#休憩室

保育士は休憩がとれない？！その裏事情から園選びのポイント教えます♪

学生時代は当たり前にあるお昼休み。保育園で働くようになっても休憩は必ずあります。…が、忙しい保育士。本当に休憩できているの？タイプの異なる２つの保育園で勤務した元保育士が、その裏事情と園選びのポイントをお伝えします！

index

1.保育士は休憩がとれないってほんと？
2.裏事情教えます！保育士が働きやすい園には「休憩室」がある！

3.保育園選びのポイントに職場環境を加えよう♪

1. 保育士は休憩がとれないってほんと？

保育の仕事をあまり知らない人からは

「子どもと遊んでいるだけだから楽(ラク)そう」

「赤ちゃんや子どもと触れ合えてうらやましい」

といったイメージを持たれがちな保育士の仕事。

保育実習を経験された皆さんは

それだけじゃないこと、もうご存じですよね。

子どもたちと遊んだり、

小さな赤ちゃんと触れ合ったりする時間ももちろんありますし

それは保育士の特権といいますか、

とても幸せな時間ですよね。

しかし保育士には子どもたちとの時間と同じくらい大切な時間があります。

それは「休憩」の時間です。

皆さんご存知の通り、保育士の仕事は体力勝負。

乳児クラスでは覚えることもたくさんあったり、

予想外の動きをみせる乳児さんのお世話は想像以上に体力を消耗します。

幼児クラスでも、子どもたちと一緒になって遊んでいると

子どもたちの底知れぬ体力に驚愕することも多々…笑

子どもたちにはお昼寝の時間がありますが、

保育士にお昼寝の時間はありませんよね。

そこで重要になってくるのが「休憩」の時間です。

私はこれまで２カ所の保育園で勤務しましたが、

全く異なる「休憩」の取り方に衝撃を受けました。

そして 休憩の大切さを改めて実感しました。

保育士が休憩をとれるかどうか

それはズバリ、

「休憩室」の存在で決まります！

ここでは、園によって異なる休憩の裏事情と

それを踏まえて私が実感した

「働きやすい園」を選ぶポイントをご紹介します！

2. 裏事情教えます！保育士が働きやすい園には「休憩室」がある！

ではなぜ、保育士は休憩がとれないのか？

その裏事情には、実は「休憩室」の存在が大きく関わってきます。

園の規模による違いもありますが、

休憩がしっかりとれるかとれないかは

「休憩室」がちゃんと整備されているかどうかで変わってくるんです。

私が勤務した２つの保育園の例をご紹介します。

【小規模保育園（定員10名）の場合】

休憩場所：休憩室兼事務部屋（６畳程度）

休憩がとれる？：小規模園のため保育士の人数も少ないが、休憩室自体が狭いので４人入れる程度。保育士全員が同じ時間に休憩をとるスタイルだったため、リラックスできるような個人のスペースはなし。事務部屋も兼ねているため、事務作業をしている保育士の隣で休憩をとる。落ち着かず結局広い保育室で事務作業をしてしまうことも。

【中規模保育園（定員120名）の場合】

休憩場所：休憩室（12畳程度）

休憩がとれる？：休憩室の広さは十分にあり、休憩に入るタイミングがそれぞれ異なるシフト制のため個人の時間をとる十分なスペースがある。事務室が別にあるため、 休憩室には休憩を取る人しかいない。早番や体調がいまいちな人は仮眠をとることも。

この違い、お分かりいただけたでしょうか？

園の規模や休憩の回し方による違いもありますが、

私はこの２つの園での勤務を経験して

「休憩室」の存在の大切さを実感しました。

その重要性を裏付けるものとして、

やはり前者の園の保育士の離職率は高く、

後者は低い傾向にありました。

休憩がしっかりととれるかどうかは

仕事量や個人の能力の差だけでなく、