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【保育】お散歩で 交通ルール を伝えよう~子どもへの伝え方や引率時の注意点

交通ルール
今回のテーマは『 交通ルール 』。保育の中で子ども達に 交通ルール を伝えるには、お散歩に出掛けた時がチャンスなんです!どんな 交通ルール を伝えれば良いか、どんな風に伝えれば良いかなどをまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい♪
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1. 保育中のお散歩で 交通ルール を伝えよう

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは、保育のお散歩中に伝えたい『 交通ルール 』について。
 交通ルール を子どもに伝えていくのはとても重要で、
一人で道路を歩くようになる就学前には身に付けさせておきたいもの。
乳児クラスの時から、わかりやすく繰り返し 交通ルール を伝えていくことが大切です。
 交通ルール を伝えていくには、保育中のお散歩はとてもいい機会。
今回は、保育の中で 交通ルール を伝えていく時のポイントをご紹介します。

2. どんな 交通ルール を伝える?

まず、子どもに伝える必要がある 交通ルール はどのようなものか、
確認していきましょう。
子どもに伝えるポイント
・道路の歩き方
・信号の意味
・道路の渡り方

◆道路の歩き方

道路を歩く時は、歩道(路側帯)を歩くことが 交通ルール の基本です。
原則、歩行者は右側通行ですが、
道路の状況によっては左側にしか歩道がない場合もあります。
そういった時は、安全のため『歩道を歩くことが優先』です。
歩道(路側帯)が一切ない場合は、右側の端を歩きます。
また、子ども達には横に広がらず列になって前を見て歩くよう促しましょう。

◆信号の意味

信号の意味「赤・とまれ」「黄・ちゅうい」「青・すすめ」を子ども達に繰り返し伝えましょう。
自動車用の信号、歩行者用の信号の違いも伝える必要があります。
特に、歩行者用の信号機が「渡る前に点滅し始めた時はそのまま渡らず止まる」ことも 交通ルール の一つとして伝えておきましょう。

◆道路の渡り方

道路を渡る時、横断歩道のある道路であれば必ず横断歩道を渡るのが 交通ルール 。
横断歩道を渡る前には、必ず一度立ち止まり
左右を確認する習慣をつけましょう。
左右の確認は、ただ左右を見るのではなく、
車や自転車は来ていないかを確認する意味があることを子ども達にも伝えます。
左右の確認は、歩行者信号の有無に関わらず毎回行う習慣を付けることが大切です。
また、道路を渡る時は手を上げて渡りましょう。
手を上げることで、「道路を渡ります」という意思表示になると共に、
背の低い子ども達でもドライバーに気付かれやすくなります。

3. 交通ルール を子どもにわかりやすく伝えるには?

 交通ルール を子ども達に伝えるには、
お散歩などに出て実際にその状況で説明することが一番効果的です。
例えば、
「線(路側帯)の中に入って歩こうね」
「向こう側の道に行くにはあのシマシマになっている横断歩道を渡るよ」
「四角の信号が青になったら渡ろうね」
など、言葉の説明とあわせて指さしなどで実際に示しながら伝えていきます。
お散歩では、園外に出ることで子ども達の気分も解放的になりやすいので、
毎回同じことを繰り返し伝えることが大切です。
お散歩の他にも、普段の保育の中で 交通ルール を効果的に伝える方法があります。
【クイズ】
 交通ルール をクイズ形式で伝えてみましょう。
絵やパネルシアターなどを使って○×クイズにするのがおすすめです♪
【絵本】
 交通ルール がテーマになっている絵本もあります。
お散歩の前後で読み聞かせをするのも効果的ですね。
『おさんぽの おやくそくだもの』
きだにやすのり 作/わたなべあや 絵  あかね書房
かわいいくだものさん達が、くだもの公園までお散歩に出掛けます。
優しい雰囲気で 交通ルール を教えてくれるお役立ち絵本です♪

参考:子どもの本のあかね書房 『おさんぽの おやくそくだもの』 きだにやすのり 作/わたなべあや 絵

4. 交通ルール の他にお散歩で保育士が注意すること

子ども達に伝える 交通ルール の内容や伝え方などをご紹介してきましたが、
最後にお散歩で保育士が注意するべきことを確認しましょう。
・子どもの模範となるように
待つときは安全な場所
・他の人への配慮
保育士がきちんと 交通ルール を守ることで、
子ども達も真似をしようとします。
子ども達に 交通ルール を伝える立場として、模範となるような行動を心掛けましょう。
また、信号待ちなどをする時はできるだけ列をコンパクトにまとめ、
可能であれば道路から一歩離れた場所で待機するとより安全です。
そして、道路を歩く他の人にも迷惑が掛からないよう、
常に目を配り、挨拶お礼をすることもマナーの一つ。
 交通ルール と同じく、マナーも徐々に伝えていけると良いですね。
いかがでしたか?
今回は、保育のお散歩中に伝えたい『 交通ルール 』についてご紹介しました。
子ども達の引率は色々な配慮が必要なため大変だと思いますが、
周囲にアンテナを張って『安全第一』を心掛けましょう。
交通ルール
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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