もらえる給料は多い方がいい。 そう思う方が多いのではないでしょうか。 保育士 の給料は安いと言われますが、就職活動の時に給料についての知識があれば、給料を増やせるかもしれません。 知識があると役立つ給料の基本についてみていきましょう。
1. 給料の基本について保育学生が知っておきたい理由
給料についての知識を持つのは社会人になってからでもよさそう・・・
そう思う方が多いのではないのではないでしょうか。
もちろん、税金や保険などの難しい内容については社会人になってからでも遅くないかもしれません。
しかし、給料の基本について知っていれば、もらえる給料が増やせる可能性もあります。
就職活動をするときに必ず目にする求人票。
勤務条件などが記載されていますが、求人票を見る時点でいろいろな用語を知っていれば
しっかりと内容を理解することができ安心です。
例えば、給料と給与の違い。
給料17万円と給与17万円だとどちらが手取りが多くなる可能性があるかわかりますか?
ここからは給料の基本についてみていきましょう。
2. 保育士 の給料の基本をおさえよう
保育学生や新人保育士が知っておきたい給料の基本。
今回は3つのポイントをお伝えします。
・給料と給与の違い
給料の基本
給料=基本給
給与=基本給から手当をプラスしたり、保険や税金を控除したもの。
基本給とは、1か月働いた時に必ずもらえる金額のこと。
この金額を基準に手当や保険、税金などが差し引きされます。
そのため、給料17万円と給与17万円であれば給料17万円のほうが
手取り金額が多くなる可能性があります。
・勤怠管理の方法
各園によって勤怠管理の方法はさまざまです。
タイムカードを使用する園、パソコンの勤怠システムで管理する園、出勤簿記入、捺印する園などいろいろな方法があります。
ここで重要なのが、自分でも勤怠管理をしっかりと行うということです。
残業時間や勤怠の変更など、手帳などに記入し後から見返せるようにしておきましょう。
そうしておくことで、給料明細に不備があった場合すぐに対応することができます。
給料明細に不備を見つけた時は、すぐに担当者に報告し対応してもらいましょう。
・手当について
基本給にプラスして支給される手当。
手当は各園によって設定されているものや都道府県や市町村など自治体から支給されるものがあります。
園から支給される手当
・資格手当
・住宅手当
・通勤手当
・役職手当
また行事前の準備で持ち帰りの仕事が増えたなど通常に比べこなす業務が多い場合、特殊業務手当が支払われることも。
・3年、6年、9年など勤続年数別の手当
・最近であれば新型コロナウィルスの慰労金など
都道府県や市町村から支給される手当
都道府県や市町村などの自治体から支給される手当は、園を通じて受け取ることができます。
求人票を見る時には、給料の他にもどんな手当があるのか確認しておきましょう。
3.できれば多くもらいたい! 保育士 が給料UPする方法
一生懸命働くならたくさんお給料をもらいたいですよね。
保育学生のみなさんなら、まず求人票を見る段階で給料の基本について勉強して、よりお給料がもらえる園に就職するのも1つの方法です。
もちろん1番大事なのは、この園で働きたいという気持ち。
そして保育方針や働く園の環境などさまざまな条件を考慮して決めるのが大切。
でも同じ保育方針、同じ環境の園があれば選びたいのは少しでもお給料の良い園ではないでしょうか。
求人票を見るポイント
・基本給がどのくらいか
・どんな手当があるのか
・昇給する可能性があるのかどうか
同じ働きをするならよりよい条件で働きたいですよね。
そして新人保育士のみなさん。
私はもう働き始めているから遅い・・・なんてことはありません。
スキルアップしていくことで昇給や手当をもらえる可能性はあります。
役職手当といえば、園長や副園長、主任など上の人がもらえるもので私達は関係ないと思いますよね。
でも、今は 保育士 の待遇改善が進められていることもあり、中間管理職的な専門リーダー
になれば手当が支給される園も増えています。
日々、保育の向上やスキルアップをしていきましょう。
今回は給料の基本についてお伝えしました。
社会保険や給料明細の基本的な用語については下記の記事でご紹介しています。
ぜひご覧ください。