就職する保育園にはどんな先輩がいるんだろう…保育学生さんの中には、 人間関係 に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。実際に働くまで、ドキドキしますよね。今回の記事では看護師の私の実体験から 人間関係 の築きかたをお伝えします。
1. 保育学生に伝えたい!私の実体験
自分が就職する保育園の 人間関係 はどうなんだろう…
困ったときに相談できる先輩はいるのかな…
と 人間関係 に不安を抱える保育学生さんはたくさんいると思います。
私も看護学生時代、同じように就職先の 人間関係 に不安を感じていました。
看護実習中に指導者から、冷たい態度をとられたことが頭から離れずに「先輩はこわい」という固定概念ができていました。
実際に看護師として病院で働いてからも、なかなか自分から先輩に話しかけられず気をつかう毎日。
困ったときも、一人で抱え込んでパンク寸前…
そんなとき、新人看護師の私に先輩看護師が言ってくれた言葉が今でも心に残っています。
先輩からの言葉
「新人はとりあえずフレッシュな笑顔で毎日出勤してくれていればいい。」
「冷たい先輩もたしかにいるけど、同じ職場で働いているってことは敵じゃなくて、仲間だよ。」
「分からないことを、分かっているフリをされるのが先輩としては一番こわいこと。」
先輩が新人看護師の私に感じていたのは、「何を考えているのかわからない」ということでした。
不安なら不安、分からないことは分からないと、しっかり言葉で伝えることが大事だと、そのとき気が付きました。
2. 人間関係 の築きかた
私の新人看護師時代の実体験から学んだ、 人間関係 の築きかたを保育学生さんにお伝えします。
人間関係の不安がすこしでも軽くなったうれしいです。
【 人間関係 を築くのは同期から】
まずは、身近な職場の同期との 人間関係 を築いていきましょう。
同期は、仕事で悩んだとき、つらいときに支え合える存在だと思います。
そして、だいたい悩みや、ぶち当たる壁は一緒。
私も、看護学生時代の同期や、職場の同期にはたくさん助けられました。
同期との 人間関係 をしっかりと築いておくと、困ったときに相談できて心強いですよ。
【元気なあいさつ】
保育学生さんや新卒保育士さんの強みはズバリ!若さとフレッシュさ!
人間関係 を築くうえで、あいさつは基本中の基本。
元気なあいさつをすると、自分も気持ちが良いし、保育園全体も明るくなりますよね。
そして、先輩からも「明るくて素敵な新人さんだな」と印象も良くなります。
先輩方だけでなく、保護者や子ども達との 人間関係 も良くなっていきますよ。
【笑顔を意識】
保育士さんは笑顔が命!
いつも笑顔でいてくれる保育士さんを見ると安心しますよね。
人間関係 を築くときにも笑顔は大切です。
にこにこしている新人さんには先輩も話しかけやすいですし、とても好印象。
保育の知識や、子どもとの関わり方は先輩にはかないません。
でも、笑顔なら保育学生さんも意識できますよね。
【報・連・相をしっかりと!】
私が新人看護師の頃、常に病棟がバタバタとしている状態でした。
そんな忙しさを目の当たりにして、自分で解決しないと…と抱え込んでいました。
その結果、失敗をしてしまったことも…
「これが分かりません!」「不安なので、一緒に来てください」と先輩に言うようになってからは、先輩との距離が縮まり、 人間関係 も良くなりました。
先輩は、保育学生さんや新人保育士さんに完璧は求めていません。
分からないことがあれば、相談してほしいと思っているはずです。
保育学生さんは、先輩に質問をするとき緊張すると思いますが、先輩から声をかけてもらうのを待つのではなく、自分から声をかけていきましょうね。
3. 人間関係 の悩みを抱えない
今回は、保育学生さんに向けて、私の実体験から 人間関係 の築きかたをお伝えしました。
たのしく働いていくには、保育士さん同士の人間関係とチームワークがとても大事。
はじめは 人間関係 を築いていくのは、難しいと感じるかもしれません。
でも、先輩は「仲間」です。
「先輩はこわい」という固定概念をはずして、自分から積極的に関わっていきましょう。
職場で理不尽に怒られたり、心無い言葉を言う人もいると思います。
そんなときは一人で抱え込まずに、信頼できる人に相談をしましょうね。
場合によっては、園長や上司に相談をすることも必要です。
保育学生さんが、保育園でいきいきと、たのしく働くことができることを心から願っています。