保育学生さんにとって就職する前に保育園などの施設で アルバイト をすることは、実際の環境に触れられるとても貴重な経験。今回は、保育園での アルバイト で経験できること、そして知っておきたい社会人のマナ―などについてお伝えします。
1. 学生をしながら アルバイト は大変?
保育学生にとって、保育園などの施設で アルバイト をすることは
机上の勉強だけでなく、実践を学べる貴重な経験とも言えます。
ですが、学校に通いながら アルバイト をする…なかなか大変なことでもあります。
平日だと授業が終わった後ですし、もしくは土日にかけて、と学業との両立に不安を抱くことも。
私は土曜日と夏休み期間に保育園の アルバイト をしていました。
自分に無理のない範囲で、かつ、保育の アルバイト も経験のためにしておきたかったので
何とか両立しながら過ごすことができました。
私の場合はだいぶ前の話なので、今の学生さんの状況とは色々と変わってきているかもしれません。
ですが、学生の本分である学業をおざなりにできない部分は今も同じ。
アルバイト を始めるにあたっては、その職場でしっかり勤務時間などを相談してみましょう。
また、自分の家や学校から通いやすいところを選ぶことも大切です。
『自分は、どういう意図で学業と両立しながら保育の アルバイト をしていきたいのか』を
きちんと話すことで思いも伝わるはずです!
2. アルバイト の主な仕事内容
保育園での アルバイト が決まったらどんな仕事をするのか、
挙げてみたいと思います。
主な仕事内容
・園児と一緒に遊ぶ
・おむつや衣服の交換
・食事の準備や介助のサポート(行うにあたっては事前に細菌検査が必要)
・トイレの介助
・園内の掃除
・制作物の手伝い
・保育環境の準備や片付け
・午睡の準備やサポート
などが挙げられます。
どれも保育者の指示のもと行うことが多いでしょう。
慣れてくると『次はこれをするのかな』と見通しも持てるはず。
その時は職員に自分から声を掛けてもいいかもしれません。
実際に働き始めると、自主性が大切になってきます。
自分が出来ることを、 アルバイト をしていく中で見つけて、自ら動いていく。
言葉では簡単に表せますが行動に移すとなると、迷いや戸惑いもありますね。
ですが、『社会人になる前に経験できるなんてラッキー!!』と
考え方を切り替えていくと気負わずに アルバイト できると思います。
初めてのことは誰にでも不安がつきもの。
不安な時は笑顔を心掛けてみましょう。
これは、私が職員の立場で保育学生さんと関わった時にとても大切なことだと感じました。
保育者としても気づかされるものが多々ありました。
笑顔は人に安心感をもたらしてくれます。
職員の立場であっても、笑顔で接することが保育学生さんの安心に繋がる。
そう思うと、お互いに気持ちよく保育することができると思います。
3. アルバイト をすることで得られる経験値
アルバイト の中で行う様々な業務。
学生とは言っても、社会の一員として働くという意味では社会人としてのマナーも必要になってきます。
・元気の良い挨拶や返事
・仕事をする上での身だしなみ
・時間や約束を守る
これらは基本のマナー。
やはり第一印象は大切なもの。
今までたくさんの アルバイト学生さんと一緒に仕事をしましたが、
挨拶や返事がはっきりしている学生さんは良い印象を与えると感じます。
その中でも一番不安なところは、わからないことや戸惑った時なのかと思います。
ですが、失敗や間違いは『今のうちにしてしまおう!』です。
いざ、学校を卒業して保育士として仕事を始めてからも、
正直たくさん失敗したり間違えることがあります。
そのたびに気持ちが落ち込んでしまうことも…。
ですが、 アルバイト での失敗経験も実はとても大きく役立つのです。
失敗したり間違ってしまった時は素直にそのことを受け止め、
職員とそのことについて話しをしましょう。
その理由や適切な対応の仕方を教えてくれます。
『なぜ、いけなかったのか』の理由を知っているのと知らないのとでは、
考え方が異なってきます。
『あの時、こうだったから次はこうしてみよう』と自分の中の経験値や引き出しが増えていくと思うと、
何事も無駄なことはないのだと思えますね。
アルバイト 経験を充実したものにして、自分のスキルをどんどん上げていきましょう!
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