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【年齢別】保育園のお友達トラブル対処法|実習で使える声かけ例を紹介

トラブル
保育園で友達同士のトラブルが起きたらあなたはどう対応する?0〜5歳の年齢別対処法や声かけ例、見守り・介入のタイミングをわかりやすく解説します。
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保育園実習で子ども同士のトラブルを目の前にして、「どう声をかけたらいい?」と悩むことありますよね。
この記事では、保育園で友達同士のトラブルが起こる理由やトラブル時の声かけ例、0〜5歳児の年齢別の対処法を解説します。
読めば、保育士介入のタイミングもわかりますよ。
保育園での友達トラブルは、しっかり対処法を実践することで子どもの気持ちに寄り添えます◎
どんなときでも、子どもたちの成長を支えられる保育士を目指しましょう!
一歩ずつ、前に進むあなたを応援しています。

1. 保育園のお友達同士のトラブルはなぜ起こる?

保育園のお友達同士のトラブルは、単なる「けんか」「仲間外れ」ではありません。
子どもの発達にもとづいた理由があります。
まずは、トラブルが起きる原因を知ることから始めましょう。

・「気持ちを言葉にする力」が育つ途中だから

Q. なぜ子ども同士のトラブルが起こる?
A.「気持ちを言葉にする力」が発達途中だから
保育園でよくある子ども同士のトラブル
  • おもちゃを使いたい
  • 遊びに入りたい
  • 順番を待てない
→「○○したい!」などの気持ちのぶつかり合いから始まる
幼児期は、自分中心の考え方から少しずつ、気持ちを言葉で伝える力を身につける時期
子ども:「本当は『貸して・入れて・やめて』を伝えたい…」
→でも、まだうまく言葉にできない
→結果、ひっかく・たたく・かみつくなどの行動につながることがある
しかし、目の前のけんかにも大切な意味があります。
「保育所保育指針」より
「他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う」
ポイント
「人と関わる力」は、友達との関わりの中で育つもの
指針にもあるように、友達とぶつかり、気持ちを伝え合う経験を積むことが大切。
こうして、子どもは少しずつコミュニケーション力を身につけていくのです。

参照:保育所保育指針「第2章 保育の内容 2 1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」

・心が育つために必要な経験だから

けんかは、子どもが相手の気持ちを知り、思いやりを育む大切な経験です。
「けんか」を通じて子どもが学ぶこと
  • おもちゃの取り合い
    →「自分も使いたかったけれど、友達も使いたかった」と気付く
  • ブロックを壊してしまった
    →悪気がなくても相手は悲しいと知り、相手の気持ちを考えるようになる
このような経験を重ねることで、子どもは少しずつ思いやりの心を育んでいきます。
ポイント:「泣かせない」より「気持ちを育てる」こと
✕ 保育者がすぐ止める
おもちゃを取られそうになったら大人が介入する
◎ 保育者は見守る
  • 「貸して」と伝える機会をつくる
  • 順番を待つ経験を支える
  • 必要なときだけ保育者が介入する
とはいえ、最初は対応に迷いますよね。
でも大丈夫!
先輩保育士も最初は同じでした。
先生の経験(キャリア四年目)
「一年目は年齢ごとの言葉かけの違いに戸惑いました。
先輩に聞きながら、少しずつ覚えていったんです。」
次で、年齢別のポイントを見ていきましょう。

2. 【年齢別】子ども同士のトラブル例と対処法

保育園で子ども同士のトラブルに対応するには、年齢ごとの発達の違いを理解することが大切です。
発達段階に応じた関わり方を知ることで、適切な援助や介入のタイミングがわかりますよ。
ここでは、0歳から5歳までの年齢別に、よくあるトラブル例と対処法を紹介します。

・0〜1歳児:怪我になる前に防ぐ

0〜1歳児は、まわりを探る行動が活発に!
一方で言葉が未発達なため、かみつきやひっかきが出やすい時期
そのため、前もって防ぐことが大切です。
0〜1歳児:怪我になる前に防ぐ
  • 介入のタイミング
    →子ども同士のトラブルの気配で手が伸びた瞬間
  • おすすめ!声かけフレーズ
    →「〇〇ちゃんも使いたかったんだね」
対処法 理由
✕NG 起きてから強く叱る 言葉の意味がまだ届かない
怖さだけが残る
◎OK 距離と配置で防ぐ
気持ちを代弁する
未然に防ぎ、気持ちを伝えられる
現場のコツ
私が働いていた小規模園では、夕方の合同保育がかみつきの起きやすいピーク。
疲れと眠気が重なる時間帯こそ、保育士はおもちゃエリアのそばに立ちます。
いつでも体で間に入れる距離感を、常にキープしていました。

・2〜3歳児:気持ちの橋渡しで解決する

2〜3歳児は自我が芽生え、自分の思いが強くなる時期
善悪の線引きが少しずつわかり始めるからこそ、頭ごなしに叱らないことが大切です。
2〜3歳児:気持ちの橋渡しで解決する
  • 介入のタイミング
    →言い合いは見守り、手が出そうな瞬間に止める
  • おすすめ!声かけフレーズ
    →「どうしたら2人で楽しく遊べるかな?」
対処法 理由
✕NG どちらかを謝らせて終了 気持ちが置き去りになる
◎OK 両方の気持ちを言葉にして伝える 気持ちを橋渡しできる
現場のコツ
泣きやまないときは、無理に話をさせなくて大丈夫。
抱っこをしたり場所を変えたりして、気持ちが落ち着くのを待ちましょう。

・4〜5歳児:危険がなければ見守る

4〜5歳児は仲間意識が育ち、自分たちで解決する力がぐんと伸びる時期。
見守りが基本になります。
4〜5歳児:危険がなければ見守る
  • 介入のタイミング
    →手が出るときや複数対一人のとき
  • おすすめ!声かけフレーズ
    →「〇〇くんはどう思ったの?」
対処法 理由
✕NG 大人が先回りして答えを出す 自分たちで解決する経験を奪ってしまう
◎OK 「どうしたい?」と子どもに返す 解決する方法考えるきっかけを渡せる
現場のコツ
「止めないのは無責任?」と感じる人もいるでしょう。
しかし、「自分たちで解決しようとする姿」を信じて見守ることも、立派なプロの保育士の仕事です。
4歳児の発達についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。

3. 保育園のお友達トラブルに自信をもって対応しよう

年齢別の対応がわかると、トラブルの場面でも対応できます。
学んだポイントは、実習日誌にも活用してくださいね!
「他の園の先生はどう対応しているのかな?」と気になった人は、ほいコレナビをのぞいてみてください。
センパイインタビューで現場のリアルな声を知れたり、園見学の募集も探したりできます
一歩ずつ行動しながら、素敵な保育士を目指して頑張りましょう!
保育士と保育士に抱っこしてもらう女の子

執筆者:ひらい まい(保育士)

保育園の友達トラブルも安心