保育士 を辞めたい。そんな気持ちを持ちながら、日々の保育を行っている 保育士さんもいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、年度が変わる3月までは頑張らなければと無理をしていませんか? 今回は、年度途中に辞めてしまうことのメリット・デメリットについてお伝えします。
1. 保育士 を辞めたいと思ったら年度途中でも辞められる?
結論から言うと年度途中でも「辞められます」
出産など、どうしても年度途中で辞めなければならない場合を除き、自己都合で年度途中に辞めてしまうことはご法度のような雰囲気がありませんか?
保育士 も、他の職業同様2週間前までに退職意思を伝え辞めることは可能です。
しかし、私達が日々向き合っているのは子どもたち。信頼している先生がある日突然いなくなってしまったら・・・
そんなことを想像すると、年度途中に辞めてしまうことに二の足を踏んでしまうのは事実です。
2. 年度途中で辞めるメリット・デメリット
【メリット】
・悩みから解放される
体調を崩してしまったり、精神的に不安定になってしまうなど自分の意志ではどうしようもできない状況に陥ってしまった時、年度途中で辞めることで自分への負担を減らすことが出来ます。
我慢せずに自分を1番に考え行動することができるという点はメリットではないでしょうか?
・スキルアップできる
1つの園にとどまらず、他の園に転職することで自分自身のスキルアップにもつながります。
しかし転職活動をする際に、年度途中で辞める理由が自分勝手な理由であれば転職活動もスムーズに進めることが難しくなってしまうため、円満退職できるように心がけましょう。
【デメリット】
・子どもたちに影響がでてしまう
例え複数担任であったとしても、大好きな先生が急にいなくなってしまったり、別の先生に代わってしまったら子どもたちは混乱します。
退職や転職などの言葉の意味を理解することができない子どもたちにとっては、悲しい出来事になってしまうでしょう。
・保護者からの信頼がなくなる
出産や家族の転勤などやむを得ない退職を除き、年度途中での退職に不信感を持つ保護者も少なくありません。
それが、話しやすく特に頼りにしていた担任の先生であればなおさらです。
退職理由を詮索する保護者もでてくるでしょう。
その反応が大きいほど、保護者や子どもたちの信頼や期待が大きかった証拠で、あなたが頑張ってきた証です。
・行事計画に影響がでる
年間で行事計画を立てている保育園。 保育士 の人数を加味して準備計画を立てますよね。
運動会や発表会など大きな行事になればなおさらです。
それが、いるはずだった 保育士 がいないとなれば、準備計画の立て直しや 保育士 への負担が増えるなど影響もでてしまいます。
3. 辞めると決まったらやりたいこと
円滑に退職することが決まったら、その園で働いた 保育士 としてやっておきたいことがあります。
・引継ぎをしっかりとする
自分が担当していた仕事についてまとめ、後任の 保育士 にしっかりと情報を共有しましょう。
子ども一人ひとりについて、注意するべき点やアレルギーの有無、関わり方の注意点などをまとめましょう。
また保護者との関わり方や家庭環境などの共有も必要です。
書類などの保管場所なども伝えておくと親切です。
・子どもや保護者に伝える
担当していた子どもたちに辞めることを伝えましょう。難しい言葉では、理解しにくい場合もあるので子どもたちにわかりやすい言葉で伝えるようにしましょう。
また保護者へ伝える際は、これまでの感謝も共に伝え後任の 保育士 が活動しやすい環境をつくりましょう。
年度途中での退職はメリットもデメリットも多いと思います。
1歩踏み出したことで自分も周りもよりよい環境になっていくと良いですね。
おすすめ記事はこちら!!