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【保育】 懇談会 で何話す?内容や気を付けるポイントを簡単解説♪

懇談会
保育に役立つ!保育園・幼稚園の『 懇談会 』について取り上げます。 懇談会 ではどんなことを話せば良いかわからない、気を付けた方が良いポイントを知りたい…という方は必見!話す内容やポイントを 懇談会 の前にチェックしておきましょう♪
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1. 保育園の 懇談会 では何を話せばいいの?

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは、保育園・幼稚園の『 懇談会 』について。
保育園や幼稚園では、
一年の中で定期的に 懇談会 を設けている場合が多いと思います。
 懇談会 ってどんなことを話せばいいの?
緊張しそうで上手くしゃべれるか心配…
そんな方へ向けて今回は、保育園・幼稚園の 懇談会 で話す内容のポイントや、
その他に気を付けた方が良いことなどをまとめてお伝えします!

2. 懇談会 の開催にはどんな意味がある?

保育園・幼稚園の 懇談会 、
そもそもなぜ開催するのでしょうか。
私の考える『 懇談会 』の意味は、
子どもの成長を保育者とクラスの保護者が一緒に振り返り共有する
だと思っています。
日頃それぞれの子どもの成長を、
お互いに違った側面(園側、家庭側)から見ていて、お互いに知らない姿があるはず。
子ども達の色々な姿を振り返り、
「こんなことができるようになりましたね。」
「こんな姿が可愛らしいですよね。」
などと、一緒に共有することができるのが 懇談会 です。
また、保護者同士でクラスのお友達の姿を知ることができたり、
保護者間のつながりができたりすることも 懇談会 の良いところだと感じます。

3. 懇談会 では何を話す?内容の一例

 懇談会 は、子どもの成長を振り返り共有する場とお伝えしました。
では、具体的に 懇談会 でどのような内容を話せば良いでしょうか?
 懇談会 で話す内容の一例
家庭での様子を聞く
今現在の姿とこれからの姿
・成長に応じた援助ポイント
連絡事項
 懇談会 の構成としては、
保育者側が話す時間と、保護者側が話す時間両方を入れると良いでしょう。
人数が多い場合は時間の関係で難しいこともあると思いますが、
家庭での『わが子の最近一番かわいいと感じた瞬間』『わが子のすごいと感じるところ』など何かテーマを決めておき、
一言ずつでも良いので保護者の話す機会を作れると良いですね。
保護者にも発言してもらうことで、より 懇談会 の意義が深まり、
場の緊張感もほどけていくと思います。
保育者側から主に話すのは、クラスの子ども達の今現在の姿これから予想される姿
ポイントとしては、情緒面生活面(食事、着替え、排泄、午睡)、遊び友達との関わりなどのくくりで、
具体的なエピソードを混ぜながら話していくのがおすすめです。
具体的なエピソードがあると、
聞いている保護者としてもイメージが湧きやすく、
クスクスッと笑いがこぼれたりして緊張感が和むポイントにもなります。
また、子ども達の姿に合わせて、
園でどのような援助をしているのかポイントを伝えていきましょう。
成長に合わせて「今はこんな援助をしていますよ」という具体的な方法を伝えると、
保護者側も安心を感じたり、
家庭での援助の参考にしたりすることもできると思います。

4. 他にもある!こんなことに気を付けよう

 懇談会 では、話す内容の他に気をつけた方が良いことがいくつかあります。
・時間配分
 懇談会 は限られた時間の中で、色々な話をしていかなければなりません。
ですから、時間配分はとても大切。
保育者側のみが話すのであれば調整しやすいのですが、
保護者の話す時間を取る時は、一人当たり1~2分など人数によってある程度時間を読んでおく必要があります。
おすすめは、最初に保護者の話す時間を設け、
残りの時間を保育者側で調整しながら話すというものです。
保護者側の話が長くなりすぎると、保育者側の話す時間が取れなくなるので、
人数が多い場合などはあらかじめ、
「時間に限りがあるので、お一人1分程でお願いいたします。」などと話しておくのも良いでしょう。
・座席配置
座席を配置する時も気を付けるポイントがあります。
まずは、時計の位置。
保育者の正面に時計が来るように位置を設定しましょう。
そうすれば保育者はいつでも時計が見えるので、
時間配分も確認しやすくなります。
それから、保護者の席はできるだけお互いに顔が見えるような配置にするのが良いでしょう。
円形に配置すると全員の顔が見渡せるのでおすすめです。
いかがでしたか?
今回は、保育園・幼稚園の『 懇談会 』について取り上げました。
 懇談会 は、たくさんの保護者の前で話さなくてはいけないので、
とても緊張すると思います。
上手く話せるか不安…という方は、事前にたくさん原稿を読んで練習しましょう。
私はよくお風呂に入りながらブツブツと話して練習していました。
声に出して練習すると、声のトーンや言い回しなども意識できるのでおすすめですよ!
ぜひ、参考にしてみて下さいね♪
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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