保育士 を辞めたい!と悩んでいる時、本当に苦しいですよね。 夢が叶って念願の 保育士 に・・・。 しかし理想と現実の違いに頭を悩ませている方も多いのでは? 今回は、 保育士 を辞めると決断する前に考えてみたいことをお伝えします。
1. 保育士 を辞めたい理由
保育士 を辞めたい・・・。
そう悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
保育士 を辞めたい理由
・保育士間の人間関係
・保護者対応が苦痛
・保育方針が合わない
・残業や持ち帰り仕事が多い
・体調不良
・休みがとれない
・給料が安い
などがよく聞かれます。
辞めたい理由の中には、自分の努力や考え方、とらえ方次第で状況を変えていくことができるものと、自分だけでの頑張りではどうにもならないものもありますよね。
例えば、人間関係は自分が変わろうとしても相手が何も変わってくれなったり、受け入れてくれなければ状況の改善は難しいですよね。
また、体調不良や気分の落ち込みがひどくなるほど頑張る必要はありません。
自分の心身の健康を犠牲にしてまで1つに園にとどまって、 保育士 を続ける必要はないと私は思っています。
ただ、 保育士 を辞めたい・・・
そう思っていても、まだ思っているだけで固い決意はしていない。
そんな状況の方にはぜひ考えてほしいことがあります。
2. 保育士 を辞めて後悔しない? 保育士 のやりがいとは
あなたはなぜ、 保育士 になりたいと思ったのでしょうか?
小さいころからの夢を叶えた人もいれば、 保育士 という職業にあこがれを持っていたからという人もいるでしょう。
子どもが好きだからという人や、幼児教育に興味があったからという人もいますよね。
実際に働いてみてどうですか?
毎日、つらいだけですか?
子ども達が「先生!!!」と呼んでくれたり、自分の計画した保育を楽しんでくれたり
行事ごとに子どもたちの成長を誰よりも近くで感じることができたり・・・。
保護者から「ありがとう」と感謝されたり、卒園児さんが遊びに来てくれたり、季節を生活の中に取り入れることができ四季の変化に敏感になれたり、日本の伝統行事を知る機会があったり・・・
どれもただ社会人をしているだけでは、感じることのできないやりがいです。
保育士 になりたい!!過去の自分がそう思い行動した結果、今の自分がそのやりがいを感じることが出来ているのです。
私は 保育士 4年目で保育園を辞めました。
きっかけは人間関係です。あんなにあこがれだった 保育士 の仕事がつらくてつらくて仕方がありませんでした。
毎日が辛くて保育の楽しさややりがいを忘れ、ただ毎日ひたすらに業務をこなしているそんな感覚しかなくなってしまいました。
辞めると決まった後、ほっとしたのを覚えています。
しかし、保護者に年度末で退職することを伝えてからは「先生が1番子どもの様子を聞きやすかった。」「うちの子どもは先生のことが大好きで、先生のスリッパの柄を覚えていて部屋の前に先生のスリッパがそろえてあると嬉しそうに部屋の中に入っていたんですよ。」「先生がいなくなると知って家で泣いていました。」そんなありがたい声をいただきました。
その時、久々に 保育士 になって良かったと心から思いました。そしてそのことを忘れていた自分を少し後悔したのです。
だから、 保育士 を辞めたい。でも決断はまだしていない。そんな人にはもう1度 保育士 のやりがいを思い出してほしいと思っています。
3. 保育士 を辞める前にやっておきたいこと
それでも 保育士 を辞めたい!その気持ちが強いのであれば 保育士 を辞めて違う環境に身を置くのもいいかもしれません。
しかし、自分が辞めることで子ども達に影響がでるようでは困ります。
辞める時期は、やむを得ない理由がなければ年度末にしましょう。
ある日突然、先生がいなくなると子ども達も混乱してしまいます。
そして、引継ぎをしっかりと行うこと、これから引き継いでクラスの子ども達を見てくれる 保育士 が困ることのないように子ども達の情報をまとめておくと親切です。
保育士 も1人の人間です。
自分に無理のないように、自分自身が後悔のない決断をして進んでいきたいですね。
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