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【保育】 外遊び ってやっぱり大切!小1保護者が痛感した幼児期に 外遊び を行う大切さ

外遊び
今回のテーマは、幼児期における『 外遊び の大切さ』です。幼児期は 外遊び によって様々な効果がもたらされることがわかっています。 外遊び で得られる効果について身体・脳・心の3つのグループに分けてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
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1. 小学生になると 外遊び の機会が激減!

ほいコレでは保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは『 外遊び の大切さ』です。
子どもにとって 外遊び が大切なのは知っているよ…
なんて思われるかもしれません。
私も保育士として 外遊び の大切さを十分理解していたつもりですし、
毎日の保育の中で当たり前のように 外遊び を取り入れていました。
しかし、小学一年生の子どもを持つ筆者が、
最近子どもの 外遊び について痛感したことがあります。
それは、
『小学生になると 外遊び の機会が激減する!』
ということです。
当たり前ではありますが、小学校は勉強をする場。
座っての授業がほとんどで、体育の授業も毎日あるわけではありません。
そして休み時間も短いので、
とにかく学校で 外遊び をする機会が少ないのです。
保育園、幼稚園までは当たり前のように毎日できていた 外遊び 。
外で思い切り走ったり、
自然物を使ってじっくり遊んだり…
そんな当たり前のように行っていた 外遊び が、
小学生にとってはかなり貴重なものとなるのです。
このように、幼児期の 外遊び の大切さを改めて感じ、
今回は 外遊び で得られる効果についてご紹介していきたいと思います。
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2. 外遊び がもたらす効果

子どもが 外遊び をすることで得られる効果はたくさんありますが、
今回は、身体・脳・心と大きく3つに分けてご紹介していきます。

◆身体に対する効果

【体力向上】
 外遊び では、思い切り走ったり、ダイナミックに身体を動かしたりすることができます。
遊びながら全身を使った運動をすることで、子どもの基礎体力がついていきます。
【健康的な身体をつくる】
 外遊び で体を動かすと、基礎体力免疫力が自然と伸びていきます。
また、日の光を浴びることで作られるビタミンDにより、
丈夫ながつくられていきます。
【運動能力向上】
 外遊び では、走る、跳ぶ、くぐる、登る、こぐ、ぶら下がるなど、
全身を使った色々な動きを経験することができます。
遊びながら色々な動きを覚えていくことで、運動能力が上がっていきます。
【生活リズムが整う】
 外遊び でたくさん身体を動かすと、自然とお腹が空き、疲れて眠れるようになります。
食事・睡眠・運動のバランスが取れると、生活リズムも整ってきます。
【近視の抑制】
デジタル化や 外遊び の減少により、子どもの近視は最近深刻化してきています。
 外遊び をすることで、遠くを見る機会が増えたり、
十分な明るさの元で過ごすことが出来たりと、目への負担が軽減されます。

◆脳に対する効果

【五感が育つ】
 外遊び によって、幼児期に大切とされる『五感』が育ちます。
色々な景色を見る、音を聞く、においを嗅ぐ、物に触れるなど、
 外遊び では五感に働きかける良い刺激をたくさん受けることができます。
【考える力が育つ】
 外遊び を通して色々なことを経験すると、考える力もついていきます。
例えば、自ら危険な場所や行動を回避できるようになったり、
外にある身近な道具や物を使って工夫して遊んだりと、
楽しみながら考える力を伸ばしていけるのです。
【想像力が豊かになる】
外遊び でおままごとをする時などは、
限られた道具、身近な自然物などを使って色々な表現をします。
子どもの思いがけない発想が飛び出し、想像力の豊かさを感じられるでしょう。
【集中力が育つ】
 外遊び によって色々な刺激を受けると、脳神経の発達も促されます。
これは、集中力が育ち、学習能力の向上にもつながると言われています。

◆心に対する効果

【意欲が育つ】
 外遊び によって色々なことに興味関心をもち、意欲が育ちます。
意欲が育つことで、「やってみよう」というチャレンジ精神や、
「もっと知りたい」という探求心も出てきます。
【気持ちが安定する】
のびのびと 外遊び をすることはストレスの発散や、気持ちの安定につながります。
気持ちの安定、安心感、満足感は、心の成長において基礎となるものです。
【社会性が育つ】
鬼ごっこやおままごと、遊具など友達と関わりながら遊ぶ中で、
人と関わる力ルールを守る力などがつき、社会性が育っていきます。

3. 幼児期は 外遊び をたくさん取り入れよう

いかがでしたか?
今回は、幼児期における『 外遊び の大切さ』についてお伝えしました。
改めて見てみると、 外遊び がもたらす効果の大きさを実感しますよね。
どのような効果があるのかを再確認することで、
 外遊び がさらに充実したものとなり、
子ども達一人ひとりの姿も深くとらえることができるのではないかと思います。
文部科学省からは幼児期の運動についての指針が出されていますので、
 外遊び でどのように身体を動かしていけば良いかなど、
参考にしながら保育に組み込んでいきましょう。

参考:文部科学省 幼児期運動指針

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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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