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【保育就活】 鼓笛 の活動をしている園ってどんな感じ?気になるポイント

鼓笛
保育の就活お役立ち情報♪今回は『 鼓笛 』の活動をしている園について取り上げます。 鼓笛 の活動に興味はあるけれど、どんなものかよくわからない…。ねらいや、メリット・デメリットは?これから就活を始めるという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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1.保育の就活前にチェック!

ほいコレでは、保育学生さんに役立つ情報をたくさん発信中!
今回は、保育の就活先選びに関係する園の特色について取り上げます。
保育園・幼稚園はそれぞれ色々な特色を持っていますが、
今回取り上げるのは、『 鼓笛 』の活動をしている園について。
わが子も実際に 鼓笛 の活動がある園に通っていたので、
保護者としての視点からもお伝えしたいと思います。
まず、 鼓笛 の活動とはどのようなものなのでしょうか?
鼓笛 の活動
『マーチング』とも呼ばれ、集団で楽器を演奏する活動。
保育園や幼稚園では指揮者がリズムを取り、
大太鼓、小太鼓、シンバルなどの打楽器、
鍵盤ハーモニカやオルガン、鉄琴などで演奏する場合が多い。
演奏しながら行進したり、隊形移動などをしたりするので、
幼児にとっては難易度が高い活動でもある。
では、 鼓笛 の活動をしている園は実際どのような感じなのか、
詳しく見ていきましょう。
鼓笛

2. 鼓笛 の活動をしている園ってどんな感じ?

 鼓笛 の活動は、基本的に年長(5歳児)クラスがメインとなり行います。
園によって違いがありますが、
わが子の園では年中(4歳児)クラスから 鼓笛 の活動を始めていました。
 鼓笛 の活動は幼児にとって難易度の高いものですが、
あえて取り入れるねらいや、
子ども、先生の視点で 鼓笛 の活動を考えた時どうなのかをご紹介します。

【 鼓笛 の活動、ねらいとは?】

 鼓笛 の活動を行う上で、
子ども達のどのような力を伸ばすことが期待できるでしょうか?
挑戦する力
忍耐力
主体性
協調性    など
 鼓笛 の活動は、幼児にとっては難易度の高いものです。
演奏を完成させるためには、
もちろん練習が必要となってきます。
練習の頻度や、求める完成度は園により違いがありますが、
練習を重ねる上で、子ども達の挑戦する気持ち頑張る気持ちが大切となるでしょう。
また、子ども自身でやりたい楽器を決めたり、選曲をしたりする場合は、
子どもの主体性が関係し、
演奏を合わせるには協調性が必要となります。
 鼓笛 の活動を通して色々な楽器に触れ、
演奏を経験することで、
子ども達の好奇心自信にもつながる活動であってほしいと思います。

【子どもにとっての 鼓笛 】

次に、子どもの視点で 鼓笛 を考えた時、
どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
◆メリット
・楽器演奏の経験を得られる
達成感自信を感じる
◆デメリット
好きな楽器ができるとは限らない
・練習が多く遊ぶ時間が削られる
 鼓笛 の活動は練習期間が長く、
幼児期の子ども達にはモチベーションの維持が難しいと感じます。
ですから、日頃の先生方の声掛け指導の内容が、
子ども達の 鼓笛 に対する思いを左右させると言っても過言ではありません。
ちなみに、わが子は 鼓笛 の活動が大好きでした。
演奏を完成させるのはやはり難しかったようですが、
練習期間中に「やりたくない」という言葉が一度も出なかったのは、
先生方に「どんどん上手になってるね!今日は○○のところが素敵だったよ」と前向きな声を掛けてもらったり、
「年長さん、頑張っている姿が格好いいね!」と頑張る姿を認めてもらえたりした部分が大きかったようです。

【先生とっての 鼓笛】

一方、先生は 鼓笛 を指導する上で、
どのようなことを準備、意識しなければならないのでしょうか?
・ 鼓笛 の事前勉強
・子どもの主体性を意識した指導
・自分が音楽を楽しむ
 鼓笛 を指導する上でまず必要となるのが事前勉強です。
 鼓笛 の指導方法は園によって様々で、
専門の外部指導者を招いてアドバイスをもらいつつ、先生方が日々の練習を指導する場合、
一から園の先生方が指導を行う場合などがあります。
どちらにしても、 鼓笛 を子ども達にどうやって教えるのか
事前にしっかり勉強する必要があるでしょう。
また、子ども達の「やりたい!」という主体性を大切にしながら指導を進めていけるよう、
日頃の声掛けや、練習のあり方は非常に重要です。
幼児にとっては難易度の高い鼓笛の演奏を完成させるには、
子ども達のモチベーション維持が必要となります。
子ども達と一緒に、楽しみながら 鼓笛 に取り組むというのが理想的ですね。
 鼓笛 の活動の他にも年間を通して色々な園行事があるので、
並行して取り組んでいかなければならない点は、理解しておきましょう。

3.園の特色をしっかり調べよう!

いかがでしたか?
今回は、『 鼓笛 』の活動をしている園について取り上げました。
 鼓笛 の活動は、園によって取り組み方の姿勢指導方法などに違いがあります。
 鼓笛 に大きく力を入れていて、時には厳しく指導する園、
完成度はそれ程求めず、楽器遊びの延長として取り入れている園など、
園の方針によって 鼓笛 に対する考え方も様々です。
 鼓笛 に興味のある方は、ホームページを確認したり、
園見学で質問したりしながら情報収集をしっかりと行いましょう。
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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