンマン」
♪トントン トントン(グーの手を縦に重ねて交互にトントン) アンパンマン(両手はグー、ほっぺにあてる)
トントン トントン しょくぱんまん(両手はL字、ほっぺにあてる)
トントン トントン カレーパンマン(両ほほを引っ張る)
トントン トントン ドキンちゃん(両手で1本ツノを付ける)
トントン トントン ばいきんまん(両手で2本ツノを付ける)
バタバタ バタバタ(手をバタバタさせる) バタコさん(両手を可愛くほっぺにあてる)
・給食の前にやるとGOOD!「いっぽんばしでいろいろ食べちゃおう!」
♪いっぽんばし いっぽんばし(人差し指を左右にふる) ケーキを食べちゃった(人差し指をようじに見立ててケーキを食べる仕草)
にほんばし にほんばし(2本指指を左右にふる) ラーメン食べちゃった(2本指をお箸に見立ててラーメンをすする仕草)
さんぼんばし さんぼんばし(3本指を左右にふる) スパゲティ食べちゃった(3本指をフォークに見立ててスパゲティーを巻いて食べる仕草)
よんほんばし よんほんばし(4本指を左右にふる) カレーライス食べちゃった(4本指をスプーンに見立ててカレーライスをすくって食べる仕草)
ごほんばし ごほんばし (手はパーにして左右にふる) お寿司を食べちゃった(手でお寿司を食べる仕草)
・大きさの概念が育つ「お庭にタネをまこう!」
♪小さな庭を(指で小さい四角をつくる)よく耕して(小さくクワで耕す動作)
小さなタネをまきました(小さなタネをまく動作)
ぐんぐん伸びて 春になって(両手を合わせてで茎が伸びる様子)
小さな花が咲きました(小さいつぼみから小さい花が咲く動作)
※2番は、♪中くらいの庭 中くらいのタネ 中くらいの花
※3番は、♪大きな庭 大きなタネ 大きな花 というように大きさを変えて歌います。
・赤ちゃんも大喜び!「パン屋さんにお買い物」」
♪パンパン パン屋さんにお買い物(手拍子8回)
サンドイッチに(両手で自分のほっぺをはさむ)
メロンパン(指で丸を作って目にあてる)
ねじりドーナツ(両腕を前でねじれさせる)
パンの耳(自分の耳を軽く引っ張る)
チョコパン1つくださいな(手拍子8回)
コチョ コチョ コチョ~ (お友達とコチョコチョしあう)
・静かにさせたいときはコレ!「5匹の野ネズミ」
♪一匹の野ネズミが(人差し指を左右にふる)あなぐらに(両手で丸をつくる) 落っこちて(丸の中に飛び込む仕草)
チュッチュ チュッチュ チュッチュ チュッチュ チュッチュ チュッチュ(人差し指をバッテンにして交互に合わせる)
お話をしてる (両手を口元にあてて、こそこそ話している仕草)
チュ~(両手を広げて頭の上にあてて、両耳に見立てる)
※2番は、♪2匹の野ネズミが~(2本指を左右にふる)
※3番は、♪3匹の野ネズミが~(3本指を左右にふる)
※4番は、♪4匹の野ネズミが~(4本指を左右にふる)
※5番は、♪5匹の野ネズミが~(5本指を左右にふる)
※6番は、♪0匹の野ネズミが~(指でゼロを作り左右にふる。 6番は全部声を出さずにひそひそ声で静かに歌う)
最後はひそひそ声で終わるので、自然と静かになるんですよ!
3. 手遊び をマスターしてスキルアップ!
いかがでしたか?
詳しい演じ方やポイントは動画にてご確認くださいね!
いざ現場に出てみると、 手遊び をマスターしておけば保育がスムーズに進むシーンが山ほどあります。
様々なシーン別に使える 手遊び をマスターしておくと、子ども達の良い機嫌を途切れさせずに保育を続けることができます。
また、保育実習に行ったときに面白い 手遊び をやると「○○の 手遊び してくれた先生だ!」とすぐに顔と名前を覚えてもらえますよ!
子どもとのコミュニケーションにとっても役立ちますので、ぜひ保育士のスキルアップを目指してくださいね。