保育に役立つ豆知識!今回のテーマは、『 盆踊り 』です。夏祭りには定番の 盆踊り ですが、その由来や意味を知っていますか?由来や意味の簡単な解説、子ども達への伝え方や、おすすめの 盆踊り の曲などをご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい♪
1. 『 盆踊り 』の由来や意味は?
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今回は、保育に役立つ豆知識をお伝えするシリーズ。
テーマは『 盆踊り 』です。
盆踊り と言えば、夏祭りにみんなで輪になって踊るイメージがあると思います。
保育園の夏祭りでも定番となっているのではないでしょうか?
そんな夏祭りに欠かせない 盆踊り について、
由来や意味、子ども達への伝え方、子どもが楽しめる 盆踊り の曲などをご紹介します。
盆踊り の由来・意味
盆踊り は夏祭りの定番となっていますが、
もともとは、お盆の時期に先祖の霊を迎え入れてもてなし、
供養する意味を込めて 盆踊り が行われていました。
盆踊り の由来は諸説ありますが、
平安時代に五穀豊穣を願って行われていた『田楽』、
鎌倉時代、一遍上人(いっぺんしょうにん)によって広められた『踊り念仏』などが時代と共に合わさって、
今の『 盆踊り 』につながっていると言われています。
盆踊りは、地域によって様々な種類があり、
昔からその地域で踊り伝えられてきました。
日本各地の 盆踊り の中で、特に有名な「日本三大 盆踊り 」は、
★徳島県の『阿波踊り(あわおどり)』、
★秋田県の『西馬音内の 盆踊り (にしもないのぼんおどり)』、
★岐阜県の『郡上踊り(ぐじょうおどり)』
です。
現在では、宗教的な意味合いは薄くなり、
日本の伝統文化、夏のイベントの一つとして 盆踊り が親しまれています。
2. 子ども達にはどう伝える?
夏祭りの前など、 盆踊り が子ども達にとって身近な時期になったら、
盆踊り の意味を簡単に伝えてみるのもおすすめ。
伝える時は、子ども達にもわかりやすく、
イメージしやすい言葉を選んで話すようにしましょう。
また、お盆や 盆踊り がテーマの絵本を読んだり、写真を飾ったりしても良いですね♪
盆踊り ってどんな意味があるか知っているかな?
盆踊り は、もともと7月や8月にある「お盆」という時期に踊られていました。
昔生きていたご先祖様(昔のおじいさんおばあさん)の魂を、
お盆の時期になったらお家に呼びよせて、
みんなで 盆踊り を踊っておもてなしをする意味があったんだって。
盆踊り には色々な曲があるんだよ。
みんなもお祭りの時に一緒に踊って、お祭りの雰囲気を楽しもうね♪
★『おぼん ぼんぼん ぼんおどりの日!』
ますだゆうこ(作) たちもとみちこ(絵) 文溪堂
お盆についての豆知識がいっぱい載っている絵本!
大人も勉強になりますよ♪
★『うれしいぼんおどり』
すとうあさえ 文 種村 有希子 絵 ほるぷ出版
2~3歳児クラスにもおすすめ!
お盆の時期に昔から続く習慣を、わかりやすい表現で伝えられています。
3. 子どもが楽しめる 盆踊り の曲
最後に、保育園・幼稚園の夏祭りにおすすめしたい 盆踊り の曲をご紹介します。
★『月夜のポンチャラリン』
「ポンチャラリン」というかわいい言葉に合わせて、
ぴょんぴょん跳んだり回ったりする 盆踊り ♪
★『エビカニクス音頭』
子ども達に大人気の体操曲『エビカニクス』が 盆踊り に!
エビやカニのポーズを入れながら可愛く踊れます♪
★『もったいないばあさん音頭』
絵本『もったいないばあさん』がテーマの 盆踊り 。
普段から絵本を読んでいたら、ぜひ取り入れてみて下さい♪
いかがでしたか?
今回は、保育に役立つ豆知識をお伝えするシリーズとして、
『 盆踊り 』についてご紹介しました。
由来や意味について子ども達に伝えるのは、
少し難しい場合もあるかもしれません。
しかし、保育の中で日本の伝統的な行事や習慣を子ども達に伝えていくことは、
とても大切だと感じます。
今は色々な家庭の状況があるので、
家庭では経験しないような行事、習慣もあるでしょう。
だからこそ、保育を通して色々な知識や情報を伝えたり、
子ども達が実際に体験したりすることで、
子ども達の感性を豊かにし、興味関心を広げていけるのだと思います。
ぜひ、保育の参考にしてみて下さいね♪
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