もしも保育中に 地震 が起きたら?今回は、保育中に 地震 が起きたときの対応方法と保育士が取るべき行動についてご紹介します!
1. 地震 のときの保育士の心構え
保育園では、毎月設定を決めて避難訓練をします。
でも、月に1回の避難訓練で災害時に対応できるの?と不安はありませんか?
地震 が起きたときに落ち着いて行動できるよう、まずは心構えを覚えておきましょう!
まずは、慌てずに冷静になりましょう。
地震 が起きると迅速な対応が求められますが、一番大切なのは慌てないことです。
まずは、一呼吸おいてから行動に移すようにしましょう。
次に、情報を集めることも大切です。
本当に 地震 か?津波は起きるか?など正確な情報を集めましょう。
子どもたちに「今」「どんな状況」で「これからどうするべき」なのかを伝える必要があります。
子どもの安心につなげるためにも、保育者が落ち着いた態度で対応することがポイントですよ!
2. 保育中に 地震 が起きたときの対応
保育中に 地震 が起きたときはどのように対応するのがいいのでしょうか。
緊急時に保育士が取るべき行動を5つのポイントにまとめました。
①周囲の安全を確認
まずは、周囲の安全を確認しましょう。
倒れてくるものやガラスの破片が落ちていないかなど十分に確認する必要があります。
また、 地震 の後は火事や津波が起こることもあります。
二次災害にも注意しながら、対応していくことが大切です。
②避難経路を確保
地震 が起きたときは、避難経路を確保しましょう。
避難経路
・保育室や廊下の窓を開ける
・保育室や玄関の扉を開ける
地震 で建物が歪んでしまうと扉が開かなくなることも少なくありません。
職員同士で役割を分担して、避難経路を確保に努めてくださいね。
③保育者の連携
地震 のときには、保育者同士の連携も大切になります。
各クラスの状況や人数を園長先生に伝えましょう。
地震 の規模やクラスの状況によっては、避難指示が出されます。
避難の際は、緊急連絡先のファイルや緊急避難リュックも忘れずに持っていきましょう。
④事故や怪我の確認
子どもはもちろん保育者にも怪我がないかチェックしましょう。
怪我をしている場合には、症状に合わせた応急処置をしてください。
また、事故が起きている場合もあります。
道路で車の衝突事故がないかなど園外の様子も確認しましょう。
避難指示が出たときに外の状況がわかっていないと適切な対応ができません。
⑤子どものへのケア
地震 が起きたことにより、パニックを起こしてしまう子もいます。
大きな揺れに不安を感じ、泣き出してしまうことも少なくありません。
安心できるように声掛けをしたり、手を握る、体をさするなどのスキンシップを取りましょう。
子どもたちの好きな手遊び歌をしながら、楽しい雰囲気にするのもいいでしょう。
大切なのは、保育士がいつも通りでいることです。
保育士がいつも通りでいることで「大丈夫なんだ」という安心感につながりますよ。
3. 子どもの防災意識を高めよう!
災害を経験したことのない子どもにとって、 地震 や津波などはイメージしづらいものです。
子どもたちに防災の意識を身に付けさせたいときは、防災に関する絵本や紙芝居がオススメです。
紙芝居や絵本には、台風・火事・地震と様々なテーマのものがあります。
子どもたちに避難訓練の大切さをわかってほしいときにも役立ちますよ!
9月には防災の日や防災週間もあるため、それと合わせてもいいでしょう。
防災について、日頃から保育に取り入れていくことで子どもたちの意識も高まります。
いかがでしたか?
今回は保育中に 地震 が起きたときの対応方法についてご紹介しました。
地震 のときに正しい知識で子どもたちを守れるようにしましょうね!