近年、 IT を使った保育が注目されていますね。今回は IT をうまく保育の中に取り入れて保育の幅を広げようという記事になっております。前回の記事の「ICT保育」は、 IT を活用して保育を便利にするという内容でした。ぜひ合わせてご覧ください。
1. 日常の IT ってどんなものがある?
前回の記事では、ICT保育を導入して保育を円滑に進めよう!という記事を書きました。
今回は実際に保育に取り入れてみようという記事になっております!
改めて IT とはなんなのかと申しますと、
IT は「Information Technology」の略で、日本語に訳すと「情報技術」になります。
情報(データのようなもの)を通信によってやり取りする技術、と覚えていれば大丈夫です!
実際にこの記事を見ているということは、この記事という「情報」をPCやスマホなどで通信して受け取っている、ということになります。
なので、知らず知らずのうちに皆さんも IT を使用しているんですね!
2. 保育に使う IT
日常では IT がたくさんあふれていますが、保育の中ではどうでしょうか?
保育では、自然に触れ合うことや様々な経験を積ませる保育が望ましいとされています。
しかし、現代では IT は切っても切り離せないもの。
子どもたちが IT に触れるのも良い経験になるのではないでしょうか。
なので、保育の中に入れるにはどのようにするか、いくつかまとめてみました!
【実はこんなものも IT保育】
運動会や朝の体操などで、音楽に合わせて踊ったりしますよね。
実はこれも IT保育の一種と言っても過言ではありません!
最近ではスマホなどで音楽を流したりしますよね。
前述した通り、情報(音楽)をスマホなどで通信しているのでこれも IT保育だと言えます!
どちらかと言うと保育の中に入れるというより入ってくるイメージですね^^
【 IT はこんな使い方もある!】
音楽をかける、のような使い方ですとイマイチ使っている感が出ないですね笑
ではもっと直接的な導入の仕方になりますと、
絵本や紙芝居を見せるという使い方もできます!
紙にも良さはありますが、電子の良さは経年劣化しないことや、ビリビリに破かれないことです!
さらに大きな画面に出力すれば、うしろの方にいる子どもに見えやすくなったりと、紙では出来ないことも可能になります。
他には、クイズなども出来ると思います。
例えば保育に合わせた画像を用意して、なんの写真か当てるゲームを導入として使うのも楽しそうですね^^
使い方は無限大なので、いいアイデアがありましたら、保育に取り入れてみてくださいね。
他にもまだまだたくさんあると思うので、「こんなのもあるよー!」という方は私にも教えてくださいね!笑
【 IT機器を使う際にあたっての注意点】
IT機器を使うにあたって注意点がいくつかあります。
一番注意しなければならないのは「機器の損傷」です。
例えば電源ケーブルの銅線がはみ出ていると、それをさわった子が感電する危険性があります。
スマホの充電器などはそこまで電圧が高いわけではないので多少ピリピリっとくるくらいですが、
電圧が高いものはとても危険です。
さらに銅線がはみでたものを放置し続けると、ホコリに着火し火事の危険性があります。
損傷してなくても電源プラグにホコリが溜まると火事になる危険性があるので、電源まわりの掃除は出来るだけ念入りにキレイにしましょう。
掃除と一緒にケーブルの状態を見ておくのも大事ですね。
また、絶対に子どもたちだけで触らせないようにしましょう。
必ず子どもが触るときは先生と一緒という約束を最初にしましょう。
もしタブレット端末を取り合いになって落として壊れたりしますし、壊れた画面を触って液晶に指が刺さることがあれば一大事です。
絶対に先生が管理しましょう。
3. IT保育をもっと身近に
いかがでしたでしょうか?
IT機器を導入するとなると難しそうだなという印象があるかもしれません。
しかし、導入自体は簡単だと思いますし、普段スマホなど使っていれば、その延長だと思えば簡単にできます!
ちょっと取り入れるのに抵抗があるかたも、身近なところから IT を取り入れて保育に活かしてみませんか?
子ども達の視点も変わって、新鮮な保育ができるかもしれませんよ!
IT機器を使った保育がメインになることは幼児期において考えられませんが、保育を便利にしてくれることは間違いないでしょう。