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保育の ノウハウ 教えます!子どもの注目を集めたい時の簡単テクニック

注目
子ども達がなんだか落ち着かない…。ザワザワして話を聞いてくれない…。こんな場面ってありますよね。今回は、保育の ノウハウ として、子どもの注目を集めたい時の簡単テクニックをご紹介します。 ノウハウ を知れば、保育がもっと楽しくなるはず♪
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1.子ども達が話を聞いてくれない…そんな時は

保育中、子ども達に話をしようとしているのに、
子ども達がザワザワ…
なんだか落ち着かない…
話を聞いてくれない…
こんな場面ってありますよね。
こんな時、どうしますか?
「お話を聞きましょう!」「静かにしましょう!」
と、ただ大きな声で叫んでいても、
子ども達はなかなか注目してくれないでしょう。
こういった場面では、どうしても注意の声掛けが多くなってしまいます。
もちろん、話を聞く態度メリハリは大切なので、
子ども達に伝えていく必要はありますが、
注意ばかりになってしまうと、
次第に子ども達は聞き流すようになっていきます。
そこで大切なのは、
まず子ども達の注目を集めること。
今回は、私が実践していた
子ども達の注目を集めたい時の ノウハウ 』をご紹介します。
もちろん、子ども達の様子や状況により、
上手くいかない時もありますが、
私の経験では、次の活動がスムーズにいくことが多くありました。
ぜひ、参考にしてみてください♪

2.子どもの注目を集めたい時の簡単テクニック

それでは、私が実践していた
子ども達の注目を集めたい時の ノウハウ 』として2つのテクニックをご紹介します♪

【 ノウハウ ① ささやき作戦】

子ども達がザワザワしている中、
大きな声を出してもなかなか届かないもの。
そこで… ノウハウ ①『ささやき作戦』です!
あえて聞こえるはずのない、ささやき声で話します。
例えば…
★保育士「みんな、聞こえる?」(ずっとささやき声で話す)
→近くの子ども達が気付き始める。
★保育士「聞こえた人は手を上げて」
→気付いた子どもが手を上げる。
→手を上げている子どもに、気付いた子どもが「なになに?」と興味を示す
★保育士「すごい!先生こんな小さな声なのに、聞こえているお友達いるんだね。じゃあ今度は…両手を肩」
→肩、頭など、色々なパターンで静かになるまで遊ぶ。
→次第に気付いて参加する子どもが増え始め、だんだんと静かになる
★保育士「みんなすごいね!先生が大きな声でお話しなくても、ちゃんとお耳で聞こうとしてくれて、はなまるです!じゃあ、これから…」
→子ども達が話を聞く姿勢が整ったら、次の活動に移る。
この作戦は、
あえて聞こえないような声で話すところが大きなポイント。
コショコショ話って、何を話しているのか気になりませんか?
子ども達も同じで、
先生が聞こえない声で話していると、気になって逆に聞こうとするのです。

【 ノウハウ ② リズム遊び作戦】

ザワザワしていても、
楽しいことには敏感な子ども達。
そこで… ノウハウ ②リズム遊び作戦です!
最初から全員を参加させようとせず、
まずは近くの子ども達を巻き込んでいきます
例えば…
★保育士「パンパン、パンパン、パンパン、パンパン」(手拍子をする)
→近くの子ども達が真似して参加する。
★保育士「パンパントン、パンパントン、パンパントン、パンパントン」(手拍子二回+ひざ1回)
→気付いた子ども達がどんどん参加する。
★保育士「パンパンドン…」(手拍子2回+足踏み1回)
→子ども達の様子を見ながら色々なパターンで遊ぶ。
★保育士「パンパン…」(最初の手拍子に戻る)
   「パンパン…」(指を使うなどしてだんだん音を小さくしていく)
   「みんなリズム上手だったね。音が揃うと気持ちいいね。」
→子ども達が話を聞く姿勢が整ったら、次の活動に移る。
この作戦は、
なんの前触れもなく突然リズム遊びを始めるところがポイント。
先生が楽しそうにやっていると、子ども達は自然と真似して遊びに参加します。
リズムが揃って一つになったら、
子ども達も一つになっている証拠です♪

3.実践を通して ノウハウ を自分のものに!

いかがでしたか?
今回は、子ども達が話を聞いてくれない…という時に役立つ、
私が実践していた
子ども達の注目を集めたい時の ノウハウ 』をご紹介しました。
子ども達を相手にする中で、
絶対上手くいくということはありません
ですから、絶対に上手くいく ノウハウ 、テクニックというものもないのですが、
今回は、私自身が経験を積み重ねてきた中で感じたことや考えたことを、
 ノウハウ としてお伝えできればと思い、ご紹介させていただきました。
一つ注意が必要なのは、毎回同じ作戦を使わないこと。
色々なパターンを持っておいたり、ここぞという時に使ったりするのがおすすめです♪
私のお伝えした保育の ノウハウ が実践で役立ち、
また、みなさんが自分のアレンジを加えるなどして、
 ノウハウ を自分のものにしていただけたらと思います。
楽しい保育ができますように…
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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