保育園の芋掘りってどんな行事?…今回は保育の『芋掘り』をテーマにして、年齢別ねらいや注意点、導入など保育にそのまま使える内容をまとめました。活動後に取り入れたい遊びも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
保育園の芋掘りはどのような行事?
ねらいや必要な準備は?
保育園の行事によくある『芋掘り』について知りたい方は必見♪
今回は、新人保育者さん、若手保育者さんに向けて、
保育園の『芋掘り』についてまとめました!
保育にそのまま使える年齢別ねらいや、
注意点、導入や展開活動などもあわせて紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1. 保育園の芋掘りとは?園内での収穫や芋掘り遠足を簡単解説
保育園行事の『芋掘り』は、
さつまいもやじゃがいもを子どもたちが掘り、自然・食材に触れる体験行事です。
自園で栽培している場合や、近隣の農家さんに協力してもらう場合などがあり、
親子参加の行事としている園もあります。
実際に野菜に触れ、収穫を体験することで、食への興味を広げる『食育』の一つです。
また、野菜、土、虫などの自然を五感で感じ、
収穫の楽しさや、自分で掘った達成感をあじわえます。
2. 【年齢別】芋掘り遠足のねらい
・0~1歳児クラスのねらい例
保育者の見守る安心感の中で、野菜や土の感触をあじわうことが主なねらいです。
ねらいの例
・初めての場所や人と会っても保育者と安心して過ごす
・野菜(芋)や土の感触、重さを感じながら身近な自然に興味を示す
0~1歳児クラスでは、安心できる大人と園外で過ごせることが大切です。
土を触ることを嫌がる場合は無理せず、保育者が近くで触って見せるのもいいでしょう。
「さつまいも」など実物を見せながら名前を伝えたり、
「おおきいね」「おいしそう」など共感しながら会話を楽しむとよいですね。
・2~3歳児クラスのねらい例
収穫体験を楽しみながら、自然に触れることで興味を広げることが主なねらいです。
ねらいの例
・「うんとこしょどっこいしょ」などの掛け声をかけながら楽しく芋掘りに参加する
・野菜、土、虫などに触れ、自然への興味を広げる
2~3歳児クラスは、身の回りのことに対する理解が進み、興味が広がる時期です。
簡単なルールやマナー(勝手に畑に入らない、話を聞くなど)を伝えましょう。
嫌がる子は無理せず、保育者が掘って見せながら間接的に参加できるように配慮しましょう。
・4~5歳児クラスのねらい例
協力して収穫することで楽しさや達成感をあじわうとともに、自然や育てた人へ感謝の気持ちを育むことが主なねらいです。
ねらいの例
・友だちと協力して収穫を進め、達成感をあじわう
・芋の形・大きさ・重さの違いなど、観察しながら興味を深める
・自然や野菜を育てた人へ感謝の気持ちをもつ
4~5歳児クラスでは、ルールや挨拶などのマナーを意識して参加できるようにすることが大切です。
観察の視点が広がるよう、保育者から「どっちが重い?」「どんな形?」などの声かけをするとよいでしょう。
野菜作りの大変さを知るために、農家さんへ質問する機会を作るのもおすすめです。
3. 芋掘り遠足の準備と注意点
・動きやすく汚れてもよい格好で参加する
芋掘りは畑の土で汚れるため、服や靴などは汚れても良く、動きやすいものを身につけます。
畑の土汚れは洗濯で落ちにくいこともあるため、濃い色の服がおすすめです。
土は靴下や下着まで入り込むこともあるため、汚れること前提で準備してもらいましょう。
また、しゃがむ・立つ・四つんばいになる動作が多く、動きやすい服でないと危険です。
保護者には写真や絵などと一緒にわかりやすくお知らせするとよいでしょう。
園外保育の持ち物に関してはこちらの記事を参考にどうぞ↓
他にも、軍手やその場で持ち帰る場合はビニール袋も必要になります。
・芋の掘り方やルールを子どもに伝える
大切に育てた野菜を収穫させてもらうことを伝え、正しい掘り方やルールをおしえましょう。
芋の掘り方
①つるの前にしゃがむ
「お芋のつるの前にしゃがむよ」
②土をやさしく崩していく
「お芋をきずつけないように、そーっと土をどかすよ」
③芋が見つかったら周りの土をほぐしながらつるを引っ張る
「お芋が見えたら周りを少し掘ってからゆっくりひっぱるよ」
※じゃがいもの場合は、芋の周りの土をほぐして取り出す
農家さんからあらためて説明してもらえる場合もあるので、きちんと掘り方を聞くよう伝えます。
じゃがいも掘りの場合は掘り残しが起きやすいので、最後に保育者も確認しましょう。
畑のルール
・歩いて移動する
「畑ではゆっくり歩くよ」
・決まった場所を通る
「先生と一緒に決まった場所だけ通るよ」
・掘った芋はやさしく扱う
「お芋はやさしくさわるよ」
畑には他の作物が植えられている場合も多いので、
入っていい場所を確認し子どもたちにも伝えるようにします。
・収穫した芋の扱いを決めておく
自分で掘った芋を持ち帰る、園でまとめて分ける、給食やクッキング体験に使うなど収穫後の扱い方を決めておきます。
持ち帰り用に分ける場合は、大きさや重さでなるべく均等になるようにしましょう。
収穫した芋を給食やクッキングに使う際は、給食と同等の衛生管理が必要です。
とくに、じゃがいもは芽や緑化部分の除去など、食中毒予防のための安全確認を確実に行いましょう。
4. 導入におすすめ!お芋がテーマの絵本
・『いもいも ほりほり』 西村敏雄
さつま芋掘りがテーマの絵本で、リズミカルな言葉の繰り返しが癖になる一冊。
さつまいも掘りの前に導入としておすすめ。
「いもいもほりほり」のリズミカルなフレーズは子どもたちに大人気です♪
・『うちのコロッケ』 谷口國博/文 村上康成/絵
じゃがいもで作るおいしいコロッケが出てくるお話で、食育にもつながる一冊。
じゃがいも掘りの前に導入としておすすめ!
コロッケを手作りしたくなるような食育絵本です♪
5. 芋掘りのあとも楽しもう!おすすめの遊び・製作
・芋掘りごっこ
芋掘りごっこは砂場やボールプールなどを使って楽しめる乳児さんにおすすめの見立て遊びです。
遊び方
・砂場に「芋」に見立てた葉っぱやおもちゃなどを埋めて、芋掘りのように掘り当てる。
・室内では、ボールプールや新聞紙プールの中に、新聞紙などを丸めて作った「芋」を入れて芋掘りごっこを楽しむ。
・お芋の製作・壁面
折り紙で作る「お芋」がモチーフの簡単な壁面製作遊びです。
芋掘り遠足からあまり日を空けずに取り入れると、子どももイメージしやすいでしょう。
対象年齢は3歳くらいからです。
・劇遊び「おおきなおいも」
乳児クラスから楽しめる『おおきなかぶ』をモチーフにした劇遊びです。
『おおきなかぶ』のストーリー展開で「おいも」バージョンを楽しみます。
事前に絵本を読んで話の流れがわかっていると即興でも取り組めますよ♪
また、乳児クラスの劇発表などにもおすすめです。
6. 保育で悩んだらチェック!【ほいコレinfo】
今回は、保育園の『芋掘り』についてまとめました。
【ほいコレinfo】では、他にも行事や製作、遊びのアイデアを紹介しています。
保育のことで悩んだときは、【ほいコレinfo】をぜひチェックしてみてください♪
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