元々小さい子どもが好きで、子どもたちと関われる職業に就きたいと保育士を目指した人は多いです。
子どもたちの成長を喜んだり、笑顔を向けてくれたりしたときには、疲れも一瞬で消えてしまいます。
自分が通っていた保育園の担任の先生に憧れて保育士を目指す人も多いですね。
保育園でいつも優しい笑顔を見せてくれる保育士さんは、第2の母、素敵なお姉さんのような存在だったことでしょう。
最近では、中学や高校の職業体験で保育園に行った際、素敵な保育士さんに出逢ったり、子どもたちと触れ合ったりしたことで保育士を目指そうと思ったという人も多いです。
こうしたことがきっかけで保育士になるぞ!と強く決心した・・・この決意が仕事のやる気につながるだけでなく、採用面接でも活かせます。
2. 採用面接でなりたい理由を答える際にはオリジナリティを!
保育士になるためには採用試験や採用面接に合格しなければなりません。
他の職業でも採用試験は誰もが不安ですし、特に面接は緊張するものです。
志望動機はまさしく、なぜ保育士になりたかったのか?ということなので、きっかけを答えることになります。
あなたが保育士を目指した理由・・・、これこそ志望動機です。
ただ、そのまま面接で答えても、面接官の心に響きません。
保育士になりたいと思うきっかけにプラスして、オリジナリティを組み込むことが重要です。
オリジナリティを加える、と聞くと難しく思うかもしれません。
一般的な「小さい子が好き」「先生に憧れて」といったことだけ伝えると、他の人と同じことを言ってしまったり、マニュアル通りの答えと思われたりしてしまうのです。
そこで、自分の体験や経験をもとに、オリジナリティのあるきっかけを答えることを心がけましょう。
3. 面接で使える!おすすめの保育士になりたいきっかけ
わたしが実際に面接で話したきっかけをはじめ、周りの保育士さんに聞いた意見をもとにいくつか例文をまとめてみました。
これから面接や履歴書で志望動機を聞かれる機会がある人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
・子どもの頃の体験を入れた具体例
「今でも、自分が通っていた保育園の担任の先生との思い出が記憶にたくさんあります。
絵本を読んでくれたり、悲しいときにはそばに寄り添ってくれたりしたことを覚えています。
子どもたちが保育園で楽しく過ごせ、たくさんのことを学ぶ機会を作ることのできる保育士になりたいと思い志望しました。」
・家族からのアドバイスを入れた具体例
「将来どんな仕事に就きたいか悩んでいたとき、小さな子と触れ合う仕事が向いているとアドバイスしてくれたのがきっかけです。
うちには歳の離れた妹がいてお世話をすることが好きだったし、今までの経験も活かすことができると思い、保育の勉強を始めました。
子どもたちへ最善の保育を実践するのはもちろんのこと、保護者が安心して働ける環境を整える保育士を目指したいと思っています。」
・自分の特技を入れた具体例
「ずっとピアノが好きで勉強を続けてきました。
その中で、ピアノは子どもたちにとって色々な影響を与えるものなのだと気が付きました。
子どもたちに音楽の素晴らしさを伝え、情操意識を育みたいと思ったことが保育士を志したきっかけです。」
保育士になりたいと思ったきっかけが保育士の面接にもしっかり活かすことができます。
これから保育士の採用試験や面接を受ける方は、今一度、どうして保育士になりたいと思ったんだっけ?と考えてみて下さい。