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【保育】どうしよう!? 実習 で困ったシリーズ:『子どもが話を聞いてくれない…』

保育の 実習 で困ったことが…「子どもたちが話を聞いてくれない!どうしよう!?」そんな実習生のお悩みに、元保育士がアドバイス! 実習 で困ったことの事例と対処のポイントをご紹介します。不安な気持ちを切り替え、 実習 に前向きに取り組みましょう!
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1.保育の 実習 で困ったこと…

保育学生さんにとって大事な 実習 。
学校で保育の勉強をしっかりとしていても、保育現場でしかわからないことはいっぱいあります。
保育現場の空気を肌で感じることができる!
実際に子どもたちと触れ合うことで色々な発見がある!
そんな 実習 ですが、予想外のことが起きることも…。
子どもたちとの関わりの中で、上手くいかないこと、思いもよらない反応や出来事に、
え!?…どうしよう!?
困ってしまうこともありますよね。
今回は、保育実習中に実習生が困ったこととしてよくある、
『子どもが話を聞いてくれない』
というお悩みを取り上げたいと思います。
具体的な事例と、対処のポイントをご紹介しますので、参考にして頂けたら嬉しいです。

2.実習 で困った事例と対処のポイント

それでは、 実習 でよくある事例2つと対処のポイントをご紹介します。

【事例1】

『子どもが話を聞いてくれない…!?イヤと言われてしまった!』
外遊びの時間に、子どもと一緒に遊んでいた実習生。
片付けの時間になり、実習生が片付けるよう子どもを誘います。
しかし、子どもは「いや!」の一点張りで実習生の話を全く聞いてくれません
結局、クラスの保育士さんが迎えに来てくれて片付けをしました。
この事例では、それまで楽しく遊んでいたのに、片付けになると実習生の声掛けに対して子どもが拒否をして応じませんでした。
子どもが話を聞いてくれなかったことで、実習生は困ったことと感じてしまったようです。
対処のポイント
なぜイヤなのか子どもに聞いてみる。
次の活動の話をして誘ってみる。
・一度その場を離れて様子を見る
まず、なぜその子は拒否したのでしょう?
率直に、まだ遊びたいという気持ちが大きかったから?
イヤイヤして実習生の反応を見ているから?
年齢やその子の状況によって、理由は色々とあると思います。
なぜイヤなのか聞いてみて、もしもその子が答えてくれたら、
「そうなんだね」「そういう気持ちだったのね」
と、一度受け止めてあげてましょう。
その上で、見通しをもてるような声掛けをしてみます。
「次は○○をするんだって!一緒にお片付けしてお部屋に行かない?」
それでも難しい場合は、ずっと誘い続けるのではなく、
一度その場を離れてみるというもの一つの手です。
「ちょっと向こうのお片付けをお手伝いしてくるね」
など声を掛けて、少し様子を見てみましょう。
しばらく時間をおいて、またアプローチしてみて下さい。
時間をおくと、子どもも周囲の様子を見て気持ちが変わることがありますよ。

【事例2】

『責任実習でグダグダ…子どもたちが話を聞いてくれない』
実習生は責任実習で一日クラスを任せてもらえることになりました。
そして、主活動の製作がスタート。
けれど…製作の説明をしているのに、子どもたちがザワザワ騒がしくなってしまいます。
せっかく準備をしてきた責任実習だったのに…と、実習生は自信をなくしてしまいました。
この事例では、集団での活動中に子どもたちが集中力をなくしてしまい、騒がしくなってしまったというもの。
 実習 ではこのような場面はよく見られます。
思うように進まず、焦りや不安を感じてしまう気持ちはよくわかります。
対処のポイント
導入でひきつける!
抑揚ワクワクフレーズをつかう。
まず、集団での活動を引っ張っていく中で、大切なのは導入
導入は活動のウォーミングアップです!
この導入で、子どもたちの興味を高めましょう。
導入は、手遊びや絵本などどんなものでもOKですが、活動に関係があるものだとよりいいですよ。
次に、話し方
緊張すると覚えた言葉を棒読みのように話してしまいがち。
話し方に抑揚をつけるよう心掛けましょう。
それから、興味をひくようなワクワクフレーズをつかうこと。
例えば…
「今日はみんなと作りたいものがあります。…なんだと思う!?
「ここまでできたら、次はちょっと難しいよ~…できるかな~?
このような感じで、え?なになに!?と子どもたちが期待するようなフレーズを所々でつかうとGOOD!
ぜひ練習してみて下さいね!

3.実習 は失敗しても大丈夫!

いかがでしたか?
保育の 実習 での困ったこと子どもが話を聞いてくれない』時の対処ポイントをご紹介しました。
子どもが話を聞いてくれないという状況は、年齢が低いほど当たり前のこととして捉えましょう。
保育士さんでも普段の保育で同じような状況はよくあること。
信頼関係が築けていない実習生であれば、なおさらです。
現場の保育士さんも日々保育の中で試行錯誤しながら子どもたちと関わっているのです。
ですから、 実習 では失敗しても大丈夫!
子どもたちとしっかり向き合い、関わろうとすることが大切ですよ。
 実習 という貴重な時間を有意義に過ごしましょう。
応援しています!
実習
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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