保育園の園庭にはたのしい遊具がたくさん!でも注意をしないと大きな ケガ にもつながります。今回の記事では保育園で起こりやすい ケガ の原因と対策(園庭編)を看護師視点でお伝えします。 ケガ の対策をして、子ども達が園庭でたのしく遊べるようにしましょうね。
1. 保育園での ケガ の原因は?
保育園の園庭にはおもしろそうな遊具やおもちゃがたくさん!
子ども達も園庭で遊ぶことをたのしみにしているのではないでしょうか。
ですが、園庭の遊具の遊び方に注意をしないと大きなケガにつながります。
まずは、園庭での ケガ の原因について看護師視点でお伝えします。
園庭での ケガ の原因
・子どもは握力が弱い
・子どもの筋力が未熟
・大人よりも視野がせまい
・大人が予想しないような動きをする
・見守りをする保育士が不足している
・園庭におもちゃなどが落ちている
・くつのサイズが合っていない
・遊具がぬれている
などが考えられます。
子ども達も自分が遊びたい遊具やおもちゃにまっしぐら!
園庭で遊ぶときは、見守りの強化と保育士さんの配置の工夫がとても大事です。
また、子どもの握力や筋力は未熟。
そのため、走っているときに転びやすく、遊具からも落ちるリスクが高くなります。
子ども達が安全に外遊びできるように遊具がぬれていないか、まわりに危ないものが落ちていないか確認をしておきましょうね。
2. 保育園で起こりやすい ケガ の対策
保育園の園庭で起こりやすい ケガ の原因と対策を理解しておきましょう!
大きな ケガ の予防に役立ちますよ。
【遊具から落ちる】
高さのある滑り台や、動いているブランコから落ちてしまうと大きな ケガ につながります。
子どもの握力や筋力は弱いので、遊具で遊ぶ前には「しっかり握ろうね。」や「棒をつかみながら登ろうね。」と声掛けをしてあげましょうね。
また、くつのサイズが合っていない場合も、 ケガ の原因になるので保護者に伝えて新しいくつを準備してもらいましょう。
【遊具にぶつかる】
子ども達は外遊びがたのしみで、遊びたいものに向かって猛ダッシュ!
子どもの視野は大人よりもせまいので、まわりにある遊具や柱に気が付かないこともあります。
走っている勢いで遊具にぶつかってしまうと、とてもキケンです。
遊具の近くで保育士さんがしっかりと見守り、「ゆっくり歩こうね。」と声掛けをしましょう。
【子ども同士でぶつかる】
滑り台の下に子どもがいて、滑っていた子どもとぶつかってしまった。
ブランコに乗っている子どもと、順番待ちをしている子どもがぶつかってしまった。
なんてことはありませんか?
子ども達は、「ここにいると危ない!」という距離感がうまくつかめません。
保育士さんが子ども達を誘導して、安全な場所でお友達と距離をとって待つように伝えましょうね。
【モノにつまずいて転ぶ】
子どもは筋力が未熟で、ちょっとした障がい物でもつまずきやすく転びやすいです。
おもちゃが落ちていたり、段差があると ケガ の原因になります。
園庭で遊ぶ前に、保育士さんが危ないものはないか確認をしてから、子ども達を遊ばせましょうね。
子ども達にも、遊んだあとのお片付けをしっかりとするよう、協力してもらいましょう!
保育室だけでなく、園庭の環境整備も ケガ の予防には大切です。
3. ケガ の対策をして園庭でたのしく遊ぼう!
保育園で、子ども達がのびのびと遊んでいる姿はとてもほほえましいですよね。
園庭ではできるだけ、思いっきり走らせてあげたい!
でも、子ども達が大きな ケガ をしてしまうのはとても悲しいことです。
外遊びをする前に、子ども達とルールの再確認をしておきましょうね。
また、園庭は広い分、保育士さんの見守りや配置がとても大事!
限られた人数の保育士さんで、たくさんの子ども達をみていくのは本当に大変なこと。
保育士さん同士、協力をしながら ケガ の対策をしてほしいと思います。
子ども達がたのしく外遊びができるように見守っていきましょうね。