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【保育のノウハウ】 防災グッズ は保育の必需品!災害への備えを考えよう

防災グッズ
保育のノウハウ教えます!今回のテーマは、『 防災グッズ 』です。突然起こる災害に備え、保育園・幼稚園ではどのような 防災グッズ を準備しているのか?また、個人で持っておきたい 防災グッズ についてもご紹介します!参考にしてみてください。
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1. 防災グッズ で災害に備える意識を持とう

ほいコレでは、保育学生さんに役立つ情報をたくさん発信中!
保育士が保育のノウハウをお教えするシリーズ、
今回のテーマは『 防災グッズ 』です。
近年では、地震や火災、洪水など、
様々な災害が身近に起きています。
もちろん、災害は起こってほしくありませんが、
必ず起こるものとして考えておかなければいけないのです。
そして、災害に備えること、
防災への意識を高めることが大切。
その一つとして、
災害時に必要な 防災グッズ はしっかりと揃えておくべきなのです。
保育園・幼稚園の各園では、必ず 防災グッズ を備えています。
子ども達が大勢過ごす保育園・幼稚園で必要な 防災グッズ は、
どのようなものなのか?
保育士個人で持っておくと良いものはある?
そんな、保育現場で必ず役立つノウハウをご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
防災グッズ

2.保育に役立つ 防災グッズ 教えます!

災害時に役立つもの、あったらいいなというものは色々とありますが、
その全てを 防災グッズ として備えるのは難しいですよね。
実際、非常時に持ち出すリュックに入れられるものは、
そんなに多くはありません。
また、必要なものは各園の状況によって変わってきます。
例えば、園の規模(園児数、職員数など)、建物の構造、園周辺の環境などを考慮し、
各園に合った 防災グッズ を揃える必要があるのです。

【園全体で必要なもの】

・非常食(アルファ米、乾パン、液体ミルクなど)
・水
・毛布
・大判のタオル
・救急セット
・大判のビニールシート
・カイロ
・ラジオ
・充電器
・簡易トイレ
・おむつ
・紙コップ(プラスチック製がおすすめ)
・紙皿
・ラップ
・アルミホイル
・ガムテープ
・ビニール紐やロープ
・大判のビニール袋   など
ポイント
各園に合った内容の 防災グッズ を揃える。
・非常食や水などは持ち出しやすい場所に保管し、職員に周知する。
園全体で必要な 防災グッズ は、
園児や職員の数をカバーできる分の非常食や、飲料水
園庭やその他の広場などで一時避難することを想定して、
大判のビニールシート毛布なども必要です。
比較的大きな 防災グッズ や、重さのある非常食・水などは、
緊急時でも取り出しやすい場所に保管し、
保管場所も職員間で周知することが大切です。

【各クラスで必要なもの】

・トイレットペーパー
・タオル
・救急セット(絆創膏、消毒液、ガーゼ、テープ等)
・子ども用着替えセット
・おむつ、パンツ
・ウェットティッシュ
・おんぶ紐(0~1歳児)
・ビニール袋
・大人用軍手
・油性ペン、ボールペン
・ビニールシート
・ホイッスル
・防災ヘルメット
・懐中電灯
・園児名簿
・防災マップ(避難所の場所がわかるもの) など
ポイント

クラスの防災リュックは重くなりすぎないよう、中身は厳選する。

クラスには、非常用の防災リュックを設置している場合がほとんど。
緊急時に避難する時は、防災ヘルメットを着用し、
防災リュック園児名簿などを持って子ども達と外に出るのが基本です。
ですから、クラスの防災リュックに色々なものを詰め込みすぎると、
リュックが重くなり、素早く避難することができなくなってしまいます。
子ども達を守ることが第一ですから、
中に入れるものは厳選する必要があるのです。

3.保育士個人におすすめ 防災グッズ

最後に、保育士個人として持っておくと良い 防災グッズ をご紹介します。
これは、東日本大震災の時に、
実際に保育園で働いていた私の経験から、
個人で持っておくと良いと感じたものです。
・充電器
・食料(ちょっとしたお菓子でOK)
・飲み物
・生理用品
・カイロ
・眼鏡(コンタクトレンズを使用している人)
・マスク
・手指消毒液
・絆創膏
・ウェットティッシュ
・ビニール袋
・小銭(100円玉、10円玉/自販機や公衆電話用)
・連絡先を書いた紙(携帯の電池切れを想定)  など
保育園・幼稚園で常備している 防災グッズ は、
子ども達や、場合によっては地域の方に配布することがあります。
その為、職員の分は後回しになることも考えておきましょう。
また、帰宅困難になった場合も考え、
自分でも普段から 防災グッズ を携帯しておくと安心です。
東日本大震災の時、私のいた地域は関東圏ではありましたが、
最大震度5強の揺れを観測しました。
帰宅するとなった時も、
普段30分で着くところが、3時間以上かかってしまうような状況。
そんな中、ちょっとした食べ物や、
体が温まるカイロなどを持っていると、
少しホッとできると思います。
災害はいつ起こるかわからないからこそ、
備えることを当たり前にしておけると良いですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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