夏期保育とは……夏休み中に数日間半日程度の保育を行うことを言います。
<目的> 夏期保育 を通じて9月からの新学期をスムーズに登園できるようにする
長い夏休みを過ごしていると、久しぶりに幼稚園に行って親と離れて不安になる子がたくさんいます。
また、ずっと家にいる生活をしている子は、体力も落ちています。
そのような子ども達が無理なく少しずつ慣れていけるように作られたのが、この『 夏期保育 』というわけなのです。
最終日には、保護者を呼んで夏祭りや夕涼み会などのイベントを行ったりする園も多く、とても特別な思い出になります。
プールや製作に少し手を加えて、子ども達の夏の思い出になる保育を考えてあげたいですね。
2. そのまま使える!子ども達への言葉がけ
次に、保育実習や日々の保育で、そのまま子ども達の前で使える言葉がけをご紹介します。
年長児向け・言葉がけ例
みんな、夏休みを楽しんでいますか?
今日は 夏期保育 といって、「夏休みの間〇日間だけみんなで集まって楽しく遊びましょう」という日です。
みんなの夏休みの出来事で、楽しかったことや心に残っていることを先生やお友だちに話してくれるかな?
思い出を絵に描いてみるのもいいですね!
夏期保育 は、楽しいことがいっぱいです。
プール遊びや製作もしますので、いつも通り、みんなで楽しく遊ぼうね。
年少児、年中児向け・言葉がけ例
みんな、久しぶりだね!
夏休みは元気に過ごしていたかな?
ちょっと会っていない間に、なんだか大きくなったみたい!
先生は、久しぶりにみんなに会えてとっても嬉しいです。
今日はね、「まだ夏休みだけど特別にみんなで幼稚園で遊ぼう」という日です。
久しぶりに先生やお友だちに会って、ちょっと恥ずかしい人もいるかもしれないけど、大丈夫だよ。
いつもと同じように、みんなで楽しく遊ぼうね!
POINT!
・久しぶりに会ったことを喜んで、みんなにまた会えてうれしい気持ちを伝えましょう。
・久しぶりの登園で、保護者と離れて不安な子も多くいます。
「いつもと同じだよ、大丈夫だよ」と伝えることで安心感を与え、無理せず慣れさせましょう。