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5月5日は『 こどもの日 』~わかりやすい伝え方とかんたん保育

こどもの日
5月5日は『 こどもの日 』です。保育士さんや保育学生さんは、この機会に『 こどもの日 』の知識を高めましょう!保育実習でもすぐに使えるかんたん保育もご紹介。子どもたちと一緒にこいのぼりやかしわもちに親しんで、端午の節句を楽しんでください!
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1. 5月5日の『 こどもの日 』は国民の祝日

保育士の皆さん、保育学生の皆さん、
5月5日はご存じ、『 こどもの日 』ですね。
日本の文化を受け継いでいくために、私たち保育士もきちんと祝日の説明ができるようにしたいですよね。
では、「なぜ5月5日が『 こどもの日 』なの?」
と子どもたちに聞かれたら、うまく答えられない方もいるのではないでしょうか?
知らない保育士さんも保育学生さんも大丈夫!
ぜひ、この機会に『 こどもの日 』の知識をつけてくださいね。

・どうして5月5日が『 こどもの日 』なの?

最初に5月5日が『 こどもの日 』という祝日になった由来をお話ししますね。
5月5日は、“端午の節句”ともいいます。
日本には、1年の中で“5節句”という季節の節目のお祝いの日をする日が5つあります。
5月5日の“端午の節句”はその中の一つです。
中国の宮中行事の“端午節”というものから、日本独自に発展させていったものだそうですよ。
この“端午の節句”、最初は男女問わない邪気払いの行事として行われてきましたが、鎌倉時代あたりから武士たちが男子の健やかな成長を祈願するようになりました。
それからは、男の子の節句として定着しています。
現在、日本では性別に関係なく、子どもの健やかな成長と幸せを願う日です。
それとともに、母親に感謝する1日として1948年に国民の祝日として制定されました。
これが、5月5日が『 こどもの日 』になった由来です。

2. 『 こどもの日 』はこうやって伝えるとわかりやすい!

では、子どもたちに『 こどもの日 』を説明するときは、
なんて言っていいのかわからない!
という保育士さんや保育学生さんも多いのではないでしょうか?
そんなみなさんに、子どもの心に響く短くてわかりやすい伝え方”をご紹介します。

 

『 こどもの日 』の伝え方

 

5月5日は、『 こどもの日 』といいます。
なんで『 こどもの日 』って言うかというと、すべての子どもたちが元気に幸せに育つことを願う日だからです。

川を泳いでいる鯉のように、元気に力強く育っていきますようにという願いを込めて、『 こどもの日 』はこいのぼりを飾ります。

みんなは、産んでくれたお母さんと見守ってくれているまわりの人々に感謝するです。
これからも元気に大きくなって、家族や周りのみんなにありがとうの気持ちを伝えていこうね。

3. 保育実習でも使える『 こどもの日 』かんたん保育

最後に、元保育士の私から『 こどもの日 』おすすめのかんたんな保育のアイディアをご紹介します!

・こいのぼりになりきろう

【用意するもの】
・フラフープ
①保育者がフラフープを持ちます。
②子どもたち(3~4人)は腹這いになってみんなで1つのフラフープを掴みます。

③保育者がフラフープを引っぱって、子どもたちをこいのぼりのように床上にすべらせて泳がせます。

保育者の皆さんは、フラフープを引くときに中腰になるので痛めないように注意してください

子どもたちは大喜びするので、体力に自信のある人はぜひ!

・粘土かしわもちを作ろう

かしわもちは5月5日に食べる、子孫繁栄の願いが込められた食べ物です。

身近にある粘土でリアルなかしわもちが作れますよ。

 

粘土かしわもちの作り方

【材料】

・紙粘土

・絵の具

① 粘土をモチと葉っぱに分ける

② モチの粘土を丸める(桜餅にする場合はピンクの絵の具を少量入れてこねる)

③ 葉っぱの粘土にみどりの絵の具を少量入れ、こねて色を付ける。

④ 葉っぱの粘土をうすく伸ばして、周りをギザギザに形作る。

⑤ 葉っぱ部分にヘラでスジをつけてもOK

⑥ モチの粘土を葉っぱではさみ、出来上がり

 

・『 こどもの日 』に読みたいお話

絵本『こいのぼりくんのさんぽ』

ほるぷ出版 / すとうあさえ 文  /  たかおゆうこ 絵

こいのぼりくんがお散歩をしているとねこちゃんを乗せてあげることに。
ねこちゃんがあんまりはしゃぐので、木の間に落っこちてしまって…。

紙芝居『まいごのこいのぼり』

童心社 /  脚本・絵 石井聖岳

ねこのふうたろうが、迷子になっている大きなお魚と出会います。
なんとそれがこいのぼりでした!
ふうたろうはこいのぼりのお家を見つけてあげられるのでしょうか?
こどもの日 』を楽しんで、子どもたちの行事への関心を高めましょう。
まだ何をやるか決まってない保育士さんや保育学生さんは、参考にしてみてください!
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執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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